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2020年7月20日 (月)

ドッグトレーニング:トリーツ漬けにはなりません。

行動を変えるためには、その犬にとってのご褒美を使いながら、繰り返し(強化)練習をすることが必要です。
そして、様々な場所で練習することで、その行動はさらに「般化」され、多少周りの環境が異なっても、出来る確率があがり(信頼性が高くなる)強固なものになっていきます。

すぐに行動が変わらなくても、諦めずに繰り返すことで、次第にその行動は習慣化(定着)していきます。
習慣化し、自然にその行動が出るようになれば、毎回トリーツをあげる必要はなくなります。

「ウチの子はオヤツ(トリーツ)がはずせない」とよく言われますが、トリーツをはずす練習がうまくいっていないからでしょう。
もうできるだろうと、トリーツをあげないことが続けば、次第にその行動は消されて行きます。
トリーツをあげ続ける練習と、トリーツを外す練習は犬の状態を観ながら行うことが大事です。
どうしてもうまくいかないときはプロに相談してみてくださいね。

先日のレッスンのS君。
練習を繰り返すことで、お散歩(外を歩くとき)、リードの反対側に飼い主さんがいるということの自覚が少しずつ増えて来ています。

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飼主さんをずっと見続けている必要はありませんが、飼い主さんの存在を忘れてしまうと、犬と飼い主さん双方の安全性が確保できません。
まずは飼い主さんがいることをちゃんと理解したうえで、好奇心を満たしてあげることも大切。

おうちの中ではお互いうまくいっているように感じても、一歩外に出ると、関係性が全く崩れてしまうこともあります。
最低限のルールを教えてあげれば、好奇心を満たしてあげる時間があってもいいのがお散歩です。


様々な環境刺激に弱いタイプの子は沢山います。
少しずつ、環境刺激に馴らしてあげることで、メンタル面の不安も解消させてあげることができるはずです。
無理せず(距離を取って)、ゆっくり続けていきましょう。

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