知ることは大事
最近SNS上で、子犬の画像や動画を多く目にします。
はっきり言って、目の毒です(笑)。
子犬の入手方法は様々ですが、ブリーダーさんによっては、あるいは、保護団体経由の場合は、避妊・去勢手術が義務付けられていることがあります。
犬の避妊と去勢については様々な考え方や価値観があります。
望まぬ妊娠を避けたり、疾患のリスクを軽減することが出来ることから、避妊や去勢を推奨する人は多く、早ければ早いほどいいとも言われています。
しかし、健康面を考えると、一概に早くすればいいというものではないようです。
身体的健康面では、ホルモンバランスと骨の発育の問題が取り上げられていますし、精神面では、早期の避妊手術による雌犬の攻撃性もデータとしてあがっていることが10年以上前に聴いたカンファレンスで取り上げられていました。
つまり、どちらにしてもリスクを伴うことに変わりはないわけです。
ただ、こうした情報を知っていて手術するのと、全く知らずに行うのではその後の様々な対処法も変わってきます。
わが家の場合、出産を経験した先代犬クリスは、7歳で至急蓄膿症を疑う症状が見られたため、手遅れになる前にと、元気なうちに避妊手術を受けました。
しかし、娘のニキーは避妊していなかったので、10歳前に乳腺腫瘍のため手術。
術後抗がん剤治療を行ってきましたが、一年後に肺への転移で旅立ちました。
また、メス犬二頭が未避妊ということもあり、息子犬ハンスは1歳になる前に去勢手術を行いました。
同居犬でかかってしまったという話も聞いていたので、そればかりはなんとしても避ける必要がありました。
何が正解か不正解かは誰にもわかりません。
さらに体が未発達な子犬に無理な動きをさせてはいけないということも、骨の発達段階データによって明らかになっています。
正しい情報が子犬の入手時にブリーダーさんなどから新しい家族に伝えられることはとても大事なことです。
わからないことがあれば、なんでも応えてくれるブリーダーさんから子犬が迎えられるといいですね。
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