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2020年7月 7日 (火)

ドッグダンス:トリックとトリックの間

ドッグダンスはトリックで出来ていると思っていらっしゃる方は少なくないかもしれませんが、トリックだけではブツ切りになってしまい、ダンスという言葉が表す流れるような動きを作ることは出来ません。

もちろんドッグダンスのカテゴリーの中には「フリースタイル」というのがあって、ソーシャルダンスのようにハンドラーとパートナー(犬)が常に密接に動くだけでなく、ミュージカルのようなストーリー性を表現することもできます。
でも、犬の動きがブツ切りだと見ていて違和感を感じてしまいます。

ブツ切りになるかならないかは構成の段階で修正することが出来ます。
例えばジャンプをさせた犬。
次の動きまでの間何をしていて欲しいのか伝えないと、跳んだあとウロウロしたり、ただそこにいるだけになってしまいます。
ただ、その場に立ちつくしているだけではブツ切れ。
でも、ちゃんと動かすことで流れが出てきます。

動かすということは、犬に次の目的地(ポジション)を示してあげたり、ムーヴのキューを出してあげること。
それによって、ブツ切りを避けるだけじゃなく、犬が次の動きに入りやすくなるというメリットもあります。

以前youtubeにあげた見習いに教えた「腕跳び」。
跳んだあと、どう動くのかをちゃんと伝えないと、「わかんないぞ!」と言われてしまうので、「アラウンド」のキューを入れています。
もちろん、犬がその一連の動きを覚えてしまえばいちいち言う必要はありませんが、マスターするまではサポートでキューを入れてあげるとわかりやすいでしょう。

ということで、先週からルーティンの構成に入った「火曜ドッグダンス世田谷クラス」のGくんは、腕跳びを頑張ってくれました。

202007071

若いので覚えるのが速い。
犬もハンドラーも若いっていいですね。


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