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2020年8月

2020年8月31日 (月)

パピートレーニング:フード以外のご褒美

今月半ばから我が家に滞在中の子犬。
最初は全く寄せ付けなかった見習いが、10日ほど経ってから態度がガラッと変わり、いいお兄さんを演じています。
一方、パピーレッスンではいつも模範的にアシストしてくれているアシスタントの方は、さすがにもう子犬はいいわと言わんばかりに、自分からは寄っていきません。
私も無理強いはしません。

さて、この子犬、初めは私の手からフードを食べることが出来なかったのが、3日目からようやく手からも食べられるようになりました。
しかし、1
週間目辺りからハンストのように、ごはんの時間になるとドッグフードをボイコットしはじめました。
トリーツとして一粒ずつ渡すと食べるのに、食器に入れて渡すとなかなか口をつけませんでした。

小型犬は食に対して貪欲でない子も多いですし、キャパシティ自体も小さいので、そのあたりも難しいところですが、体重は増えているので、焦らず様子を見ていたところ、2週目辺りから完食するようになりました。

わが家の犬たちとの同伴散歩で楽しそうについて来るようになってから、食欲が出てきたようにも見えます。


家の中でのハウストレーニング、トイレトレーニング、リコールトレーニングなどに加えて、おもちゃを使って咥えたり、持って来たりというゲームも楽しそうにやっていますが、今の時点ではフードの価値はあまり高くないようです。

特に散歩中は相変わらず気になるものが沢山あって、フードどころではありませんが、逆に散歩が楽しくて仕方ないこの子犬には、敢えてフードを使わなくても、呼べば一生懸命戻ってきてくれるので、言葉とボディタッチで沢山褒めています。

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もう少し食べることにどん欲になってきたら、タイミングよくトリーツをあげたいところですが、食べることに時間のかかる現状ではまだまだフード以外のご褒美を多用していきます。

これからどんどん変わっていくでしょうが、このテンションを維持したままオーナーさんにお渡ししたいところですね。

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2020年8月30日 (日)

犬と会話できるようになる

昨日「犬と遊ぶ」ことで、お互いの距離が少し縮まる話を書きました。
共通の話題があると、人間同士も距離が縮まりますから、一緒に遊べることは大事なことだと思います。

先月からレッスンをしていたMさん。
ご家族にMさんとの会話の方法をいろいろご提案したところ、話が通じるようになってきたとのこと。
嬉しいことです。

犬の考えていることを全てわかろうとすることは恐らく人間である以上限界があります。
しかし、人間の勝手な思い込みでなく、犬の目線で考えてみようとすると、見方は少しずつ変わって、犬と話が通じやすくなってくるのです。

「なんで噛みつくの?」
「なんで言うこと聞いてくれないの?」
という、被害者的発想でなく、何がそこまで犬を追い詰めてしまったのか、こちら側のお願いしたいことがうまく伝わっていないのではないか見直して見る必要があるかもしれません。

私はいわゆる訓練士(ドッグトレーナー)ですが、トレーニングのインストラクターとして、飼い主さんに犬との会話の手助けをするのが大きな仕事です。

ご家族みんなでMさんとのコミュニケーションに努力して下さったおかげで、Mさんの行動がガラッと変わったそうです。

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お嬢さんに呼ばれて振り返り、

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呼ばれなくても、リードの反対側に飼い主さんがいることを意識し、

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目標はお互いを尊重しあえる関係。

愛犬との暮らしは日々の積み重ねです。
出来ることを少しずつ増やして自信を付けて行くことは犬も人も同じ。

根気よく、会話の努力を続けていって欲しいですね。

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2020年8月29日 (土)

犬と遊ぶ

様々な物を受け入れやすい時期の子犬は、好奇心満載で人間にもすぐなつきますが、その時期を過ぎてから人間との関りを知った犬は、人間に親しみを感じるようになるまでは時間がかかります。
さらに、環境が変われば、その変化についていくにも時間を要します。

犬は生まれながら人間に懐く本能を持っているわけではないので、野犬に近い状態で保護された犬たちが、保護当時から尻尾をフリフリ人間の元に走ってくる可能性は極めて低いと言えるでしょう。

しかし、少しずつ犬のペースやスペースを尊重しながら距離感を縮めていくことはできます。
押しつけにならず、犬が自分から行動したくなる環境を作ってあげると、その距離が速く縮まることもあります。

前回カウンセリングで伺ったKさん。
今まで他の犬とばかり遊んでいたそうですが、最近は飼い主さんとボールで遊ぶ楽しさを知ったそうです。

今日は引っ張りっこ遊びの導入。

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引っ張りっこは犬の追いかけたくなる本能をくすぐってあげると、付き合ってくれるようになります。

無理強いせず、犬がその気になるのを気長に待ってあげることも大事ですね。

帰りにシッティングに寄ったお宅では、Sさんが「待ってたわよ。」と言わんばかりに、ボールを咥えて持ってきてくれました。

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人間が楽しい遊び相手とわかってくれると、話も通じやすいかもしれませんね。


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2020年8月28日 (金)

ドッグダンス:ハンドラーを見る意味

服従訓練などでは、犬はハンドラーの横にぴったりくっついて、顔を上げてハンドラーの方を見るように教えていきます。
※顔を上げ過ぎて、首とキ甲の角度が90土未満の場合は、健康上よろしくないというようにFCIオビディエンスの規定書には書かれているので注意が必要です。

ハンドラーは前を見ているので、アイコンタクトを取っているのではありませんが、少なくともハンドラーと反対の方向を見ていることはありません。
ハンドラーと反対側にはハンドラー以外の様々な刺激対象物があるわけで、競技会場では隣のリンクでアジリティやフライボールをやっていることもあります。
そんな刺激的なところでよそ見をしていたら、恐らくハンドラーの声は聞こえづらくなるでしょう。

もちろん、作業犬の中には、ハンドラーを見ることなく、指示された作業をこなす犬たちがいます。
牧羊犬、狩猟犬、鼻を使った作業を行う麻薬探知犬や足跡追及作業がそうです。

しかし、オビディエンスやドッグダンスなど、一体となって動く作業においては、作業内容が多岐にわたることもあり、一瞬でも指示を聞き逃してしまうと、そのあとが繋がらなくなってしまうので、常にハンドラーに意識を向けていて欲しいところ。
そういう場合は、遠隔作業でない限り、ハンドラーを見る、あるいはよそ見をしない習慣をつけてあげることが必要になります。

ヒールポジションにいるときにだけハンドラーを見上げているのではなく、最初の一歩から二歩、三歩と増えていっても、ハンドラーに意識を向ける練習をしなければ、犬の集中は持続できません。
精度を上げようとすれば、細かいパーツを確実に出来るようにしていかないと、なかなか犬にはわかりづらいものです。
一歩できたから、当然それからずっとこっちを見ていると思わないで、二歩目、三歩目と持続して集中することを教えていきます。

今日のドッグダンスのプライベートレッスンでは、ヒールポジションではハンドラーを見ているのに、歩き始めるとふら~っと離れてしまう生徒さんの一歩目、二歩目の練習。
きちんと教えてあげないと、なかなか犬には伝わりませんね。


やはり顔を向けていてくれると、集中はとりやすいですね。
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2020年8月27日 (木)

子犬の初散歩

今日はパピーレッスンのMさんの初散歩でした。

おうちの中で、呼び戻しやリードを着ける練習も済ませ、とりあえず座るといいことがあるということを学習しているMさんが初めて自分の足で地面を踏みました。

とりあえず今日はご自宅前のエントランス部分と人通りの少ない道路のみを、好奇心を持って自分の足で歩いてもらうことが目標でしたが、思った以上に落ち着いていて、腰も引けていませんが、耳はあっちこっちの音にとても敏感に反応しています。

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自分から先を歩いていくほどでしたが、地面やら植木やら気になるものばかりで、その都度立ち止まっていました。
それでも周りを見回す余裕のあるときに声をかけると、走って戻ってきてくれました。

近くに幹線道路が通っているため、車の騒音が大きくなりそうになると、立ち止まって来るのを躊躇していました。

これから少しずつ馴らしていきます。
馴れたら馴れたでグイグイ先を行く子になるかもしれません。
目標は飼い主さんを意識しながら、安全にお散歩が出来るようになること。

居住エリアによって求められるものも違ってきます。
このあたりの公園は犬の立ち入りが禁止されているそうなので、お散歩の範囲は限られてしまいそうですが、どこにでもお出かけできるように、経験値があげてあげたいですね。

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2020年8月26日 (水)

子犬の食餌

「フードジプシー」という言葉は、最近あまり聞かなくなったように思いますが、恐らく「フードジプシー」になっている人はいるのではないでしょうか。

その発端は、犬がごはんを食べなくなったから。

幸い我が家の犬たちはご飯を食べないと困ったことが一度もありません。
出されたものは残さず全部食べてくれるほど食い意地のはった犬たちばかりです。

一度だけ、先代のクリスが食べなくなったことがありました。
しかしトッピングを変えると普通に食べ、また翌日は食べない。
そんなことを数日続けたことで、病気を疑い受診したところ、子宮蓄膿症の疑いということで、悪化する前に手術することになりました。

ところが、体調不良でなくても、犬がごはんを食べなくなることはよくあるようです。
まぁ、人間だって毎日同じものを食べていたら飽きてしまう。
犬も当然同じだと思います。
だからと言って、毎日日替わり手作りご飯を用意してあげられる家庭ばかりではありません。

また、食べ終わるまでずっとフードボウルを出しっぱなしにしているおうちがあります。
「そのうち食べるから大丈夫」と言われますが、犬にとっては食べたいときにいつでも食べられるという気持ちがあり、食べるものへの執着が薄れます。
わが家で預かった別の犬も、日常的にフードを置きっぱなしにされていたので、ごはんの時間になっても一粒一粒ボウルから取っては外に落として遊び食いをし、すぐ席を立っていました。
あいにく我が家でそのような状態になると、他の犬たちが食べないとも限らないので、さげざるを得ませんでした。
すると翌日からはみんなと一緒に食べるように。
ただ、自宅に帰るとまた同じように遊び食いが始まったというので、犬はちゃんと環境に順応できるということですね。

もちろんフードローテーションはあっても構わないと思います。
素材をいろいろ変えることで、いろいろな食材に内臓を馴らすこともある意味必要です。
毎回同じ素材ばかりだと、ちょっと違ったものを食べただけでお腹を壊さないとも限りません。

幸い現アシスタントは何でも食べてくれるので、一応体に合ったフードにトッピングを変えたり、試供品のフードを混ぜたりといろいろやっていますが、見習いは小さいころからお腹が弱かったので、食べ物が変わるたびに下痢をしていて、成長期に一時かなり体重が落ちてしまいました。
その後腸の状態も安定し、今はお腹も丈夫になってきましたが、なるべく決まったフードでローテーションしています。

さて、預かりのNさん。
パピー用フードにミルクをかけて食べてもらっていますが、我が家に来て3日目ぐらいにハンスト。
特に何か変わったことがあったわけでもなく、トリーツとしてもフードしか与えていないので、他の美味しいものを知っているわけでもありません。

成犬であれば、一日二日食べなくたってどうってことないので、我が家では特にフードは変えません。
しかし、子犬なのでちょっと考えてしまいました。
なぜ食べないのか。
トリーツのように水気が無い時はポリポリ食べるので、ミルクを入れないでやってみたり、コングに詰めて、クレートの中に入れてみるとか。
いずれにしても、しばらく待っても食べなければ下げる方針は変えませんでした。
そしてもひとつは、お腹を空かせる方法として、夕方の散歩の距離を伸ばしてみました。

結果は完食。
家の中でいろいろ遊んでいるだけでは、やはり運動量が足りていなかったようです。

当分トリーツもフードのままです。
ごはんをがっつくほど食べられるようになったら、トレーニングのトリーツのレベルがあがるかもしれません。

ずっと昔、ハスキーを飼っていた頃、同じハスキー仲間の女の子がすぐフードに飽きてしまい、お父さんが毎回フードを買い替えるという話をしていました。
当時何度かシッティングにお伺いし、食餌の支度をしましたが、その子は案の定なかなか食べず、途中で遊び食いが始まってしまうため、なかなか帰れなかったことがありました。

愛犬が美味しそうにご飯を食べる姿を見たいと思う気持ちはみなさん持っていらっしゃることでしょう。
でも、ちょっと間違えると、ごはんづくりにあまり時間をかけてやれないお宅はご飯の時間がお互い苦痛になってしまうかもしれません。

うまく工夫して対応できるといいですね。


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2020年8月25日 (火)

ラリーオビディエンスレッスン

今日はWCRLラリーオビディエンスの不定期レッスン日でした。
来月ラリーオビディエンストライアルが開催されるため、その練習を兼ねたコース練習も行いました。

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ラリーオビディエンスは、競技中愛犬を褒めたり励ましたり出来るオビディエンス競技です。
課目によってはその都度ご褒美のトリーツを与えることもできることから、始めやすいオビディエンス競技と言えるでしょう。

大きくレベルは123の三つに分かれ、レベル1においては、リードを付けた状態で作業が進められ、レベル2以降は遠隔作業が入ってくるので、ノーリードで行います。

競技中声をかけられたり、ご褒美があげられると言っても、それぞれの作業の精度はもちろん大切です。

ハンドラーのキューに対する反応性や作業の正確性はきちんと教えてあげたいですね。

ラリーオビディエンスのレッスンは月に一度の定期レッスンと、希望者が集まった時の不定期レッスンがあります。
レッスンは横浜市内の施設を利用して行っています。
ご興味がおありでしたら、info@wanbywan.comまでお気軽にお問合せください。

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2020年8月24日 (月)

個々の犬のペースに合わせて

今日の午前中は新しく保護犬を迎えたお宅のカウンセリングでした。

以前から単犬種(ボーダー・コリー)レスキューのお手伝いに少し関わっていることもあり、保護犬の里親さんになられる方のお宅には何度かお伺いしています。

ボーダー・コリーの場合、元々人に飼われていた子なので、ある意味人慣れしています。
もちろん、元の飼主さんとの信頼関係が壊れて放棄された犬もいるので、フレンドリーであるかどうかは別としてです。
しかし、ミックス(雑種)の場合、野犬だったり、野犬の子だったりと、人間との関わりの薄い子もいます。
そういった犬たちと仲良くなるには時間がかかります。

こちらから能動的に関わると引いてしまったり、逃げてしまったりする子もいます。
相手がこちらに興味を持ってくれるのを待つことが大事。
当然、そのレベルでは食べ物には興味を示してくれないこともあります。

人間も、今置かれている状況が不確かな(不安を感じるような)場合、何かを食べたいという欲求は、身の安全を図ろうとする欲求には勝てません。

今いる場所が安全な場所だとわかれば、少しずつ心を開いてくれるので、忍耐強く待ってあげましょう。

子犬のように積極的に挨拶しに来てくれる子ではありませんでしたが、飼い主さんとのお話の後半には、そばでまったり寝てくれるほど。

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少しずつ経験値を増やしていきましょう。

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2020年8月23日 (日)

アテンションを取るメリット

愛犬はあなたのことを気にしてくれますか?

子犬の頃はまるでストーカーのように後ろをついてきてくれた愛犬も、外に出るようになると、周囲の様々な物に気を取られて、いつしか飼い主のことを忘れてしまうなんてことも出てきます。

気になるものに目を向けてくれるのはかまいませんが、リードの反対側にいる飼い主のことはそっちのけで、どんどん刺激物に向かって行くようになってはちょっと困りものです。

ということで、今日のプライベートレッスンでは、おうちの中からディストラクション対策の練習をしてみました。
ディストラクションは私です。
オヤツを持っている可能性が高いこのおばさんの横を素通り出来るようになるには少し飼い主さんのサポートが必要です。

U
ターン時に必ずこちらに顔を向けてしまうMさん。
そこで、Uターン直前にMさんに声をかけていただくことに。

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202008232

気持ちが完全に対象物にいってしまう前に声をかけてアテンションを取ることで、飼い主さんの声も聞こえやすくなるうえに、対象物に突撃するのも防げます。

リードを引くことなく、Mさんが自発的に戻っています。

まずは刺激の少ない場所で練習を繰り返してみましょう。


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2020年8月22日 (土)

犬同士の挨拶

今日はNちゃんの社会化を兼ねて、犬が苦手なMさんの犬慣れ練習。

N
ちゃんが今までどういう環境にいたのか情報がないので、どの程度の社会化がされているかは不明です。
わが家に来てから、大きな犬たちと会い、好き放題にしているとちょっと叱られることも学んでいます。
しかし、まだよその犬と挨拶を交わしたことはありません。

一方Mさんは、どちらかと言うと人間の方が大好きですが、元々お散歩が苦手なので、よその犬に会うことはほとんどないため、犬を見ると緊張します。
しかし、お散歩はいろいろな面から見ても必要なので、行っていただくようにしたところ、当然他の犬に遭遇する機会が増えて、少しストレスになっているようです。

とりあえず、クレートに入れたNちゃんを床に置いてMさんだけをハウスから出すと、やはりMさんは遠巻きにしながら吠えます。
外から人が入ってくるというだけで警戒心で吠えるので、私とNちゃんがいるだけでも最初は少々興奮気味。

しばらくMさんと遊び、少し落ち着いたところで、初めてNちゃんをクレートから出してみました。
N
ちゃんは、初めての場所なので、多少腰が引けながらもあちこち歩きまわれています。
しかし、当然のことながらフードが食べられるほどのレベルではありません。

二頭の様子を見ていると、最初は視線を合わせないようにしていました。
M
さんも、子犬にどう対応していいのかわからない様子です。

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そのうち、隙を見てそっとお互いのお尻の匂いを確認し、以降もお互いからむことなく、勝手におもちゃで遊んだり、人の傍に寄っていったりしながら、同じ時間を共有することができました。

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犬同士の挨拶についてはいろいろな考え方があります。
犬と出会うたびに、「ご挨拶」と言って犬を寄せていく人もいます。
犬好きな犬は当然いるわけで、愛想よく、出会った犬と挨拶をして遊ぼうとするケースはよくあります。
いわゆる「ウチの子大丈夫ですから。」というタイプです。

しかし、一方では、Mさんのように犬を見るだけで緊張してしまうタイプの子もいます。
緊張しているとき、相手が立ち去ってくれればホッとしますし、向かってこられるとどうしていいかわからず、吠えてしまったり、空噛みしようとしてしまうこともあります。

つまり、相手があることなので、「ウチの子」ではなく「相手のワンちゃん」の様子を確認することが必要ですね。

わが家の犬たち、基本的には挨拶はさせません。
アシスタントも見習いも、犬より人の方が好きなので、敢えて友達を作ろうとは思っていないようです。
必ず飼い主さんに挨拶に行ってしまいます。
もちろん、小さいころから知っている犬たちとは挨拶出来ますが、見習いは相手がオスのときは、しばらくぶりに会うとやはり緊張してしまうので、3秒ルールではありませんが、「こんにちは。」「それじゃぁまた。」というのが程よい関係が保てます。

いずれにしても、犬が周りにいるのは当たり前の世の中なので、気にせずスルー出来るのが一番。
そのためには、犬の気持ちがいつもフラットでいられるような社会化が必要ですね。


🍀2020年9月4日~6日
3Days イベント申し込み締め切りは本日8月22日です。
残席わずか。
詳細はこちら👇
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/06/post-6d5890.html

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2020年8月21日 (金)

ドッグダンスレッスン:パーツを繋げてシークエンスに。

今日は等々力に移転したDogLifeDesignさんでのプライベートレッスン二コマ。

ひとつ目は、長く通ってくださっているRくん。
シニア犬ということもあり、ドッグダンスをやりながら、脳を活性化してあげたいということで、特にルーティンづくりなどは考えず、様々なムーヴやトリックに取り組んでいただいています。

気が付けば、いろいろな動きが出来るようになったので、今日はそれぞれのパーツを繋げたシークエンスの練習をしていただきました。

左右と足間のポジションとポジションチェンジ、バックアラウンドとハンドラー足に前足を乗せるトリックを組み合わせて、一連の流れの練習を初めてやっていただきました。

ポジションチェンジも、止まっておこなうのと動きながら行うのは勝手が違います。
そんなところも合わせてチャレンジしていただきました。

202008212_20200821211201

二コマ目は今回初参加のFさん。

年齢の割にはとても活発な男の子です。
集中力もあります。
左のヒールウォークも上手に出来ます。
そこで、右のヒールポジションの練習からスタートです。

202008213

どちらかというと、犬はハンドラーの片側を歩くことが多いのですが、体のバランスをよくするためにも、左右両側を歩けるようにしてあげるといいので、是非この際右側のヒールポジションをマスターしていただくことにしました。

ドッグダンスのおもしろさをこれから少しずつお伝えできればと思います。

🍀2020年9月4日~6日
3Days イベント申し込み締め切りは明日
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2020年8月20日 (木)

子犬の好奇心と警戒心

子犬の成長過程には、好奇心満載で、なんでも受けいれやすい時期と、警戒心が出てきて、馴れるのに時間がかかる時期とがあります。
一般に言われている「社会化期」はなんでも受け入れやすい時期になるべく多くの体験(経験)をさせて、将来人間社会の中で生きやすくさせてあげようという大切な期間です。
もちろん、社会化期の期間を過ぎてしまったからと言って社会化が出来ないわけではなく、たとえ社会化期が過ぎたとしても、更に社会化を強化してあげないと、ますます警戒心が強くなってしまう可能性があります。

好奇心が旺盛な時に、多くの経験をさせたい。
ある意味人間の子育てに近いのですが、好奇心が旺盛だからと、全てを自分で確認させなければいけないということではありません。
子犬にとって危なくないものは、例え最初は腰が引けていても、自力で近づいて確認させる時間をとってあげることが大事ですが、近寄って危ないもの、あるいはやって欲しくないことなどは、止めることが飼い主のお仕事です。

例えば、見習いはチビの頃、家の近所に急に現れたカバー付きの大型バイクを見てフリーズ。
腰が引けている中、しばらくどうするか待っていたら、自分で近寄って匂いを嗅いで、翌日からは気にしなくなりました。

危険度は飼い主の考え方や、子犬の種類(大型犬か小型犬か)によっても異なるで、それぞれに合わせた対応が必要ですが、ある意味危険ではなくても、子犬の取る行動によっては危険になることもあります。
例えば、地面に落ちている小石。
犬なら食べられるものとそうでないものの区別は出来るだろうと思われがちですが、意外と楽しんで口の中で転がしているうちに食べてしまったり、「あっ!」と言った瞬間に、ごくっと呑み込んでしまうケースもあります。
飼主がおおごとにしないで、素通りしてしまえば、犬も大して面白くないと思ってくれる場合もありますが、なかなか思い通りにいかないこともあります。

家の中でも同様です。
何気なく床に落ちている毛玉や、ドッグベッドについているファスナー。
大して気にしないでいると、いつの間にかカミカミして食べてしまったり、壊してしまったり。
「あ~ぁ。」となる前に、それより楽しいものを提案することで、エスカレートを防げるかもしれません。

もちろん、家の中では、当然子犬の口や手の届くところに危険なものを置かないことが鉄則ですが、道端にはいろいろなものが落ちています。
タバコの吸い殻、殺鼠剤、人間の食べ物や焼き鳥の串など、目の離せないものが沢山あります。
子犬育ては目が離せませんね。

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今日の散歩で、Nちゃんは地面のシミやら車、玄関前を掃除する人などなど、いろいろ気になるものがありました。

🍀2020年9月4日~6日
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2020年8月19日 (水)

ドッグダンスオンライングループレッスン

昨日は定期クラスのオンラインレッスン日でした。
さすがにこの時期日中の移動は犬には酷なので、オンラインにしました。

現在このクラではドッグダンスの基本の動きを学んでいただきながら、ルーティンづくりも始めていただいています。
基本とはヒールポジション、ヒールウォーク、後退歩行や簡単なトリックなどです。
最終的には誘導の手を少しずつ減らし、ハンドシグナルもなるべく無くしていくのが目標です。

同時に、好きな曲を選んでいただき、どんな動きを組み込んでいくのか、それぞれのパーツをどう繋げていくのか、そんなことも学んでいただいています。

今日の基本の動きは「前進」の導入と進め方について。

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アプローチの方法は様々ですが、その犬に合った方法を選んで進めていきます。

ルーティンの完成が楽しみですね。


🍀2020年9月4日~6日
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2020年8月18日 (火)

犬種の意味

犬には様々なブリード(種類)があります。
当然のことながら、それぞれ犬種によって特性が異なります。
なぜなら、長い歴史の中で、人間がそれぞれ目的にあわせた選択交配を行って、その特性を際立たせたからです。

目的とは、作業犬としての能力に特化されていることが多いですが、愛玩犬として、人間の膝の上にいることを求められた犬種もあります。

いずれにしても、犬種においては、その特性が遺伝子に組み込まれていることはある程度予測できるでしょう。

しかしながら、異なる純血種を交配させて生まれるミックス犬もいます。
一時は、「ハイブリッド」とか「デザイナーズドッグ」と言われていた犬たちです。
もちろん、確固たる目的を持って、異犬種の交配を行っているブリーダーもいます。
ナショナルケネルクラブには登録できなくても、その犬の気質や健康面を考えて、真摯に向き合っているブリーダーもいます。
彼らは、その新しい犬種を継続するために、多くの努力を惜しみません。
つまり一代限りの繁殖ではないのです。

余談ですが、日本の場合、住宅事情も加味されて、「小さくすると売れる」と考えられ、どんどん極小化している犬種もあります。
もちろん、そういったサイズの犬たちは、各犬種のスタンダードからは外れてしまうだけでなく、健康面での心配も出てきます。
例えば、あまりに小さすぎて、自力で固形の食餌が摂れなかったり、骨があまりにも華奢になり過ぎて、ちょっとぶつかっただけでも簡単に骨折してしまうといったことが起きています。
このような状態で、果たして「犬(canine)」らしい生活が送れるのでしょうか。
もちろん、極小化された犬として販売されたのに、中には「先祖かえり」と言われるように、元々のサイズにまで育つ犬もいます。
そのような犬に対して、失敗作のようなレッテルを貼るブリーダーもいるようです。


さて、明確な意図を持ってなされた交配であったとしても、作出される犬たちが計画通りにいかない可能性があることが否めないのに、ましてや、一代限りで交配されてできてしまったミックス犬がどのような特性を持っているかをはかり知ることは難しいでしょう。

「犬種図鑑」には各犬種についての特性やトレーニングのしやすさなども併記されています。
目の前にいるその犬が、人とコミュニケーションを取ることを好む犬なのか、どちらかと言えば独立心旺盛で、我が道を行くタイプなのか、そういうことを全て白紙にして向き合うことは、プロにとっては面白いことですが、一般の飼主さんにはちょっと大変かも知れませんね。

さて、まだまだ我が家の滞在期間が続くNさん。
最近少し地が見えてきました。
ちなみに、この子はミックスです。
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毎日が駆け引きです。

🍀2020年9月4日~6日
3Days イベント申し込み締め切りは8月22日
残席わずか。
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2020年8月17日 (月)

ドッグダンスレッスン:カウントを取る

先日のドッグダンスレッスンは課題曲に合わせてムーヴやポジションチェンジ、トリックを入れる練習。
参加犬のレベルに合わせたポジションの数や、ポジションチェンジのバリエーションおよび方向変換や単独バックステップを組み込んで1分程度の短いルーティンを作っていただきました。

ドッグダンスはヒールワークトゥミュージックとフリースタイルというカテゴリーに大きく分けることが出来ます。
フリースタイルでは、犬にとって危険でないムーヴであればどんな動きも取りれられますし、ヒールポジションを使う必要はありませんが、さまざまなムーヴのスタート地点を伝えるにはポジションを使うことが犬にとってわかりやすいものです。
なぜなら、ハンドラーから2メートル離れた場所からバックするというような動きを教えるには、ヒールポジションを教えるよりとても時間がかかるうえに、犬にとってはわかりづらいからです。

もちろん最初から最後まで遠隔作業ができるレベルの犬であれば、ハンドラーとの位置関係はさほど必要ないかもしれませんが、それぐらいのレベルになるにはかなり時間がかかかるでしょう。

いずれにしても、基本のヒールポジションやポジションチェンジ、ムーヴとムーヴのつなぎ方はドッグダンスの基礎でもあるので、そのあたりを遠隔のトリックも混ぜながら練習していただきました。

久しぶりのレッスンだった犬たちには、多少リマインドに時間がかかったようですが、猛暑続きの中、犬たちは頑張って動いていました。

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練習量は裏切らないので、暑い日はおうちの中でも出来る練習をコツコツやっていきましょう。

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イベントの締め切りは今週土曜日

9月に予定している、ドッグダンス練習会、リハーサルショウおよびラリーオビディエンストライアルのお申込み締切は今週土曜日(822日)です。

ドッグダンス練習会:多少残あり
リハーサルショウ:残4枠
ラリーオビディエンストライアル:残枠あり


イベントの詳細はこちら👇をご覧ください。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/06/post-6d5890.html

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2020年8月16日 (日)

パピートレーニング:怖いものは突然やってくる

夕方のパピーNさん散歩。
公園の広場でロングリードをつけて、場慣らしの練習。

呼び戻しには大分反応してくれるようになりました。
周りの状況が気になるのは当然のことですが、その中でも一生懸命人の話をきいてくれていました。

202008171

ところが、尻尾をあげて楽しそうに動いているとき、珍しく(普段はそんなタイプのバイクはほとんど通らない通り)爆音を上げながらバイクが数台が10メートルほど離れた道を走り抜けていきました。

それを聞いたNさん、固まりました。
楽しそうな尻尾は一気にダウン。

202008172

こればかりは、いくら環境設定していても、予測できない部分でしたが、さすがにトリーツも口に出来ないほど。

これからも沢山怖いものに遭遇することがあるでしょうが、それをどう受け止めるかが今後の犬生にも影響を及ぼしてくるので、軽く見ることはできません。
だからと言って、大げさに「大丈夫よ~、怖くないわよ~。」と言うのも、逆にその言葉で怖いこととリンク付けされる可能性があるので、特別にしないことが大事ですね。

🍀2020年9月4日~6日
3Days イベントの申し込み受付中。
残席わずか。
詳細はこちら👇
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/06/post-6d5890.html

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2020年8月15日 (土)

パピーレッスン:初散歩

今日はNさんの初散歩。
とは言え、あまりにも暑さが厳しいので、アシスタントたちの練習場まで抱いて行き、そこで初めて地面におろしてみました。

昨日家の中でハーネスとリーシュを付けて馴らしておいたので、ハーネスも嫌がらず、初めて地面に下りても固まることなくついてきてくれました。

202008152

その後レッスンに同行してくれたNさん、レッスン場の初対面の人にも愛想を振りまき、レッスン中は夕べコングに入れて凍らせた一食分のごはんを静かに完食。

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帰りに寄った公園では、初めての草の上での初トイレ。

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警戒心は多少あるものの、好奇心旺盛。
この先どうなるか楽しみですね。


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2020年8月14日 (金)

パピーレッスン:代替品を用意する

昨日のブログでコングを2つ使った「交換ゲーム」について書きました。

「交換ゲーム」はある意味代替品を用意して、ひとつのものに執着しないようにさせることです。
これはおもちゃに限ったことではありません。
例えば、噛んで欲しくないものに気持ちがいってしまい、なかなか放してくれないときに、無理矢理放させるのではなく、代りの物を差し出すことで、応じてくれることもあります。

例えば、甘噛み。
個人的には、甘えの噛みに関しては特にやめさせようとはしないのですが、おもちゃと同じ感覚で一生懸命噛んでくれる時は、本気で噛んでもいいものを代わりに渡すようにしています。

今回まだお散歩に出られないパピーさんに、家の中でリーシュをつけてみたところ、案の定目の前で揺れるリーシュの誘惑に負けて噛み始めました。
とりあえずリーシュが付いていることに馴れて欲しいので、付けたままおもちゃで遊ぶことに。

202008151

最初は気にもしなかったおもちゃですが、動かしているうちに少しずつ興味が湧いてきて、本気で引っ張りっこに付き合ってくれました。

一緒に遊べる特別なおもちゃに出来るように、終わったら片づけました。
果たして明日も遊んでくれるでしょうか。

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2020年8月13日 (木)

パピートレーニング:無理矢理とりあげない

パピートレーニングに行くと「あるある」のお困りごとに、タオルや靴下など、洗濯籠や落ちている物を拾って逃げてしまい、なかなか放してくれないというのがあります。
逃げて放してくれないだけでなく、取ろうとすると唸ったり噛んだりするということもあります。

犬にとって、咥えた獲物は大事なもの。
誰かがそれを欲しがると、ますますその価値があがり、手放したくなくなります。
人間でもよくありますよね。

もちろん、食べ物やお気に入りのおもちゃなど、本当にその犬が死守したいものもありますが、今回は所有欲というより、ゲームにしたくなる犬の話です。

タオルや靴下は日々違うものが落ちているわけで、特に死守したいものではないのに、急に価値があがるのは、みんなが欲しそうにしているからです。

そこで、ひとつの方法としては、拾われてしまったら、興味がなくなるまで放っておくというのがあります。
ただ、放っておくと場合によっては破壊されてしまったり、食べられてしまったりすることがあるので、そういう場合は、もっといいものと交換するという方法があります。
それは、時に美味しい食べ物であったり、お気に入りのおもちゃであったりします。

しかし、それでもなかなか手放してくれないときがあります。
犬は賢いので、こちらの様子を見ながら行動しています。
逃げれば追いかけてくれるとわかっているのです。

もう一つの方法としては、犬が反射的に放す環境を作ってあげるというものです。

ハウス(クレート)トレーニングをしている犬は、ハウスに入ることを楽しいことと認識しています。
そこで、咥えているときに「ハウス」と声をかけると、ポロっと口から落としてハウスに飛び込むことがあります。

咥えてハウスに飛び込む可能性もありますが、ハウスに飛び込むとオヤツがもらえるとわかっている犬は口が開きやすくなります。

もちろん、「出せ」や「ちょうだい」で咥えているものを放すことを教えるという方法もあります。

無理に取り上げるとむきになることもあるので、状況に合わせて工夫しながら対処してみましょう。

今日のレッスンのMさん。
パピーさんではありませんが、彼女は大好きなコングに執着して、なかなか放してくれません。
もちろん、一人遊びを楽しんでいるのはいいことなのですが、トリーツを入れてあげようとしたり、投げて遊ぼうと思っても、全然渡してくれませんでした。

そこで持ってきてくれたらおやつをあげたり、

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同じコングで交換しながら投げて取ってきてもらうことをゲームにしました。

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それでも、放したくないときは無理せず、一人遊びさせてあげます。

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かまって欲しくなれば自分から持ってきてくれるので、そうなったらまた投げてあげます。
無理に取ろうとすると、すぐに咥えて走って逃げます。
Mさんが来てくれるのを待ちます。
追いかけたらMさんのペースで、エンドレスになってしまいます。
すばしっこいMさんを捕まえられる人はいませんから。


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2020年8月12日 (水)

パピーレッスン:子犬に休息は大事

子犬がやってくると、ついついかまってしまいますが、本来犬に必要な睡眠時間は17時間程度と言われて、子犬にはそれ以上の睡眠時間が必要です。
まさに「寝る子は育つ」というところ。

しかし、人間も同じですが、質のいい睡眠をとるためには、適度な疲労感が必要です。
クレートに入れっぱなしでは、ストレスが溜まり、余計な興奮が残ってしまいます。
逆にフリーにしっぱなしでは、常に人の動きが気になって休まる時間がありません。

ということで、適度な刺激を受け、楽しく遊び、人との親和性を深め、ゆっくり休むということが子犬には不可欠です。

さて、今日のパピーレッスン、Mさんはおうちの中でオンリーシュに馴れる練習でした。

大好きなフードをもらいつつ、褒められ、楽しく歩くことを強化していきたいところですが、ときおり不自由さ感じて、顔がちょっと不満げ。

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それでも、楽しく遊びながらレッスンが終わると、

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この時間に、レッスン中に学んだことが記憶に刻まれていくはず。

しっかり休ませてあげましょう。


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2020年8月11日 (火)

ドッグトレーニング:良い経験を沢山積む

犬は人間の予期しないところで報酬をもらって、知らないうちにその行動が強化されていることが沢山あります。

例えば、人間の食事中、いつも食べこぼしをする人が家族にいると、食事中フリーになっている家庭の犬たちは、食べこぼしをする人の傍に寝そべって離れないということがあります。
教えたわけでもないのに、ちゃんとそこで待っている。
知らない人間は、「あらお利口さんね。」と思っていますが、犬は「ここにいればいいことがある。」と学習しただけ。

さて、日常的によくあるのが、リードの引っ張り。
なぜ引っ張るか。
引っ張れば行きたいところにいけるから。

しかし、大型犬に引っ張られて体を壊す女性は結構います。
男性は力があるので、引っ張られ感があまりないことから、犬は引っ張ればリードの反対側の人間がどこまでもついて来ると思っているとなかなか引っ張り癖はなおりません。

そこで引っ張っても飼主は付いてこないと教えてあげることも大事です。
行きたい方向に行くにはどうすればいいのか。
あるいは、外的刺激よりももっといいものが他にあるのではないか。

そんなことを犬に学習してもらうことで、ちょっとした行動にも変化が出ます。

酷暑の東京、陽が傾いた頃プライベートレッスンで頑張ってくれたFくん。

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ディストラクションが少ないところから少しずつ良い経験を積む練習はじめました。

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2020年8月10日 (月)

オンとオフ

先日ブログで、犬たちには落ち着くことを覚えて欲しいと書きました。
それは、元気がなく、動かない犬と言う意味ではなく、オンとオフのメリハリを持って欲しいという意味です。

わが家では20年以上ボーダー・コリーが続いていますが、それ以前に飼っていたコリーやハスキーと違い、彼らは日常的によく動く犬たちです。

しかし、こちらがかまわなければ、自分たちで寝床に戻り、昼寝をしたりくつろいだりすることができます。
つまり、自分と関係が無いことはいちいち気にせず、傍観していることができるということです。
そして、一緒に遊ぶときや勉強するときスイッチをオンにします。

それは家の中だけでなく、外に出ても同じことです。
多くの環境刺激に対して、いつもリアクションしているというのは、犬にとってはとても疲れることです。

例えば、道行く他の犬やジョギングをする人、横をすり抜けていく自転車、バイクの騒音などなど、自分に関係の無いことはスルーしてもらえると、人も犬も落ち着いて散歩ができるというもの。

気になるものがあると、犬は「吠える」という行動にでることがよくあります。
スルー出来ずに必死で対象物に自分の気持ちをぶつけている状態です。
その理由は様々で、警戒のアラートだったり、そっちへ行きたいという要求や興奮だったりします。
しかしながら、家に不審者が入ってきたときや、道端で知らない人に急に声をかけられたり、あるいは犬友と一緒に遊んでいるときでなければ、出来れば「吠える」行動は出ない方が、犬のストレスを軽減させることができます。

「犬は吠えるものだよ。」と広い心で見守ってくださる人もいますが、仕事以外でのべつまくなしに吠えていれば犬も休まりません。

そこで、できるだけ吠える状況を作らないようにドッグトレーニングをおこなっていきます。
環境設定で吠えるシチュエーションを減らすことも出来るし、犬へのアプローチの仕方によって、吠えることを違う行動に変えることもできます。

「吠え」に対して「ノー」と言って犬がすぐにわかってくれればいいのですが、問題の元は「吠え」と言う行動だけに特化して直すことはできないので、「吠え」の原因もふくめ、その犬の行動全般から見直していくことが必要になることもあります。

カウンセリングにお邪魔したGさん。
最初は大興奮で吠えていましたが、ハウスを活用したり、ちょっとトレーニングでコミュニケーションをはかったりしたところ、最後はこの状態に。

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自ら落ち着いていることを選択したGさん。
頭を使って多少疲れたのでしょうが、何か学んでくれていると嬉しいですね。

昨日のMさんも、数回のショートセッションの後はお気に入りのベッドで寝ることもでき、トイレもミスなく済ませられました。

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日に日に成長していく子犬たちを見るのは楽しいですね。


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2020年8月 9日 (日)

犬との生活:話が通じるようになると、関係性も変わってきます。

子犬と暮らし始めると、初めから話が通じるとは限りません。
犬のことばと人間のことばはもともと違うので、それをわかったうえで意思の疎通をはかる努力をしなければ、なかなかコミュニケーションは取れるようにはなりません。

カウンセリングでお伺いした時は、うまくコミュニケーションが取れていなかったので、時折噛まれたりして、ちょっと距離があったお嬢さんが、レッスンを始めてからMさんに噛まれなくなったと聞きました。

コミュニケーションの取り方のコツがわかってきたので、意思の疎通がとりやすくなり、Mさんも噛む必要がなくなったからでした。

お嬢さんがMさんに「オスワリ」や「お手」をお願いしてやってもらえるようになったそうです。

今日はそんなMさんとの遊び方も見せてもらいました。

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前回私が遊んでいるのを見て、本気でMさんと遊んでくれています。

レッスン後半はリードを持って一緒に歩く練習も。

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愛犬と積極的に関わってくださるお子さんを見るのは嬉しいですね。


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2020年8月 8日 (土)

お願いしたいのはリラックスすること。

ドッグトレーニングと言うと、犬に新しい行動を教えることだけと思われがちです。
それは、「オスワリ」だったり、一緒に歩くことだったりしますが、実を言うと、一番覚えて欲しいのは、落ち着いていること。
つまりリラックスしていること。

簡単そうで実はこれが一番難しいかもしれません。

競技に出る犬であっても、興奮しすぎていたら本領が発揮できないかもしれません。
リラックスすることで、ハンドラーの話も聞こえるようになってくるはず。

ということで、日常生活においても、出来るだけリラックスして欲しいと思うのですが、いろいろと気になるものがあるとなかなかリラックスできないのが現状。

おうちの中であれば、まったりくつろげても、外に出るとなかなかそうはいきません。
そこで、出来るだけ気になるものを減らし、落ち着ける時間を増やしてあげるようにお手伝いしているのですが、今日のプライベートレッスンのSくん、何回目かのプライベートレッスンで、初めて自分から伏せられるようになりました。
今日のレッスンでは、誰も「フセ」という言葉は使っていません。

S君にとって気になるものが見えなくなった時、初めて伏せの体勢をとってくれたのです。

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気になるものはまだまだ沢山あるのですが、少しずつ「般化」しながら、いちいち気にしなくてもいいと教えていくことが大事ですね。

「フセ」は服従の姿勢ではありません。
リラックス出来れば、「フセ」から「休め」の姿勢に変わることもできます

気になるもの(怖いものや興奮させるもの)があると、犬たちもなかなかリラックスできません。
いつも神経をとがらしていなくてもいいんだよと、教えてあげたいですね



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2020年8月 7日 (金)

アイコンタクト

服従訓練(オビディエンス)競技において、脚側時に犬の顔があがっていることはある意味必須です。
もちろん、顔があがってなくてもハンドラーの指示をしっかり聞いている犬は沢山います。
犬の耳が向いている方向を見れば、ハンドラーに意識を向けているのかどうか確認することもできます。

一方ハンドラーは犬に顔は向けていません。
ハンドラーの姿勢はニュートラルに前を向いていることが基本です。
体を向ければボディシグナル(体符)として減点されます。

つまり、犬たちはハンドラーを視線があっていなくても作業をこなしていくわけです。
ハンドラーが自分を見てくれないからと不安になっていては自信を持って作業することはできないので、そういう練習をきちんと重ねていきます。

普段から「アイコンタクトが大事」と言われていながら、実際競技ではアイコンタクトなど必要ないなら、アイコンタクトを強化する必要などないのではと思われそうですが、「アイコンタクト」はハンドラーに意識を向けるきっかけとして習慣にしておきたい基本行動です。

子犬のアイコンタクトを強化することは、ハンドラーに関心を向けることで、ハンドラーの話を聞きやすくする基礎作りになります。
ハンドラーの話は指示ばかりではありません。
一緒に遊んだり、散歩に行くお誘いかもしれないし、ごはんのお知らせかもしれません。
ハンドラーの存在を感じていられるようになれば、いつも目が合っていなくても、自然にハンドラーの言葉が耳に入ってきます。
逆にいつもハンドラーと目を合わせようとすれば、お互い疲れてしまいます。

コミュニケーションが上手に取れるようになるきっかけとして、アイコンタクトを習慣にしてあげましょう。

今日の見習いの朝練。
少しずつ顔があがって作業ができるようになってきたので、次は私がそれを信頼してニュートラルな姿勢がとれるように練習していかなければいけませんね。

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🍀 2020年9月4日~6日🍀
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2020年8月 6日 (木)

パピーレッスン

今日は4か月のパピーさんのカウンセリング。

子犬を迎えると、当然のことながら、あまりの可愛さについつい構いたくなるものです。
しかし、子犬には沢山の休息時間が必要です。
これから健康で大きくなるためには、動くだけでなく、休む時間も必要だからです。
体を動かすだけでなく、頭の運動も大切。
睡眠不足は人間の思考も妨げます。
犬も心身ともに健康であれば、多くのことを学んでいくことが出来ます。

よく食べ、よく遊び、よく寝ればストレスも軽減されるので、人間にとって好ましくない行動も出づらくなります。

今日初対面のおばさんと楽しそうに遊んでくれたMさん。
例に漏れず、何も言わなくてもニコニコ座ってくれました。

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いいことをしたらすかさずお口にフードが。
と言うより、無理矢理手からむしり取られるほどの食欲。

好奇心旺盛で、元気いっぱいのMさんに、少し落ち着く時間を持ってもらおうと、持って行ったKONGに液体状のトリーツを入れてあげたところ、夢中になってくれました。



そして最後はハウスでお昼寝。
ひとりでゆっくり寝る時間を大事にしてあげましょう。

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2020年8月 5日 (水)

ラリオビ定期レッスン

毎月第一水曜日はWCRL規定のラリーオビディエンスの定期レッスンです。

今回の主要課題は「後退歩行」。

ラリオビのエクセサイズには、ハンドラーのヒールポジションで一緒に後退するものと、ハンドラーと向かい合わせで犬が後退、ハンドラーが前進するものがあります。
どちらも簡単そうに見えて実は意外と難しいのです。

ヒールポジションであっても、犬が後退歩行に身体が馴れていないと上手に下がることは出来ません。
向かい合わせのフロントポジションの場合、「バック」と言ってしまうと、犬だけさっさと下がってしまう可能性があるので、こちらもフロントポジションを維持しながら動くことを教えていかなければいけません。
犬がどう理解しているかがポイントです。

その後はショートコースの体験。
レベル1はリード付き、レベル2はリード無し。

202008052

どちらも犬の集中力を上手にコントロールしなければ、ゴールできません。

9
6日は、山中湖のドッグリゾートワフにてラリーオビディエンストライアル開催予定です。

ただいま参加者募集中です。
詳細は下記をご確認ください。

 

🍀 202094日~6日🍀
3Days
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9月の3Daysイベント情報

94日、5日、6日に行われるWanByWan主催のイベントのお申込み状況です。

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9
4日:ドッグダンス練習会(アドバイスコメントあり):残席多少あり
9
5日:ドッグダンスリハーサルショウ:残席わずか
9月6日:ラリーオビディエンストライアル:参加者募集中

イベントの詳細につきましては☟をご確認ください。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/06/post-6d5890.html

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2020年8月 4日 (火)

ドッグダンス:バックステップの距離を伸ばすには

ドッグダンスのムーヴとしてよく使われる犬のバックステップ。
ハンドラーとのヒールポジションを維持したまま犬がバックステップをするだけでなく、犬だけが単独でバックステップを踏むこともあります。
そのためには、犬が自信を持って下がる練習が不可欠です。

ところが、最初の数歩は下がれても、その先がなかなか距離が伸びないというのが多くのフリースタイラーの悩みでもあります。

では、どうやって距離を伸ばしたらいいのでしょうか。

まず、犬がバックステップの動きに馴れていることを前提にお話ししましょう。
バックステップ自体の教え方からお話しすると、すご~く長くなってしまいます。
もし、バックステップの導入からお知りになりたい方はオンラインベーシック講座をおすすめします。
後肢の使い方から丁寧に指導させていただきます。

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さて、距離の伸ばし方ですが、「バック」のキューで2~3歩下がって止まってしまうと、ハンドラーはついつい「バック」を連呼して、もっと後ろに下げようとします。

確かに、言い続けていれば、恐らく犬は言われれば下がり、止まり、また言われて下がるという行動を繰り返していくでしょう。
しかし、本来「バック」と言われたら、次のキューが出されるまでは下がり続けなければいけません。
もちろん、競技会など、多くの環境刺激やストレスで集中が取りづらいときは何度か声をかけるのはかまいませんが、刺激の無い場所においては、「マテ」や「タッテ」あるいは「スピン」などの次の指示が出るまで下がり続けるのが「バック」です。
余計なシグナル(バーバルキューやハンドシグナル)を出し過ぎると犬はそれらが無いと出来なくなってしまいます。
そこで、とりあえず犬が止まってしまったら、犬に考える時間をあげます。

犬はそこで何を考えるのでしょう。
「1歩バックしたからもういいでしょ。」
「バックしたから、早くオヤツちょうだい。」
と思って止まった犬たちは、恐らく、
「なんでクリッカーがならないの?」
「なんでオヤツでないの?」
「アタシは何か間違えたかしら?」
と考えるでしょう。

そのとき、「もしかしたら、まだバックは続いていたのかしら。」と思った瞬間が「正解!」と教えてあげることが大事なのです。

もちろん、あまり膠着状態が続いてしまうときは「リセット」が必要になります。
犬の表情やボディシグナルを見ていると、考えているのか、もう頭がいっぱいなのかを見極めることが出来ます。

昨日DogLifeDesignさんでプライベートレッスンに参加してくれたPさん。
最初の20分近くは、この距離までしか下がれませんでした。

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もちろん、20分続けてやっていたわけではありません。
リセットや休憩を混ぜながら、Pさんが「もしかして?」と考えてくれるのを待っていたのです。

そして、何回目かの休憩時間が終わって頭がリセットされてからチャレンジしたところ、
一回の「バック」のキューで一度も止まることなくここまで下がれました。

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なかなか下がってくれないと、ついついハンドラーは余計な動きを入れてしまいますが、この時ハンドラーさんには言葉のキュー一回のみで、トリーツを持つ手も体の後ろにつけてもらい、余計な刺激を一切出さないでやってもらいました。

人も犬も忍耐と根気ですね。

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2020年8月 3日 (月)

環境設定の重要性

今日カウンセリングに伺ったPさん
どうしてもおトイレの失敗が無くならないとのこと。

子犬のトレーニングはすぐに覚える子と時間のかかる子がいます。
トイレに関しては、覚えの良し悪しだけでなく、個体の性格も関わってきます。
例えば、清潔好きな子と、全く頓着しない子。
周りをあまり気にしない子、神経質な子などなど様々です。

家の中のトイレを覚えること、外でもトイレが出来るようになること。
トイレに関するお悩みは簡単には解決できないこともあります。
環境によっても大きく変わります。


例えば「食糞」。

子犬時代(母犬との同居期間)に兄妹犬や自分の排せつ物が常に周りにある場合は、最初は気にしていなくても、暇になるとおもちゃにしたり、場合によっては口に運んだりする場合があります。
そうならないためには、排泄直後にすぐ片づける必要があります。

さて、Pさんの場合、先住犬(小型犬2頭)が使っているトイレが広いお宅にひとつだけ。
単頭飼いの場合であっても、お部屋が広い時はトイレの数を増やしてあげると失敗は減ります。
今回はさらに、先住犬がいることで、落ち着いてトイレに入れない可能性があります。

そこで、今日は先住犬にはちょっとハウスに入ってもらっている間に、Pさんがトイレに行きたくなるタイミングを見計らって、トイレスペースにいざなって、少し待ってあげたらさっと済ませてくれました。
おうちの方もびっくり。
私も久しぶりにびっくり。
大概は、トイレケージから出して欲しくて最初グズグズ言ったり、知らん顔されることもあるのですが、今回はあまりにも早くトイレを済ませてくれたので、トイレの意味がわかっていないわけではなかったことが証明されました。

賢いPさん。
最初はちょこちょこ跳びついてくれましたが、何もメリットがないとわかると、教えたわけでもないのにオスワリ。

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これから先が楽しみなパピーさんでした。

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2020年8月 2日 (日)

犬が満足できるように。

今日のレッスンは先週カウンセリングに伺ったMさん。
あの時の遊び方を実践していただいたところ、その後Mさんのストレスが減ったようで、要求行動が出なくなったそうです。

M
さんにとっては、ただかまって欲しくて出ていた行動ですが、「噛む」「吠える」などは人間にとっては好ましくない行動のひとつです。
人間は遊んであげているつもりでも、犬が楽しんでいるかどうかはわかりません。
犬が本当に楽しめたときは、満足してゆっくり休むこともできます。

楽しくないと、おもちゃを持って逃げてしまい、一人遊びが始まってしまうこともあります。

今日のMさん、ママと引っ張りっこを楽しんだ後、

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おもちゃを持ってお気に入りの場所に戻ったものの、また自分からママの元へ。

202008022

よほど引っ張りっこが楽しかったのでしょう。

だからと言って、この遊びがMさんにとって「最上級」ではありません。
外に行けば様々な刺激があり、大好きなおもちゃであっても、目もくれないこともあります。
おもちゃより食べ物が優先されることもあります。

M
さんの好ましい行動を強化するために、前回はフードを使いましたが、今日は出したフードを食べようとしなかったので、褒めた後フードを床に転がしたところ慌てて食べに行きました。
トリーツのデリバリー方法によって、トリーツの価値が変わることもあります。

犬とのコミュニケーションは難しいところもありますが、だからこそ、どうやったら伝わるだろうと考えるところも楽しいですね。


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2020年8月 1日 (土)

犬は犬なので。

「犬は犬」。
これは犬を蔑視しているわけではありません。
犬には多くの能力があり、それを100パーセント引き出せなくても、共同生活を送ってもらっている以上、ある程度は犬らしく生きる権利を保障してあげることが飼い主の役目でもあるということです。

何度も書いていますが、「かわいそうだから。」と犬を猫かわいがりして、過保護にしたり、犬のやりたいようにさせている人がいます。
「愛玩犬」のグループであれば、犬もある程度その生活に満足しているケースはあります。
しかし、自分の要求が通らなければ、何としてでも通そうと実力行使するタイプの犬もいます。
それが、ときに「問題行動」と言われます。


ある意味人間によって改良されてきた犬たちには、それぞれの特徴があります。
先日の動物番組では、細い道をUターンせず、バックで素早く戻って来るダックスフントが出ていました。
元々穴熊を捕るために改良された犬種なので、狭い穴に入っていくと、帰りもそのまま下がって戻る習性があるためと解説されていました。
当然穴熊を見つけたら飼い主に教えるために吠えるので、「吠えやすい犬種である」とも言っていました。

このように作業犬として改良されてきた犬にはそれぞれの犬種特性があります。
人間と一緒に暮らしているから持っている能力を出させない、あるいはその能力を消そうとするのはなかなか難しいですし、その反動で問題行動が出る可能性もあるので、どこかで、その能力を上手に使わせてあげることも大事です。

そしてそもそも動物なので、家の中に監禁しておくのは無理。
外の様々な刺激を感じさせてあげることで、脳も活性化されますし、社会化の観点からも不可欠です。

したがって、「小型犬なのでお散歩はいらない」というのはある意味ありえないですし、日常的にお散歩や外に連れ出さない犬を人間の都合の時だけ外に連れ出し、カフェでお茶を飲んでいる間落ち着いていなさいというのはあまりにも理不尽ですね。

甘やかすことなく、上から目線で命令するのでもなく、お互いを尊重しながら、楽しい協働生活を送っていくことが、長続きする秘訣かもしれません。

飼主も人間なので、病気になるときや、時間が無い時もあるでしょう。
熱があって外に出られないときでも、そばで癒してくれるのが話の通じる犬たちです。
そんなとき「散歩に連れて行かないと吠えてやる~。」というのでは、恐らく普段のコミュニケーションがうまく取れていないせいかもしれません。
「かわいそうだから無理しても行く。」というスタンスが取れる人はかまいませんが、無理して出かけて事故に遭ってもいけないので、そのあたり折り合いがうまくつくように、日ごろから上手にコミュニケーションが取れる関係作りをしていきたいですね。

今日のレッスンのMさん。
散歩が苦手で、レッスン当初はマンションのエントランスから動けませんでしたが、ご家族がMさんのペースに合わせつつ、根気よく待ってあげていたら、大分元気に歩けるようになってきました。
周りを見る余裕も少し出てきました。

202008011

でも、トリーツが食べられないときもあります。
リラックスしてお散歩出来るようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。

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