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2020年8月 7日 (金)

アイコンタクト

服従訓練(オビディエンス)競技において、脚側時に犬の顔があがっていることはある意味必須です。
もちろん、顔があがってなくてもハンドラーの指示をしっかり聞いている犬は沢山います。
犬の耳が向いている方向を見れば、ハンドラーに意識を向けているのかどうか確認することもできます。

一方ハンドラーは犬に顔は向けていません。
ハンドラーの姿勢はニュートラルに前を向いていることが基本です。
体を向ければボディシグナル(体符)として減点されます。

つまり、犬たちはハンドラーを視線があっていなくても作業をこなしていくわけです。
ハンドラーが自分を見てくれないからと不安になっていては自信を持って作業することはできないので、そういう練習をきちんと重ねていきます。

普段から「アイコンタクトが大事」と言われていながら、実際競技ではアイコンタクトなど必要ないなら、アイコンタクトを強化する必要などないのではと思われそうですが、「アイコンタクト」はハンドラーに意識を向けるきっかけとして習慣にしておきたい基本行動です。

子犬のアイコンタクトを強化することは、ハンドラーに関心を向けることで、ハンドラーの話を聞きやすくする基礎作りになります。
ハンドラーの話は指示ばかりではありません。
一緒に遊んだり、散歩に行くお誘いかもしれないし、ごはんのお知らせかもしれません。
ハンドラーの存在を感じていられるようになれば、いつも目が合っていなくても、自然にハンドラーの言葉が耳に入ってきます。
逆にいつもハンドラーと目を合わせようとすれば、お互い疲れてしまいます。

コミュニケーションが上手に取れるようになるきっかけとして、アイコンタクトを習慣にしてあげましょう。

今日の見習いの朝練。
少しずつ顔があがって作業ができるようになってきたので、次は私がそれを信頼してニュートラルな姿勢がとれるように練習していかなければいけませんね。

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