犬との生活:犬の水遊び
わが家の犬たちは、代々泳ぎが苦手で、先代の親子もなかなか水に入れませんでしたが、唯一息子犬ハンスが、西湖で行われたボーダーコリーのオフ会に参加した時、大好きなおもちゃを他の子に取られそうになって湖に飛び込み、以来泳ぎが大好きになったという経緯があります。
その後迎えた現アシスタントのニコルは、プールに初めて連れて行ったとき、大型犬に追いかけられてプールに落ちてからは大の水嫌いに。
泳げるんですが、自分からは決して入りません。
したがって、水遊びの弊害については、私自身ほとんど知識がなかったのですが、見習いVincentがやってきて、最初はちょっと尻込みしていたものの、おもちゃに釣られて飛び込んで泳ぐ楽しさを知ってしまってからは、川遊びに行っても、湖に行っても、全然水から上がって来ない犬になってしまいました。
しかし、川の水は夏でも非常に冷たく、長く使っていれば体温がどんどん下がっていきます。
そして最後は唇が真っ白になって、ブルブルと震えだす始末。
それでも自分からは決してあがろうとしないので、強制休憩。
また、プールで遊んでいるときは、おもちゃを投げなければ中には入らないのですが、投げればエンドレスに戻ってきません。
しかし、何かを咥えながら泳いでいれば当然口には水が入っていきます。
そこで注意しなければいけないのが、「水中毒」。
つまり、水分摂取量が多すぎて、血中ナトリウム濃度が薄まってしまうことによる中毒症状が起きてしまうわけです。
しかも、川や湖、プールなどで泳いでいるときに限りません。
犬によってはホースから噴き出る水しぶきを楽しそうにパクパクする犬たちもいます。
これもほどほどにしましょう。
楽しそうに遊んでいた犬が急変するということは少なからず起きうることです。
これからの季節、熱中症のみならず、水に関わる事故にも十分気をつけたいものですね。
今日生徒さんから、以前書いたブログの記事を見て、プール遊びは十分気をつけて楽しんでこられたと言われ、多少なりともお役に立てて良かったと思ったので、リマインドも含めてまた書いてしまいました。
しかし、こんなに暑いと、水遊び連れて行きたいですね。
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