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2020年7月

2020年7月31日 (金)

犬も体つくりは大事

犬は動物だから運動神経が高いと思いがちですが、ネコほど上手に体を使っていないことは、最近の沢山見られる動画サイトなどの「犬の笑える行動」のようなものを見るとおわかりになるでしょう。
人間が思っているほどアスリートではないようです。

もちろん、元々運動神経が高い犬種や個体はいますが、全てではありません。
足も踏み外し、跳び越えたつもりでぶつかったり、着地に失敗して骨折したりと、意外と運動神経はよくありません。

わが家のボーダー・コリー、子犬の頃キッチンとの境目に置いていたゲートをよじ登ってキッチンに入って喜んでいた犬と、よじ登るのに失敗して骨折してしまった犬。
階段を降りるとき、足を踏み外して転がった犬など、ボーダー・コリーなのに・・と思われる行動を何度も見てきました。
犬だって目測を誤ることもあれば、運動神経抜群なわけでもないのです。

そこで、ドッグスポーツを志すハンドラーは、まず犬の体つくりから始めなければいけません。

例えばディスクドッグ。
最初から人間の身長ほどまで跳びあがってディスクをキャッチできる犬はそうそういません。
ディスクをキャッチする練習は低い位置から始めるとともに、体に負担にならないジャンプの練習も必要です。
もちろん、教えなくても綺麗に体を使える犬も中にはいますが、どの犬もそうではありません。

ドッグダンスのトリックであるSitUp
犬が座った状態から、前足を上にあげて平衡感覚を保ってじっとしていることも、練習せずとも出来る犬もいれば、何度も繰り返して、ようやくバランス感覚と筋力が伴って出来る犬もいます。

特に後ろ足を使った作業は、犬がその動きに慣れるまで時間がかかります。
なぜなら、犬は前肢の動きに合わせて、後肢がついて歩くという行動を無意識に行っているので、後肢の意識が低いからです。

以前テレビの動物番組で、ネコは目の前にある障害物の中を、障害物を倒すことなく上手に歩き切れるが、犬は前肢には気をつけていても、後肢は蹴り飛ばして歩く様子が映されていました。
猫の後肢にはセンサーが付いているようです。

つまり、犬の場合は後肢に対しての意識づけを行わないと、後肢を使った様々なトリックがスムースに行えないということです。
例えば、ドッグダンスにはハンドラーの足の間をくぐりながら歩くウィーヴという動きがあり、その動きを逆回しのように、後肢からハンドラーの足の間をくぐっていく動きもあります。
これは、単に犬が後退歩行するだけでなく、ハンドラーの足に沿って円を描くように動くというプラスアルファが含まれます。
この動きを教えるには、まず座り込むことなくまっすぐ後退歩行することを教え、後肢から歩き出すという動きに犬を馴らした後、円を描くように下がるというもうひとつの動きが出来ないとスムースに犬は動けません。

段階をひとつずつクリアしていくと、「出来ない。なぜ出来ないんだ。」という無用なストレス(負荷)を犬にかけることなく、成功に導けるようになります。

どんなトレーニングも、犬にとって楽しいものでなければハンドラーにはつきあってもらえないので、簡単なレベルから始めていきましょう。
それが成功体験の積み重ねに繋がっていきます。

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FCI
オビディエンス競技で「前脚固定」の「姿勢変更」を教えている見習い。
つまり、前肢は動かさずに、オスワリ、フセ、タッテの姿勢変更を教えているのですが、フラットな場所だとどうしても楽な動き方をしてしまいます。
そこで、前肢を動かさないで後肢を動かす練習。

当然、筋力のないアシスタントには出来ません。

何事も、少しずつ。ですね。

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2020年7月30日 (木)

ドッグトレーニングの方法

ドッグトレーニングにはいくつかの方法があります。
つまり、犬に新しい行動を教える方法はひとつではないということです。
アプローチの方法が様々あることは犬にとってはとてもありがたいことです。
犬も人間同様個々に性格や気質が違うので、全く同じ方法でうまく行くとは限らないからです。

しかし、その基本にある部分は、出来るだけ犬にストレスを与えない方法を取りたいと多くのトレーナーは考えているのではないでしょうか。

犬のトレーニング方法は日々進化しています。
海外のトレーニング方法が全て正しいわけではありません。
先日とある海外ドラマを見ていたら、ドッグトレーナーが出てきて、「強制訓練と負の強化とリードショックを使いながらビシビシやります。」というような場面がありました。
トレーニング手法として、そういった訓練方法を使っている人はまだいるということです。

そうはいっても、動物との接し方は西洋と日本では根本的に異なる部分もあります。
それは「安楽死」の考え方にも表れています。

「動物に無用な苦痛を与えないこと」がその神髄にあるようです。

いずれにしても、日本でも犬へのストレスを極力減らした方法を第一に考えるというトレーニング方法が主流になりつつあります。そんなとき、たまたまスマホのポップアップに表示されたツイッターの文言を見てちょっとビックリしました。

「人間と犬は友達ではない。犬は人間に服従しなければいけない。フセを教えるのはオスワリからではダメだ。」といったようなことが書かれていました。
ポップアップはすぐに消えてしまったので、誰が書いたのかはわかりません。

もちろん、そう言った方法でも訓練はできます。
恐らく、ハンドラーに絶対服従の犬が仕上がるのでしょう。
当然そういうタイプの犬を必要としている人もいます。
「躾が全部出来ている犬が欲しい」という人もかつて知っている人の中にいました。

「犬育て」を我が子のように楽しむ人もいます。
きちんと育てれば、よい家族やパートナーになってくれます。

ロボットのように、絶対服従の犬が欲しいのか、一緒に楽しめる犬が欲しいのか。
人それぞれです。

是非ライフスタイルにあった方法を選びんで欲しいと思います。
もちろん、トレーナー任せにしないで、一緒に関わって頂けるとご家族のルールも伝えやすくなります。

ちなみに、我が家では夜犬がベッドに乗ってきます。
舐められているのかもしれませんね(笑)。

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2020年7月29日 (水)

怖いことをひとつずつ克服

先日からプライベートレッスンにお伺いしているMさん。
お散歩が苦手で、自分の足で歩こうとしなかったので、今回はそこも克服していただこうと、お散歩レッスンも始めています。

初回はマンションのエントランスで固まって、尻尾は垂れ、「なんでこんなことに・・。」という不満いっぱいの様子でしたが、今回はエントランスを出るとタッタと先に歩き出しました。

自分から歩く気になってくれたのは何よりですから、多少前に行こうが構いません。
テンションが下がらないように、様子を見ながら歩いたところ、途中で帰りたい病が・・。

そこで、今回は前回のマンション周りから離れ、人通りや車通りのある方へとルートを変えてみました。

すると、あきらめたのか、止まることなくどんどん行きます。

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まだまだ尻尾はさほど楽しくなさそうですが、それでも途中で知人のワンコさんと遭遇したところ、ちゃんと挨拶もでき、無事に帰路につくことが出来ました。

今出来ることを少しずつ確実なものにしていかれると、外での自信に繋がっていくはず。
焦らず、ゆっくり行きましょう。



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2020年7月28日 (火)

犬と真剣に遊んでますか?

本来犬は遊び好きです。
子犬の動きを見ているとそれは明らかです。

しかし、成長と共に警戒するものが増えてくると、なかなか子犬のように誰彼構わず無邪気に遊ぶことは無くなります。
遊んで欲しい相手は当然飼い主さんです。

今まで何度も犬との遊び方についてお話ししていますが、要はその子にとっての楽しい遊びを一緒にやってあげられればいいのです。
引っ張りっこがあまり好きじゃない子に、無理矢理引っ張るように押し付ける必要はありませんし、そんなに追いかけることが好きじゃない子に、ディスクやボールを投げて強要するというのもNGです。

ただ、犬にせがまれて遊ぶのではなく、遊びたそうな犬をこちらから誘ってあげるのがポイントです。
せがまれるとついつい受けてしまいがちですが、人生常に犬のペースで進められるわけではないので、常に望みがかなっていた犬に「今は無理」という方がストレスがたまって酷です。
ストレスが溜まれば、吠えたり、悪戯を始めないとも限りません。

「ちょっと待ってね」と一度はお断りしても、しばらくして「遊ぼうか♪」と誘ってあげましょう。
この時大事なのは、誘われるままに、仕事の片手間に、片手で犬のお相手をするのではなく、本気で遊んであげることです。
ダラダラ長く遊ぶのではなく、サクッと遊んで満足させてあげることが大事です。
次に遊べる時間を楽しみに待っていてもらえるように、飼い主さんとの遊びを楽しんでもらえるよう、飼い主さんも工夫しなくてはいけませんね。

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2020年7月27日 (月)

犬に舐められてますか?

犬への接し方。
犬との関係性。

そんな話が出ると、「犬に舐められてはいけない。」ということを言う人がいます。
「犬に舐められる」とはどういうことでしょうか。

「舐められる」とは、自分の方が上だと思っている人が、下だと思っていた相手に馬鹿にされたり、勝手な行動を取られて相手をコントロールできないときに言う言葉ではなないでしょうか。
つまり、「犬に舐められる」ということは、人間が犬を見下している言い方ですね。

かわいい愛犬を見下してますか?

そもそも、犬が人間の言うことを聞かないというのはどういうことでしょうか。

例えば「オスワリ」と言ったのに犬がまったくやってくれないのは「舐められてる」からでしょうか。
そういう変な誤解をしないために、以下のようなことを考えてみましょう。

・犬はちゃんと「オスワリ」の意味を理解していますか?(きちんと教えたでしょうか)
・「オスワリ」をいろんな場所で出来るように練習しましたか?
いろんな場所と言うのは、おうちの中だけでなく、散歩の途中、他の犬がいる中、知らない場所など、いろいろな刺激のある場所のことを言います。
・「オスワリ」と言ってはみたのもの、犬がやらなかったときそのままにしていませんか?

どれかひとつでも思い当たりことがあれば、犬は「舐めてる」からやらないのではありません。
きちんと学習していないからです。
「舐めてる」と相手を非難する前に、犬にちゃんと教えることができたかどうかを考えてみるのもいいかもしれませんね。

なかなか覚えてくれないときは、教え方がまずいのではと、改善案を考える必要があります。
人間同士の場合、理解できないときは「よくわからないのですが。」と言葉で言うことができるので、教え手はなんとか伝えようと努力をおしみませんが、相手が犬の場合は「この子はバカだから」とあきらめてしまうことが多いようです。

犬はバカでも、舐めたりもしないので、時間をかけて伝えてあげましょう。

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先日、それぞれの犬に違うキューを出したとき、ちゃんと出来るか試してみました。
つまり、片方の犬に「オスワリ」のキューを出したあと、もう片方には違うキューを出すというものです。
最初は出されるキューに釣られ、二頭共同じ動きをしてしまいました。
当然行動自体は理解できています。
しかし、誰に言われたか混乱してしまうこともあるわけです。

「たかがオスワリ、されどオスワリ。」奥が深いです。

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2020年7月26日 (日)

犬のエンリッチメント

今日の午後はカウンセリングでした。
初めてお会いする生後9か月のお嬢さん。

7
8か月あたりから体は成熟して見えるので、ついつい大人と思われがちですが、中身はまだまだおこちゃまです。
しかも思春期に入っていろいろ気になるものも増えてきて、今までのように素直でかわいいいい子が変貌する時期でもあります。

先日別のカウンセリングでもお話しが出ましたが、「追いかける。」や「咥えて逃げる。」行動は犬にとっては本能。
持って生まれた衝動です。
ただ、本能だからと野放しには出来ませんが、まったくその行動を封じ込めてしまうとストレスになります。
犬の本来あるべき姿や行動を日常生活の中で、人間のコントロール下で出せるようにしてあげると、ストレスが軽減されるでしょう。

犬が好き勝手に遊びをリードすると、どうしてもそれを止めようとするとき摩擦が生じます。
その結果、犬は吠えたり、噛んだりと言う行動がでることもあるので、時には上手に取引することも必要です。
「取引」というと印象は良くないですが、犬は平常心であれば自分にメリットがある行動を選択しますので、取引に美味しい食べ物(フードやオヤツ)を使ってもいいのです。

要は人間と暮らす基本ルールがきちんと伝えられ、犬にとっても楽しい時間を共有できるよう人間も努力すればいいのです。
努力と言うと「辛い」感じがしますが、実はすごく楽しいです。

午前中のレッスンでは、なかなかコングを放してくれないMさんに、持ってきてくれたご褒美にオヤツをあげたら、すんなり放してくれました。

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午後のカウンセリングでは、なかなかおもちゃを持ってきてくれないと言われていたMさんと引っ張りっこで遊んだあと、こちらが先に放してあげたら、Mさんの方が引っ張りっこを誘いにきてくれました。

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楽しそうに遊んでくれる犬たちと一緒に遊ぶのは楽しいですね。

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2020年7月25日 (土)

犬のストレスサイン

昨日は犬の尻尾の話を書きました。

尻尾の動きは犬の気持ちをよく表していて、ある意味その時の気持ちを理解しやすいのですが、犬が継続的にストレスを溜めているときは、なかなかボディランゲージだけで読み取れないことがあります。

よくあるのが、トイレの失敗や体を舐める行動などです。

トイレの失敗を、「これみよがし」や「嫌がらせ」と捉える方もいるようですが、どちらかと言えば、犬の不安定な精神状態からくるストレスサインではないかと考えます。
普通に出来ているはずの日常生活がうまくできなくなるというのは人間でも起こりうる状況です。
いわゆる、落ち着いて行動できない状態です。

不安状態や緊張状態が長く続くと起きる可能性が高くなります。

体を舐める行為も、グルーミング以上に執拗であればストレスサインです。
何かを舐めるという行動は、自分を落ち着かせようとしているときに出ます。
体を舐める行為もそうですし、床を舐めたりするときもあります。
ストレスは不安やたいくつなどの理由ででることもあります。
いずれにしても、過剰に体を舐め続ければ炎症を起こして、ますますそれが気になって舐めるという悪循環に陥らないとも限りません。

犬はちょっとした環境変化が引き金になってストレスを感じることがあります。
だからと言って、環境は戻せないこともあるので、なんとか上手に乗り切ってもらえるようにサポートしてあげることが必要です。

引っ越しや家族メンバーの変化などもストレスの原因になることがあります。
新しく犬を迎えた、お子さんが独立して家を出て行ったりということも大きな変化と言えるでしょう。

そういうときは、短い時間であっても真剣に向き合って一緒に遊んだり、あるいはトレーニングを行うことで、犬の成功体験を増やして自信をつけさせてあげたり、犬本来の能力である嗅覚を使っての探し物ゲームなどで何かに没頭する時間を作ったりして、犬のマイナスな気持ちを切り替えてあげることも効果的です。
加えて、安心して休める場所を提供することが不可欠です。
どこにいてもいいよ。と言われるより、ここがあなたの場所です。と決めてもらった方が犬も落ち着けるのではないでしょうか。

留守中カメラに映っていなかったので、ハウスに入っていたであろう見習いですが、暑くなったのか、その後は床の上で寝ていました。

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ハウスは彼にとっては避難場所であり、寝場所であり、待機場所です。
入りたいときに入り、好きな時に出てくることができます。
アシスタントが練習しているときは、やりたい気持ちを落ち着かせるために待機する場所がハウスです。


ストレスを全く感じていない犬は人間同様いないと思いますが、少しでも軽減してあげられると精神的にも肉体的にも健康を保てるでしょう。

いつもと違う行動が出たら、環境に変化がなかったか思い返してみるといいかもしれませんね。
※加齢とともに、行動に変化が現れることもあるので、合わせてよく観察してあげましょう。


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2020年7月24日 (金)

犬の尻尾が教えてくれること

今日のプライベートレッスンは、お散歩嫌いのMさんのお散歩練習でした。

お散歩が嫌いな犬は沢山います。
理由のひとつは、いわゆる社会化がうまくできていなかったため、家の外は怖いものだらけと認識していて、家から出たくない状態になっているのです。
小型犬の場合は、「抱っこ」や「キャリーバッグ」という方法もありますが、だからと言って一生自分の足で外を歩かないでいられるはずはありません。

今回Mさんも、抱っこやキャリーは大丈夫ですが、自分の足で歩くことに抵抗がありました。
無理して行かなくても、という考えもあるかもしれませんが、Mさんは今回分離不安の兆候が出始めてのご依頼でした。
つまり、ご家族に依存しすぎていて、他の者に対する警戒心も強くなり、お留守番が出来なくなってきたというお話。
以前は出来ていたのに、コロナ禍の弊害で、飼い主さんの日常が戻り始めたところで、今まで出来ていたことが出来なくなってしまったようです。

分離不安を直すための環境設定も必要ですが、日常生活の見直しもひとつ考えていただくことにしました。
M
さんにある意味自立してもらうための方法の一つとして、お散歩の見直しも視野に入れることにしたのですが、案の定外に出たら固まりました。

その時の尻尾は完全に足の間に入ってしまい、「なんでこんな目に」という表情が明らかでしたが、しばらくその場で待って、通り過ぎる人を見たり、車を横目に見るたびに、クリッカーを鳴らしてトリーツをあげていきました。
トリーツが食べられるだけでも期待が持てます。

※おうちの中のハウストレーニングや、オスワリなどの強化練習でクリッカーの意味は理解しています。

そこで少しずつ動いてみると、ちゃんとついて来られるようになりました。
一歩踏み出せば、言葉で褒めてトリーツがもらえます。
そんなことを繰り返して、マンションの前の20メートルを行ったり来たりしていたら、尻尾が足の間から出てきました。

202007241

緊張が少し緩んだ証拠です。
一緒に歩いているときはもう少しあがって揺れはじめました。

尻尾の動きは犬の気持ちを推し量るとてもいい指標になりますが、単に尻尾があがっているとか、尻尾を振っているから喜んでいるとも限りません。

ピンと上に上がった尻尾は緊張や警戒を表していることもあります。
下の画像の尻尾の形を見てみてください。
両方とも上がっていますが、片方は真上にピンと立ち、片方は少し横に振れています。

202007242
鏡の中の自分の姿に気づいて緊張した時と、

202007243
ママに呼ばれて、嬉しそうに走ってきたときです。

尻尾の動きにもいろいろな意味があります。

犬種によっては普段から上に上がっている子もいますので、見分けづらいこともあります。
顔の表情や、体の緊張度、中には背中の毛が立っていないかなども目安になるので、よく観察してみましょう。

ボーダー・コリーは本来尻尾は下がっているので、上にピンと上がった時は、緊張や興奮などを表しています。
見習いの尻尾があがった時は要注意ですが、アシスタントの尻尾があがっているときは、調子がよくて、ルンルンな時です。

 

202007244


ちょっと難しい作業の時は尻尾は下がり気味です。

202007245

これはテンションが落ちているというより、真剣にやっている証拠です。

難しいですね。

以下を参考にしてみてください。

Wagging_tail
出典:doghealth.com


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2020年7月23日 (木)

基礎オビグループレッスン

今日は横浜での不定期基礎オビレッスン日でした。

参加犬のそれぞれの課題に合わせ、ディストラクションを入れながらのレッスンです。

特に今日は6か月の若犬が参加。
彼には一番大事な「クレートトレーニング」メインで頑張ってもらいました。

クレートトレーニングとは、クレート(ハウス)の中で、落ち着いて待っていることを教えるトレーニングです。
落ち着いて待つことが出来るようになれば、自宅にいても、休養時間や人間の食事時など、犬に余計なストレスをかけずに待っていてもらうことが出来ます。

またドッグスポーツを楽しむ場合、自分の番がくるまでクレートで静かに待機することはいまや一般的です。
なぜなら、他の競技犬の邪魔になることもないし、他の競技犬に邪魔されることもなく、安心と安全が確保できるからです。
オンとオフのメリハリをつけるためにも、休むことは大事です。

旅行に犬を同伴する場合、ホテルの部屋に犬をおいて食事に行く可能性もありますし、最近では災害時の同行避難時にも、クレートがあることで、周りに迷惑をかけずに済みます。

ということで、若きH君には、クレートトレーニングと同時に、他の犬がいる中でもハンドラーに集中する練習をやってもらいました。
彼の場合は、ハンドラーとの協働作業がいま一番楽しい時期なので、敢えて名前を呼んで呼び戻すのではなく、自分から気になるものやことをチェックしにいっても、自発的にハンドラーに意識を向けることを強化していきました。

もちろん、この状況でいろいろなことを要求してはいけません。

アシスタントが気になって様子を見に行こうとしますが、
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アシスタントが反応を示さないので、
呼ばれなくてもすぐハンドラーの方に意識を向けて戻っていきます。

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そこをしっかり褒めていきます。

そしてH君の鉄板「オスワリ」。
202007233

オスワリをするといいことがあると、小さいころから刷り込んであるので、楽しそうに座ります。

初めてづくしで、頭がいっぱいになりそうでしたが、最後までハンドラーの声が耳に届くレベルでした。
日ごろの練習の成果が出ていますね。

焦らず、ゆっくり、今出来ることを増やしていきましょう。

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2020年7月22日 (水)

人は失敗から学び、犬は成功から学ぶ

人間は失敗したら、次は失敗しないようにと思うことで成長していくのですが、犬の場合はちょっと違うようです。

犬が失敗から学ばないと言う意味ではありません。
ただ、犬が失敗から学ぶときは、とても大きな失敗、つまり犬にとって大きなダメージとなったとき、その行動が出づらくなることがあるということです。
しかし、その行動自体を犬が失敗と思っているかは別です。
どちらかというと、不快や嫌悪を感じたことで、そういう目に遭わないような行動を取りやすくなるということです。

例を挙げると、欲しいものを取ろうとしていたら、棚の上の物が落ちてきて当たったとか、ケージから脱出しようと画策していて手を挟んだといった、衝撃的な経験や痛い思いをすると、その行動をやらなくなったり、やるときはとても注意するようになったりします。
これがいわゆる「天罰方式」とも言われるもので、人間が故意に天罰を起こして、犬の好ましくなく行動をやめさせようとすることがありますが、本当のアクシデントと人間が起こす「天罰」の違いを犬は意外と見ぬいているので、飼い主への信頼感を崩してしまう可能性があるとともに、大きなトラウマとなって後々弊害を引き起こす可能性があるので、犬のことを考えるトレーナーはあまり用いません。
つまり、失敗や嫌悪感から行動を変えようとするのはおすすめ出来ないため、成功から学んでもらうほうがいいというのが犬の行動学を学んだ多くのトレーナーの考え方です。

では、どうやって成功と犬がわかるのか。
簡単です。
犬は褒められることで「合っている」と理解することができるからです。
ただ、ここで問題となるのが、犬はどうやって褒められていると感じるかと言うことです。
人間が一方的に褒めているつもりでも、犬が「快」ではなく「嫌悪」と感じてしまえば意味がありません。

そこで大事なのは犬にとって何が報酬となるかを考えることです。
「正の強化」のトレーニングにおいては、報酬として食べ物が使われることが一般的です。
しかし、中には食の細い犬や、食べることにあまり興味のない犬もいます。
撫でられることが好きな犬もいますが、嫌いな犬もいるので、自分の犬が撫でられ好きかどうかも確認しなければいけません。
頭を撫でようと手を出すたびに、頭を引っ込めたり、逃げたりする犬は撫でられたくないのだと理解してあげましょう。

愛犬にとっての報酬が何かわかれば、それを与えることで犬は喜びますし、同じ行動に対して常に報酬が出ていれば、当然その行動が出る頻度は高くなります。

例えば、跳びつく子犬が座るたびにフードを一粒あげていると、何も言わなくてもオスワリをするようになります。
跳びつくより座った方がメリットがあると学習したからです。
犬にとって成功かどうかを区別するのは、報酬が得られるかどうかが大きなポイントになってきます。

したがって、人間側が意図して学習して欲しくない行動であっても、犬にとってメリットがある場合は、勝手に学習して身につけてしまう行動もあります。
例えば、食事中食べこぼしをする家族がいれば、人間の食事が始まれば必ずその人の足元に行って落ちてくる食べ物を待つという行動が習慣になってしまうなどがこれにあたります。
この場合、いくら飼い主が「やめなさい。」と言ったところで、すでにメリットがあると犬は学習しているので直すのはとても難しくなります。
これをやって欲しくないと思えば、家族に絶対食べこぼしをするなと言うしかありませんが、そんなことはまず無理なので、そもそも食事が始まる前に犬をハウスに入れておくというのがお互いストレスを減らせるでしょう。

間違っても、わざと失敗させて叱るという行動を繰り返さないようにしましょう。
叱られ続けている犬は、叱られない方法を考えますが、その選択肢の中には、「逃げる」や「何もしない」という行動もあります。
どちらも犬の立場に立ってみると楽しいことではありません。

犬のメンタル面も考えながら、犬と一緒に学んでいきませんか。

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見習いは、トリーツは大好きですが、目の前に目標物が見えてしまうと、そちらが気になってトリーツには見向きもしません。
何をご褒美に使うか、時と場合によって変わることもあるので、ハンドラーはいろいろ工夫しないといけませんね。

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2020年7月21日 (火)

火曜ドッグダンスレッスン

今日はドッグダンスの定期レッスン日でした。

レッスンも二期目ということもあり、ルーティンの構成も少しずつ進んでいるところですが、今日はルーティン練習の前に遠隔への送り出し練習。

送り出しの方法は、ハンドラーと犬が向かい合わせで、犬だけが後退しながらハンドラーから離れて行く方法と、犬が前進しながらハンドラーから離れる方法を個別にやって頂きました。

遠隔作業はターゲットがあると犬もわかりやすいので、今回はターゲットマットを使って行いました。

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参加犬たちは、楽しそうに動いてくれていますが、新しく覚えた行動が身につくまでは時間がかかります。
特に距離を伸ばしていくには、様々な場所での練習も必要になってきます。

まずは、自信を持って動けるように成功体験を増やしていきましょう。

犬のレパートリーが増えれば、ルーティンの構成も考えやすくなります。
出来ることと組み合わせながら、少しずつレパートリーを増やしていきましょう。

次回はバックアラウンドやバックウィーヴに進む予定です。

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2020年7月20日 (月)

ドッグトレーニング:トリーツ漬けにはなりません。

行動を変えるためには、その犬にとってのご褒美を使いながら、繰り返し(強化)練習をすることが必要です。
そして、様々な場所で練習することで、その行動はさらに「般化」され、多少周りの環境が異なっても、出来る確率があがり(信頼性が高くなる)強固なものになっていきます。

すぐに行動が変わらなくても、諦めずに繰り返すことで、次第にその行動は習慣化(定着)していきます。
習慣化し、自然にその行動が出るようになれば、毎回トリーツをあげる必要はなくなります。

「ウチの子はオヤツ(トリーツ)がはずせない」とよく言われますが、トリーツをはずす練習がうまくいっていないからでしょう。
もうできるだろうと、トリーツをあげないことが続けば、次第にその行動は消されて行きます。
トリーツをあげ続ける練習と、トリーツを外す練習は犬の状態を観ながら行うことが大事です。
どうしてもうまくいかないときはプロに相談してみてくださいね。

先日のレッスンのS君。
練習を繰り返すことで、お散歩(外を歩くとき)、リードの反対側に飼い主さんがいるということの自覚が少しずつ増えて来ています。

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飼主さんをずっと見続けている必要はありませんが、飼い主さんの存在を忘れてしまうと、犬と飼い主さん双方の安全性が確保できません。
まずは飼い主さんがいることをちゃんと理解したうえで、好奇心を満たしてあげることも大切。

おうちの中ではお互いうまくいっているように感じても、一歩外に出ると、関係性が全く崩れてしまうこともあります。
最低限のルールを教えてあげれば、好奇心を満たしてあげる時間があってもいいのがお散歩です。


様々な環境刺激に弱いタイプの子は沢山います。
少しずつ、環境刺激に馴らしてあげることで、メンタル面の不安も解消させてあげることができるはずです。
無理せず(距離を取って)、ゆっくり続けていきましょう。

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2020年7月19日 (日)

犬との生活:犬の水遊び

わが家の犬たちは、代々泳ぎが苦手で、先代の親子もなかなか水に入れませんでしたが、唯一息子犬ハンスが、西湖で行われたボーダーコリーのオフ会に参加した時、大好きなおもちゃを他の子に取られそうになって湖に飛び込み、以来泳ぎが大好きになったという経緯があります。

その後迎えた現アシスタントのニコルは、プールに初めて連れて行ったとき、大型犬に追いかけられてプールに落ちてからは大の水嫌いに。
泳げるんですが、自分からは決して入りません。
したがって、水遊びの弊害については、私自身ほとんど知識がなかったのですが、見習いVincentがやってきて、最初はちょっと尻込みしていたものの、おもちゃに釣られて飛び込んで泳ぐ楽しさを知ってしまってからは、川遊びに行っても、湖に行っても、全然水から上がって来ない犬になってしまいました。

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しかし、川の水は夏でも非常に冷たく、長く使っていれば体温がどんどん下がっていきます。
そして最後は唇が真っ白になって、ブルブルと震えだす始末。
それでも自分からは決してあがろうとしないので、強制休憩。

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また、プールで遊んでいるときは、おもちゃを投げなければ中には入らないのですが、投げればエンドレスに戻ってきません。
しかし、何かを咥えながら泳いでいれば当然口には水が入っていきます。
そこで注意しなければいけないのが、「水中毒」。
つまり、水分摂取量が多すぎて、血中ナトリウム濃度が薄まってしまうことによる中毒症状が起きてしまうわけです。

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しかも、川や湖、プールなどで泳いでいるときに限りません。
犬によってはホースから噴き出る水しぶきを楽しそうにパクパクする犬たちもいます。
これもほどほどにしましょう。

楽しそうに遊んでいた犬が急変するということは少なからず起きうることです。

これからの季節、熱中症のみならず、水に関わる事故にも十分気をつけたいものですね。

 

今日生徒さんから、以前書いたブログの記事を見て、プール遊びは十分気をつけて楽しんでこられたと言われ、多少なりともお役に立てて良かったと思ったので、リマインドも含めてまた書いてしまいました。

しかし、こんなに暑いと、水遊び連れて行きたいですね。


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2020年7月18日 (土)

知ることは大事

最近SNS上で、子犬の画像や動画を多く目にします。
はっきり言って、目の毒です(笑)。

子犬の入手方法は様々ですが、ブリーダーさんによっては、あるいは、保護団体経由の場合は、避妊・去勢手術が義務付けられていることがあります。

犬の避妊と去勢については様々な考え方や価値観があります。
望まぬ妊娠を避けたり、疾患のリスクを軽減することが出来ることから、避妊や去勢を推奨する人は多く、早ければ早いほどいいとも言われています。
しかし、健康面を考えると、一概に早くすればいいというものではないようです。

身体的健康面では、ホルモンバランスと骨の発育の問題が取り上げられていますし、精神面では、早期の避妊手術による雌犬の攻撃性もデータとしてあがっていることが10年以上前に聴いたカンファレンスで取り上げられていました。

つまり、どちらにしてもリスクを伴うことに変わりはないわけです。
ただ、こうした情報を知っていて手術するのと、全く知らずに行うのではその後の様々な対処法も変わってきます。

わが家の場合、出産を経験した先代犬クリスは、7歳で至急蓄膿症を疑う症状が見られたため、手遅れになる前にと、元気なうちに避妊手術を受けました。
しかし、娘のニキーは避妊していなかったので、10歳前に乳腺腫瘍のため手術。
術後抗がん剤治療を行ってきましたが、一年後に肺への転移で旅立ちました。
また、メス犬二頭が未避妊ということもあり、息子犬ハンスは1歳になる前に去勢手術を行いました。
同居犬でかかってしまったという話も聞いていたので、そればかりはなんとしても避ける必要がありました。

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何が正解か不正解かは誰にもわかりません。

さらに体が未発達な子犬に無理な動きをさせてはいけないということも、骨の発達段階データによって明らかになっています。

正しい情報が子犬の入手時にブリーダーさんなどから新しい家族に伝えられることはとても大事なことです。
わからないことがあれば、なんでも応えてくれるブリーダーさんから子犬が迎えられるといいですね。

 

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2020年7月17日 (金)

クレート(ハウス)トレーニングの必要性について

昨日の話にも関連していますが、今日はクレートのお話。

子犬のマナーレッスンに伺うと、大体のお宅にはケージがあり、その中にベッドとトイレが設置されていることが多いです。
ケージは子犬のスペースを限定するためには必要なので、当然この設定は問題ありません。
広さはご自宅の大きさにもよりますが、寝る場所とトイレの場所がある程度区別できる距離はあった方がいいと思います。
その場合、ただドッグベッドを置くよりも、屋根付きのクレートを置くことで、犬は区別しやすくなります。
つまりオープンなベッドはフカフカしているので、ついつい間違ってトイレをしてしまう可能性がありますが、屋根がついて暗くなっているクレートは寝る場所と言う認識がしやすいので、中でトイレをしてしまうことはあまりありません。

子犬の時はこういった方法でトイレを覚えるまではケージで管理をされているのですが、ある程度トイレも覚えて失敗がなくなると、ケージを外してしまうケースが多いです。

理由をお伺いすると、自分からトイレに行かれるようになったので、自由にしてやりたい。というものです。
そうなると、クレートまでも撤去されてしまうことがよくあります。
つまり家の中のどこに行くのも自由にさせてやるということです。

これは一見犬にとって幸せなように見えますが、実は安心して眠れる場所を奪われてしまうことと同じです。

「いえいえ、うちには立派なドッグベッドが置いてあるから大丈夫。」という方もいらっしゃいますが、犬が一人でゆっくり眠りたくても、いつ誰に触られるかわからないオープンな場所で安心して眠れるでしょうか。
特に犬は人間以上に睡眠時間が必要です。
安心して寝られる場所を提供するということは犬の健康にとっても大事なことと言えるでしょう。

クレートのメリットは、犬に安心して寝られる場所を提供すること以外にも以下のようなことがあります。

・来客時、犬に無用な警戒心や興奮を与えず、来客にとっても落ち着いて用事が済ませられる。
・在宅時でも、目を離さなければいけないときに、無用な悪戯で犬の安全が脅かされることがない。
・食事中、食べこぼしを狙いに来る機会を与えないことから、食べ物の管理がしやすい。
・主人の留守中、家の中全体を警備する必要がないので、犬への負担が減る。
・旅行などの宿泊施設でも犬が安心していられる場所を提供できる。
・災害時の同行避難においても、周囲への迷惑や犬のストレスを軽減することが出来る。

クレートがあるということは、犬をずっと閉じ込めておくこととは違います。
犬が自分から選んで使える安全な場所という考え方です。
ドアを閉める時間があっても、犬がストレスなく中にいられるようになるためには、クレートトレーニングを楽しく行う必要があります。

車での移動においても、クレートの方が安全性は格段と高くなるので、是非クレートトレーニングを始めてみてください。

小型犬であろうと、大型犬であろうと、犬の気持ちに大きな違いはありません。
どちらかと言うと小型犬の方が怖いものが多いので、安心できる場所を提供することで、メンタル面の健康も保全しやすくなるでしょう。

わが家に来てすぐ、教えたわけでもないのに、アシスタントが使っているクレートに勝手に入り込んで寝る見習い。

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アシスタントが入っていてもお構いなし。

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ソファや、ドッグベッドもあるんですけどね。

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2020年7月16日 (木)

犬の行動を予測して対策する

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現在の我が家の犬は2頭ですが、いつの間にか増えてしまったフードディスペンサートイ。

これが一番役に立ったのは、現見習いが生後4か月の頃、アシスタントと一緒にオビディエンスワークショップに3日間ぐらい参加したときでした。

ようやくワクチンも済んで、あちこちお出かけに行かれるようになるかならないかの世間知らずの子犬をを連れてワークショップに参加するには、子犬を大人しく待たせておかなければなりません。

ということで、コング社の一番小さいコング3つに、朝ごはんをギュウギュウ詰めにして見習いに渡したことがコング活用の最大のメリットでした。

クレートの中に見習いとコングを入れ、クレートにはカバーをかけてその場を立ち去ってほぼ半日は全く騒がず。
その後休憩時間に外に出して遊び、疲れさせてからまたコング一つ分と一緒に午後のセミナーに参加していたら、なんと最終日まで問題なく、お互いストレスを感じることなく平和に過ごすことが出来たのです。

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幸い今はコングが無くてもクレート待機は問題有りませんが、留守にするときはおやつをいれて、アシスタントと見習いに一個ずつ渡していきます。
つまり、コングを見ると、「留守番」ということがわかるので、お互い自分の定位置でコングが提供されるのを待っています。
当然すぐになくなってしまいますが、楽しみにしていてくれるので、大人になってもずっと続けている習慣です。

もちろん外出中の彼らをカメラで確認すると、お互い好きな場所で寝ていたり、水を飲みに行ったりと、いつもどおりの様子です。

ストレスを出来るだけ軽減できる方法を考えてあげたいですね。

 

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2020年7月15日 (水)

コロナの影響は犬にも。

今日はコロナでしばらくお休みだったトレーナーさんのドッグダンスグループレッスンがありました。
人も犬も久しぶりのレッスンだったので、リマインドを兼ねて、ヒールポジションの強化のあと、遠隔の練習。

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そして休憩時間には、最近の状況などの情報交換。

以前から言われていたことですが、現実この時期は子犬を家族に迎えた人が多いということと、分離不安になる犬が増えているということ。

コロナによる生活環境の変化は当然のことながら私たち人間に大きなストレスを与えていますが、犬たちにも少なからぬ影響を及ぼしています。

外出を自粛することから、子犬の社会化は妨げられてしまいますし、常に一緒にいる生活は、留守番を余儀なくされたときに大きなストレスになって現れます。

コロナと関係なく、子犬を迎えたときは、フルタイムのお仕事をされていない家庭であっても、一人になる時間をあえて作ることが自立心を持たせることに役立ちます。

また、歳を重ねた犬の場合も、今まで大丈夫だったことがダメになったりすることがあるので、そのような時もあわてないことが大事ですね。
犬の今置かれている状況を把握して、犬にストレスが少ない方法を考えていきましょう。


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2020年7月14日 (火)

犬の向き不向きも考慮に入れて

今日のお題はドッグトレーナーとしては本来は口にしたくないことばです。
どんな犬でもちゃんと教えるのがプロの仕事ですから。

犬も人間同様個体差があります。
個性、気質、運動能力等さまざまです。
そういう差異があったとしても、時間をかければきちんと教えることは可能です。
だからと言って、全ての犬がドッグスポーツのトップになれるわけではありません。

盲導犬も適合する犬とそうでない犬がいます。
盲導犬としての資質を選択交配されてきた犬たちでさえ、どの子も盲導犬になれるわけではないのと同じです。
特に運動能力に関して言えば、犬種の特性や個体差による能力の違いは当然出てきます。
A
君が1メートル以上ジャンプできたんだからB君だって出来るはず。ということはありません。
犬の一生は人間より確実に短いので、そのレベルまでに上げる前にピークを過ぎてしまう可能性があるからです。

しかし、人間の思惑としては様々なドッグスポーツでトップを目指そうとする人はいるわけで、当然のことながら、そのための犬を選ぼうとします。
これを人間のエゴというかどうかは別の話として、愛犬と共に高みを狙っていこうとすることは決して悪いことではありません。

プロなのに出来ないことの言い訳にするなと言われるかもしれませんが、本当にトップを狙う人は犬選び(犬の血統)から始まっているのです。

そして、生後60日前後で子犬を入手した後、生後6か月から1年までがある意味勝負だとも言われています。
つまり、その間にメンタルを含め、犬をしっかり育てる(学ばせる)ことが大事なポイントになるからです。

目指すところは人それぞれです。
世界のトップを目指さなくても、日本のトップを目指す人もいれば、そのペアにとっての今できる最高のパフォーマンスを目指すこともとても重要なことです。

私は仕事柄多くのクライアントさんと出会い、沢山の犬たちを見せてもらい、日々多くを学ばせていただいていますが、その分どうしても自分の犬たちと関わる時間が少なくなって、ついつい見落としがちな部分がありました。
しかし、今回の自粛生活で犬たちとの時間を多く持つことができ、いろいろ気づくこともありました。

先日8か月ぶりに参加したドッグダンスのコンペで、ジャッジのお一人から「確実な演技」というコメントを頂きました。
いままで「不確実」なことが多かったアシスタントが、今回はまさに大きなミスもせず、最後まで楽しそうに動けていたことを評価していただいたものです。
その分コンテンツがとても少なかったのは否めませんが、敢えてコンテンツを減らして臨んだことでアシスタントは成功体験を持つことができたのではと思います。

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今まではあれもこれもとコンテンツを増やして負荷をかけてしまっていたのですが、昨年春のルーティンからかなりハードルを下げ、今年は9歳という年齢も考え、なるべくストレスなく確実にやってもらえるような構成を考えました。

アシスタントはアクティブに高く跳んだり、きびきびと切れのある動きが出来るタイプではありません。
いつも見習いに譲ってしまうような性格で、喧騒を嫌い、嫌な時はさっさと回避します。
ブリーダーから引き取る条件が、先住犬(12歳と14歳の老犬)たちとうまくやれそうな大人しい子だったのですから、家庭犬としては最高の犬です。

そんな彼女が、ちょっと苦手なコンペ会場(挨拶の時、ストレスサインが少し出ていました)で、犬の吠え声が聞こえている中でも、逃げることなく最後まで私に付き合ってくれたことで、今回の我がチームの目標は達成できたわけです。

これからどのように彼女とやって行かれるかはお互いよく相談しながらになるでしょう。
でも、諦めずに続けていきたいですね。


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2020年7月13日 (月)

ドッグトレーニング:行動を変える

人間にとって好ましくない行動を犬に取らせなければ、叱る必要が無いと言うお話を昨日しました。
つまりやって欲しくない行動を叱っても犬の行動はなかなk変えられないので、人間が周りの環境を変えましょうと言うお話でした。

環境を変える方法の他に、もうひとつ犬の行動を変える方法があります。
それは、今やっている好ましくない行動に変わる行動を教えることです。

例えば我が家の見習い君。
以前は玄関チャイムの音に全く反応していませんでした。
つまり家の中で吠えることはほとんどなかったのですが、ネット販売の購入増加で宅外業者の訪問が増えたころから、チャイムに反応するようになりました。

理由は簡単。
チャイムが鳴ると私が対応するために部屋を出ていくからです。

玄関に誰が来ようが彼が直接アクセスすることは皆無なので、人が来ることによる興奮ではありません。
私が突然立ち上がって、群れから離れるという状況が、チャイムの音とリンクづけされてしまっただけです。

子犬の頃から状況の変化に過敏な見習いは、レッスンが終わるという変化にも反応していました。
そこで、「今日はここまでです。」や「お疲れ様でした。」という言葉を使わないようにしたら、大分おさまってきました。

話を戻しますが、とにかく最近チャイムに過敏になってきた見習い。
どう過敏なのかというと、私が立ち上がるとクレートから飛び出してきてバタバタと部屋の中を右往左往。
部屋のドアを開けると、後ろで「ヒャン」と鳴くわけです。
大したことではありませんが落ち着かないので、やめてもらうことにしました。

方法は、手にトリーツを数粒握ったまま録音したチャイムの音を机に向かっているときに鳴らし、立ち上がる私を見てジタバタしそうになる見習いに「ハウス♪」と言って握っていたトリーツをハウスに投げ込み、飛び込んだらクレートを閉めて部屋を出て、数秒で戻るという作業をランダムに10回ほど、部屋に戻るまでの時間もランダムに続けました。
さすがにそれだけやると、自分からチャイムの音を聞いてハウスに飛び込むようになります。

202007131

本当に来客があるわけではないので、こちらも落ち着いて同じことを繰り返していきます。
部屋に戻ったら解除の言葉でクレートから彼を出します。

その後も、実際に来客があった時も同じように続けていきます。

もちろん完全にバタバタが治ってはいませんが、今まではハウスに飛び込んだり出たりとあわただしく動いていたのが、入ったら扉が閉まるので、伏せて待っているようになりました。
ある意味、環境を変えたことにもなるのですが、行動自体も変えることで興奮を抑えることに繋がります。

時間はかかりますが、少しずつ彼の行動パターンを変えていきます。
根気は欠かせませんね。



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2020年7月12日 (日)

ドッグトレーニング:犬を叱ることとは

先日どこかのコラムに、「犬の叱り方」について記事が載っていて、
『犬がトイレを失敗したら、後で叱っても意味がないので、その場で叱るように。』と書かれていました。

「トイレの失敗」という事象に関しては、昔からいろいろな言われています。

かつて、何十年も前であれば、『犬がトイレを失敗したのを見たら、犬をそこに連れて行き、鼻を失敗した排せつ物にこすり付けて叱る』というのがありました。


その後、前述したように『後から叱っても意味がない』というように変わりました。
つまり、「失敗の現場」で即叱れということです。

そもそも、「トイレの失敗」ってなんでしょう。

20
年以上前、我が家で初めて繁殖した5頭の子犬たちの世話をしているとき、トイレシーツを敷いた場所だけでなく、違う場所でトイレをしてしまう子を見て、「5頭もいれば、トイレが一つでは足りないし、トイレまで走って行けない(間に合わない)子もいるだろう」と部屋の中にもう2つほどトイレスペースを増やしたことがありました。
それによってトイレの成功率は格段に上がりました。

子犬は言わば赤ん坊と同じです。
例えトイレはここだと教えたとしても、すぐに覚えられるかどうかは個体によって当然違いますし、覚えたとしても他のことに気を取られていたら間に合わないこともあります。
それを叱ってどうなるのでしょう。

大昔のこと、幼稚園の休み時間トイレに行こうとしたらみんなが同じことを思って長蛇の列。
間に合わなかったことが一度だけありました。
よほどショック(恥ずかしかった)だったので今でも覚えている思い出のひとつです。
先生は一生懸命慰めてくれました。
そこでもし叱られていれば、ショックはもっと別の物になっていたでしょう。

子犬の話ではなく成犬の場合はどうでしょう。
きちんと教えた、間違いなく出来ていたのに、急に粗相してしまった。
そんな場合は、健康面や精神面のトラブルを疑った方がいいかもしれません。

そもそも、子犬の頃から失敗続きであれば、教え方がその子に合っていなかったのかも知れません。

例えば、先ほどの「叱り」ではありませんが、ちょっとはみ出したり、ちょっと違うところでしゃがんでしまったのを見られて叱られてしまった場合、それが重なると飼い主が見ていない場所ですれば叱られないと犬は学習していきます。
そこで状況はますます悪化し、トイレではない場所で排泄することが習慣になってしまえば、これを直すのはとても時間がかかるでしょう。

また、きちんと決めた場所で初めからちゃんと教えたのにやってくれない場合は、そもそも犬がその場所ではトイレが出来ないと言う可能性があります。
例えばテレビがガンガンなっていてうるさいとか、人が常に行き来して落ち着かないといった場所であれば、犬はそこに行こうとしない可能性があります。

わが家の場合も、見習いがチビのころ、狭い部屋ですが2ヵ所にトイレスペースを設け、将来的にはひとつに統合しようと考えていたのですが、最終的に統合しようとした場所の方は一度しか使わず、結局もう一つの方がメインのトイレと勝手に決めたので、今ではそこがスペースになっています。

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犬の安全を守るためには多少声を大きめにして制止する必要はあるでしょうが、「叱る」ケースはあまり見当たらないような気がします。
叱らなければいけないと人間側が思うような状況が起こるとしたら、人間側の環境設定に問題があることの方がほとんどではないでしょうか。

キッチンのカウンターに乗って、人間の食べ物を食べてしまったのなら、犬から目を離すときはハウスに入っていてもらえばそういう事態は起こらないはず。

ゴミ箱を漁って悪戯をしたのなら、ゴミ箱は犬の口の届かないところに設置するか蓋をしておけばいい。
窓から見える人に向かって吠え続けるのであれば、外が見える場所にはフィルムを貼るか、外を通っても吠えないトレーニングに時間をかけてやればいい。
と言ったように、人間が工夫することで回避できる犬の行動は沢山あるはずです。

一度家の中をぐるっと見回してみてもいいかもしれませんね。

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2020年7月11日 (土)

ドッグダンスコンペに参加してきました。

今日は8か月ぶりにドッグダンスのコンペに参加してきました。

202007111

昨年の秋を最後に、今年春のコンペが軒並みコロナ禍で流れています。
件のコンペも4月に予定されていましたが、延期となり、今日開催されました。

もちろん密を避け、手洗い励行は欠かせません。
みなさんで楽しくお昼や帰り際の夕食で歓談ということもありません。

さて、本題のコンペですが、今回はモチベーターの使用が可能なコンペでした。
その分馴致時間はありませんでしたが、犬にストレスがかかりそうなときはトリーツを使って和らげることもできます。
※トリーツさえ口に出来ないレベルの場合は別です。

わが家はアシスタントのニコルとアドバンスドクラスで参加しました。
ルーティンの内容(コンテンツ)はアドバンスドとは程遠いものでしたが、コンペの経験者は出来るだけアドバンスドクラスに出て欲しいというお話だったので、無理を承知でアドバンスドクラスに参加しました。


主催は関西のドッグジムシェイクさん。
ジャッジはシェイクさんのトレーナー生越桃子さんと、WanStepMove代表の畔柳さん、そしてドグタウン工房のLucka Plevova氏。
私が参加した競技会では初めてのジャッジの面々ということもあり、とても楽しみにしていたコンペでもありました。
もちろん、参加される面々もシェイクの生徒さんやドグタウンの方などと、いつものコンペではなかなかお目にかかれない人ばかりというのも楽しみにしていたところです。


わが家のルーティンは、昨年秋に作り始めたもので、一度だけ未完成の状態でファンクラスで踊っています。
その後少しずつリメイクしていますが、今回はスタート後のモンローウォークもどきを入れました。
練習ではやってくれますが、外での完成度がなかなか上がらず、いろいろな場所で距離を取りながら練習し、少しずつ成功率があがったところだったので、トリーツが使える今回のコンペに入れてみることにしました。

スタート時に難しいムーヴを入れるとテンションが下がる可能性があるので、本来はご法度ですが、トリーツで戻せると考えてのチャレンジ。

結果、多少脚使いの精度は落ちたものの、「拒否」せずやり遂げてくれました。

とりあえず今回の目標は達成です。

しかも、演技途中から会場内で犬の吠え声が聞こえ始め、ニコルさん早く演技を終えようと、止まるべきところで止まらなくなりました。
メンタルがめっきり弱いニコル。
散歩中でも、犬同士の喧騒と出会うと頻尿になってしまうほど。

それでも、ところどころでトリーツを出すことで、どうにか最後まで踊りきってくれました。
特に、懸案のひとつだった、急ぎ過ぎて腕にぶつかり気味の腕跳びも綺麗に跳んでくれました。

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多少遠隔の距離が伸びなかったところもありましたが、まずはちょっと苦手だったwoofで成功体験が作れたことをよしとしましょう。
コンテンツはニコルの負担にならない程度に少しずつ増やしていきたいと思っています。

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2020年7月10日 (金)

ブリーディングについて パート2

先日犬のブリーディングについて長々書きました。
楽しい犬との暮らしを考えて一歩を踏み出す人を奈落の底に突き落とすようなブリーディングは問題があるんじゃないかというような内容でしたが、今日は少し一般的な話を書きます。

 

そもそも犬の場合、様々な犬種があるのはご存知の通り。
なぜかと言えば、それぞれの犬種には役割があって、その役割に適した遺伝子を残すように選択交配が意図的になされてきたからです。

「犬ならなんでもかわいい」というのとは別次元の話として「犬種」というものが存在します。
犬種によっては、問題が出る可能性を持つものもありますが、そこまで立ち入ってしまうにはあまりにも問題が大きくなるのでここでは書きません。

ある犬種を存続させていこうという信念のもとに、犬種のスタンダードを証明する「血統書」が発行されているので、万が一血統書のある犬と、血統書の無い犬(純血種と証明されていない犬)が交配してしまった場合は当然血統書は発行されません。

血統書の本来の意味はそういうことです。

血統書を見ると、現在JKC(ジャパンケネルクラブ)の発行する正式な血統書には三代祖まで載っています。
(以前は五代祖まで載っていました。)
つまり該当犬の曽祖父母までが記載されています。
前回「血統書」は「家系図」と書きましたが、まさにそういうことです。

それぞれの犬の名前には犬舎名が付いていて、どの犬舎で繁殖したのかわかるようになっています。
つまりラインがわかるわけです。
親戚犬を探すというサイトがあったかと思いますが、それを見ると、「ウチの子と何ちゃんは親戚ね。」ということがわかったりします。

血統書の中の犬たちの名前の中には同じ名前の犬が入っていることがあります。
例えば父犬と母犬のおじいちゃんが同じだったするわけです。

これは同じ血のいいところを受け継いでいくために、犬舎側が意図して行っていることですが、ラインブリード(系統繁殖)と言われ悪いことではありません。

我が家の初代ボーダー・コリーのクリスの血統書を見ると、オーストラリアのMinimbah犬舎の犬たちとBorderfame犬舎の犬たちが並んでいて、父方と母方の親戚の中に同じ犬が入っていたり、親戚犬の中には同じクリスに似たおにぎり顔(マズルが丸い)の犬がいたりします。
ある意味受け継がれた容姿のひとつで、選択交配していたともとれます。

わが家で生まれたハンス。
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どことなく母方の血統にあるBorderfame犬舎の犬に似ています。

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(出典bordercollie.ru)

人間では考えられませんが、犬の場合ある程度の近親交配は問題ないとされています。
ただし、親子、兄弟姉妹、叔父と姪のように近い近親交配はインブリードと言って血が濃くなりすぎて弊害が起きる可能性が高いことがわかっているので、JKCでは特に親子や兄弟姉妹の極近親繁殖は認めていません(許可制)。

そこで、良識あるブリーダーはあまり血が濃くなりすぎないように、時折他の犬舎の遺伝子を入れるために「アウトクロスブリード」を行うわけです。
他のラインを入れると言うことは、逆に言うとどんな子が生まれてくるか未知数とも言えますが、健全な犬種保存のためにはある程度のチャレンジはブリーダーとしても必要なことではないでしょうか。

 

このような意図的交配はどのようなブリーダーでも行っていて、特に注意しなければいけないのは、遺伝性疾患や被毛の色です。

単純に血統書のラインを見るだけでなく、遺伝的に持っている疾患の可能性があれば交配を見合わせなければいけません。
そのために両親犬には様々なヘルスチェックが行われます。

また、犬の被毛の色は他の疾患との関連性もあるので、単純に色だけを選んだ交配を行えば、弊害を伴ってしまいます。
例えばボーダー・コリーの場合、マール因子同士を持つ犬を交配すると、その25%の確率で、目や耳に疾患がある犬が生まれてきます。
マールの色が綺麗だからと無謀な交配を行えば、結果として不幸な犬が生まれてしまいます。

先日も書きましたが、血統書に載っている犬たちの被毛の色も大事なポイントになってくるわけですね。
一般の人には当然わかりづらいことですが、プロのブリーダーであれば勉強していなければいけない重要な部分です。

売れるからと言う目的での意図的交配ではなく、健全で性格(気質)のいい犬たちを作出するための意図的交配がなされることを望みたいです。

先日、まだまだ先の話ですが、とあるブリーダーに問い合わせをしたところ、来年交配予定の犬たちの予約はいっぱいだとか。
きちんと考えてブリーディングをしている犬舎の犬たちには、かなり前から予約が入っているものです。
犬も大事な家族です。じっくり探しましょう。

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2020年7月 9日 (木)

ドッグダンス:持来(持ってこい)を教える

「持来」と言うと、オビディエンス競技と思われがちですが、ドッグダンスでも「持来」は大事です。
小道具を取りに行き、どこかに運んだり、あるいはハンドラーに手渡したりと、様々なシチュエーションで必要になってきます。

202007092
※4年前のルーティンで、ガラスの巨大指輪を咥えてきたアシスタント。

「特に教えたことがなくても、ウチの犬は投げたおもちゃを拾いにいって、持って帰ってきます。」と言うお話はよく聞きます。
とてもいいことです。
でも、きちんと教えていなければ、途中で落とすことなく、咥えたままハンドラーの指示があった時に放せるかどうかはわかりません。

昨日のドッグダンスのレッスンでたまたま小道具を咥えて運ぶ話になったので、今日は「持来」のお話を。

「持来」にはいくつかのコンテンツがあって、それを組み合わせた行動であることは過去にも何度か書いたかと思います。
そのコンテンツをきちんと教えてあれば、おおかた間違いなく持って帰ってきてくれますが、中にはなかなか放してくれなかったり、あるいは途中でガジガジ噛んで小道具を壊してしまったり、あるいは落としてしまう可能性もあります。

要は、指示されたものがあるところへ向かう(オビディエンスではないので走らなくてもいい)。
指示されたものを拾い上げる(咥える)。
破壊することなく、指示された場所に運ぶ。
指示で口から出す。

たったこれだけの動作ではありますが、取りに行く時点で犬の気持ちはあがり、咥えた時点で興奮も絶頂。
戻って来るのも楽しくて、なかなか放さない。という構図が出来上る場合もあります。

ということで、「持来」は基本をきちんと教えておいてあげると、ルーティンのエンディングで小道具を放さないで困ると言ことは無くなると思います。

教え方のポイントはバックチェーニング。
全く咥える経験のない子の場合は強制持来ではなく、シェーピングがおすすめです。

8/15午後、横浜で持来も含めたドッグダンスのレッスンを予定しています。
コロナ禍で密を避けた少人数クラスです。
ご興味がおありの方はinfo@wanbywan.comまでお問合せください。

ちなみに見習いはオビディエンスの臭気選別で使う木片を壊さないで咥えていることが現在の課題。
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力を入れず、落とさないで保持しているにはメンタルも強くないと出来ませんね。


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2020年7月 8日 (水)

書籍「ニコルとドッグダンス」購入に関するお知らせ

2016年に出版したドッグダンスの薄いマニュアル本ですが、
おかげさまで在庫が間もなく無くなるようです。

Nico240l  

Amazon
のみで販売していましたが、販社のシステムの不具合から現在は「在庫なし」という表示のままでいつ変更できるかわからないようです。
そのため販社が直接対応してくれることになりました。

実際の在庫も間もなく無くなるようですので、ご購入希望の方は直接販社とやり取りをしていただくようになります。
FacebookのWanByWanのメッセンジャーあるいはinfo@wanbywan.comまで「書籍の購入について」というタイトルでメールをお送りいただけましたら、販社の連絡先をご案内させていただきます。

写真だけではわかりづらい動きについては文字での説明が多くなってしまったため、Amazonのレビューには写真が少なくて詐欺のようだと書かれたコメントもありますが(汗)、初めてドッグダンスやトリックを教えてみたい方には出来るだけわかりやすいように書かせていただきました。

202007081

おそらくこの本の中に書かれている基礎が出来るようになるころには、応用範囲が広がり、その後のステップアップもしやすくなっていると思います。

愛犬とのコミュニケーションアップや愛犬のアンチエイジングにも効果的なドッグダンス、是非チャレンジしてみてください。
価格は1,800円プラス税です。


🍀 2020年9月4日~6日🍀
3Days イベントの申し込み受付始まりました。
詳細はこちら👇
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2020/06/post-6d5890.html

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2020年7月 7日 (火)

ドッグダンス:トリックとトリックの間

ドッグダンスはトリックで出来ていると思っていらっしゃる方は少なくないかもしれませんが、トリックだけではブツ切りになってしまい、ダンスという言葉が表す流れるような動きを作ることは出来ません。

もちろんドッグダンスのカテゴリーの中には「フリースタイル」というのがあって、ソーシャルダンスのようにハンドラーとパートナー(犬)が常に密接に動くだけでなく、ミュージカルのようなストーリー性を表現することもできます。
でも、犬の動きがブツ切りだと見ていて違和感を感じてしまいます。

ブツ切りになるかならないかは構成の段階で修正することが出来ます。
例えばジャンプをさせた犬。
次の動きまでの間何をしていて欲しいのか伝えないと、跳んだあとウロウロしたり、ただそこにいるだけになってしまいます。
ただ、その場に立ちつくしているだけではブツ切れ。
でも、ちゃんと動かすことで流れが出てきます。

動かすということは、犬に次の目的地(ポジション)を示してあげたり、ムーヴのキューを出してあげること。
それによって、ブツ切りを避けるだけじゃなく、犬が次の動きに入りやすくなるというメリットもあります。

以前youtubeにあげた見習いに教えた「腕跳び」。
跳んだあと、どう動くのかをちゃんと伝えないと、「わかんないぞ!」と言われてしまうので、「アラウンド」のキューを入れています。
もちろん、犬がその一連の動きを覚えてしまえばいちいち言う必要はありませんが、マスターするまではサポートでキューを入れてあげるとわかりやすいでしょう。

ということで、先週からルーティンの構成に入った「火曜ドッグダンス世田谷クラス」のGくんは、腕跳びを頑張ってくれました。

202007071

若いので覚えるのが速い。
犬もハンドラーも若いっていいですね。


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2020年7月 6日 (月)

ドッグダンストリック:Sit up(チン)

今日は家でトリック練習。
ドッグダンスでも使われることの多いSit Up(チン)を見習いに教えることに。

コロナの自粛に入ってから時々やっていますが、
バランスがよろしくないようで、なかなかうまくできません。
ということで、気長にやっています。

わが家で繁殖した女の子ニキーは教えるまでもなく勝手にSit Upする子でした。
美味しいものを見せるとすかさずSit Up

ところが、アシスタントのニコルは体がぐにゃぐにゃしているのか
これまた立ち上がるまでに数年。

202007061

しかし、ようやくなんとかハンドシグナルが無くても出来るようになりました。

トリックを教えるのは簡単ですが、犬がそれを出来るようになるかどうかは、トリックをただ覚えるだけでなく、体が慣れるまでの時間を要します。

というわけで、見習いのSit Upも完成までにはまだまだ時間がかかりそうです。

昨日の話が重たかったので、今日は軽めで。

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2020年7月 5日 (日)

ブリーディングについて

今日はちょっと長文です。

仕事柄多くの飼い主さんと出会い、様々な犬たちとの出会いがあります。
カウンセリングで伺うとき、情報源として、犬をどこから入手されたのか伺います。
入手先は、ブリーダー、ペットショップ、保護団体等いろいろです。

以前はペットショップや保護団体の場合、多少なりとも問題行動の原因がある可能性があって、ブリーダー出身の場合は安心できると思われがちでしたが、最近ブリーダー出身でも問題を抱えているケースが増えています。


ブリーダーと称するところでも、パピーミル(子犬工場)と言われるように、施設内にケージがカプセルホテルのように並び、繁殖犬は繁殖のためだけに生かされていて、散歩に連れ出してももらえないというケースがあります。
こういうところでは、繁殖犬として使えなくなると、保護団体に渡してしまうこともあります。

そこまで大がかりでなくても、年に2回シーズンが来る雌犬に、シーズンごとの交配をさせるという虐待に近い繁殖をしているところもあります。

わが家も20年以上前に一度だけ繁殖したことがあります。
母犬は交配から2か月ほどで出産、その後離乳食が始まるまで、おっぱいを飲ませ、排泄の処理をし、寝る間もなく子犬たちの面倒を見ていました。
離乳食が始まっても、子犬たちは相変わらず母犬を追いかけて、チャンスがあればおっぱいに吸い付いていました。

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子犬が新しい家族の元に旅立つのが生後およそ2か月後。
母犬はその後少しずつ体力を戻していきますが、しばらくすると被毛がごっそり抜けて子犬たちに栄養を取られてすっかり痩せたしまったボディラインがはっきり見えるようになります。
体力が戻るまでにはまだまだ数か月はかかるわけです。

そのため理想的な繁殖計画は、1年半から2年ぐらいあけてからとも言われています。

生まれてくる犬の頭数によって、当然収入は変化しますし、母犬のケアにも費用が掛かります。
所有している母犬の数が増えれば、当然その負担もかかります。
食費、ワクチン、狂犬病予防接種、フィラリア、トイレシーツなどなど。
母犬の健康管理や生まれてきた子犬たちの世話を考えると、ブリーディングはとても大変な仕事です。
生業にしようとすれば、人件費もかかるかもしれません。

簡単に言うと、ブリーディングは儲からないということです。

「血統書付き」と言うと、100パーセントの安心保障がついているように考える人がいますが、それは大きな勘違いです。
血統書はその犬の素性を明らかにする家系図です。
血統書には両親犬とさらにその上の両親犬の記載があり、どんなラインの犬かということがわかります。

名前にCHと言う記載があれば、何かのチャンピョンになったということです。
色も記載があるので、両親ともに白黒だったのに、生まれた子が白茶だったというときは、祖父母の犬の色を見て、「あ~、そういうことなんだ。」と納得出来たりすることもあります。

チャンピョンにもいろいろな種類があり、ドッグショーのチャンピョンだったり、トレーニング(オビディエンスなど)チャンピョンだったアジリティチャンピョンだったりと様々です。
しかし、それを見ることで、その犬がその犬種のスタンダードを受け継いでいるのか、運動性能を受け継いでいるのかを確認することもできるわけです。

もちろんCHが付いてなくてもいいんです。
要はその犬が、その犬種であることをきちんと証明して、両親犬がわかっていることが大事です。

「血統書が付いているから値段が高い」と言われれば、ある意味ちゃんと証明された犬だからという保証はあるかもしれませんが、健康上問題が無いかどうかはブリーダー次第です。

繁殖前に、健康チェックがきちんとなされたか、生まれた後の子犬の健康管理がきちんとされていたか。
全てはブリーダーの責任とも言えるでしょう。

確かに何頭も生まれれば、中にはドッグショーでチャンピョンを取れない犬もいるでしょう。
同じ犬種であっても、スタンダードには厳しい決まりがあります。
その良し悪しは別として、急にサイズが小さい子ばかり増えてしまったり、あるいは、半立耳がスタンダードなのに、立ち耳の子が生まれてしまったりする場合もあります。
そういう犬たちはドッグショーをやりたい人には向かないので、スタンダードを基準にしているブリーダーであれば、家庭犬として譲ると言う選択をします。
その場合当然販売価格はスタンダードの犬より割安になります。
別にそれはいいんです。
値段が安いからその犬の価値が下がるわけではなく、性格が良ければ、家庭犬として申し分ないのですから。

要はそういうことをきちんと新しい飼い主さんに告げることが大事なのです。

犬は生き物ですから「不良品」という言葉は使いたくありませんが、健康な子犬がやってくると信じていた人たちをだますようなことをしてはいけないと思います。
良心的なブリーダーであれば、それも含めてサポートします。
そもそも、きちんと健康管理がされていても、生き物である限り100パーセント問題ないとは言い切れません。
それをわかったうえで、取り扱うことがプロとして必要なのではないでしょうか。

余談ですが、ドッグショーのチャンピョン犬になるにはとても費用がかかります。
審査基準がジャッジの眼に頼るしかないため、スタンダードの基準を満たしていても、ショーに出れば必ず勝ってタイトルが取れるという保証はどこにもありません。
そのため、全国のショー会場に足を運び、高いエントリーフィーを払い、場合によってはプロのハンドラーにハンドリングを頼まなければいけないこともあります。
生半可な費用ではないので、当然投資した分が子犬の値段に上乗せされることも考えられます。

そこがオビディエンスやアジリティなどのチャンピョンと違うところです。
オビやアジは競技での成績が良くなければチャンピョンにはなれません。
成績は「出来たか出来なかったか」で数字化されているので、
ドッグショーに比べればわかりやすいと言えるでしょう。
もちろんエントリーフィーはかかりますし、トレーニングに費やす費用もバカにはなりません。

しかし、どんな犬がやってきてもかわいい我が子になっていきます。
良心的なブリーダーであれば、かわいい我が子の産んだ子犬をどこに嫁がせるかとても悩みます。
お金の問題ではなく、その犬が幸せになれるかどうかを考えるからです。

決まった犬種の犬を探そうと思ったら、労を惜しまず情報収集してください。
ご縁はいつやってくるかわかりませんが、子犬がやってきたら、終生お世話をする気持ちで、犬と一緒に勉強していきましょう。

もうすぐ七夕です。
21年前、生まれる前から予約が入っていたにもかかわらず急なキャンセルで行き先がなくなってしまった我が家のイケメン君。
いい家庭が見つかりますようにと短冊に書き、車のウィンドウに写真付きのチラシを貼って1ヵ月走り回ったところ、七夕のその日に連絡をもらい、素敵なご家族の元に旅立ち、終生かわいがっていただきました。

202007052
この時期はどうもセンチメンタルになっていけませんね。

長文失礼いたしました。


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2020年7月 4日 (土)

ハンドラーのためのディストラクションレッスン

今日はワンダフルステップさんに主催していただいた、サニーサイドドッグスの伊藤先生とのコラボレッスンでした。

お題は「ハンドラーのためのディストラクション」。

ドッグダンスでファンマッチや競技会に臨む人は増えていますが、
会場が限定されることもあり、なかなか身近での開催回数は増えません。

どんなドッグスポーツであっても、犬もハンドラーも慣れることが重要です。
競技会数が少なければ、家でどんなに練習したとしても
本番では他の参加者や参加犬、ジャッジや観覧者などの存在が大きなディストラクションとなって、なかなか練習通りにはいかないものです。

犬のディストラクション練習は当然ですが、ハンドラー自身も
ジャッジの目線に緊張したり、あるいはパートナーがうまく動いてくれないことで
なんとかしようと焦ってさらに負のスパイラルに陥ったりということもよくあります。

いろいろな状況を想定した練習はハンドラー側にも必要ということです。

今回はそんなことを着眼点にしたアドバイスをさせていただきました。

犬が困っているとき、サポートしてあげられたか。
犬にきちんとこちらの意図が伝えることができたか。

私たちが客観的に観ることで、何かのヒントになってくれれば嬉しいですね。

帰り際、残った犬たちでディストラクション練習。

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こういう練習、もっとやりたいんですけどね。


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2020年7月 3日 (金)

ドッグダンス:バックステップは難しい

ドッグダンスの動きの中には犬の「バックステップ」があります。
つまり後退歩行ですが、シチュエーションとしては、
ハンドラーの横で、ハンドラーと一緒に後ろに下がったり、
ハンドラーと向かい合わせで後ろに下がったり、
あるいは犬だけが単独で後退したりと様々です。

ハンドラーと一緒に動くのであれば、ハンドラーの傍にいるポジションを伝えながら
犬と移動することで、バックステップは比較的早く出来るようになります。

しかし、単独バックの場合、ハンドラーとの位置関係が保てないことから
なかなかバックステップの意味を理解するのは難しいものです。

当然体の動きがスムースでなければ下がれないので、
ハンドラーと一緒の後退歩行の練習から始めて体を慣らすのですが、
いざ単独バックをやってもらおうとするとなかなか距離が伸びないという声を聞きます。

今日のDogLifeDesignさんでのプライベートレッスンはPさんのドッグダンス。
前回ハンドラーと一緒の後退歩行を練習していただいたので
今回は単独バックの練習。

途中でとまってしまい、なかなか距離が伸びないそうなので、
クリッカーのタイミングや、もう一度声をかけるべきか待つべきかなどの
状況判断をやっていただきました。

202007031

犬が離れていくことを教えるには、トリーツのデリバリー方法もポイントになります。
戻ってきてからではなく、離れていくことを強化するタイミングでトリーツを出します。

なかなか距離が伸びないときはターゲットマットを使うのもおすすめです。

焦らず少しずつ、犬が理解できるまで繰り返して練習していきます。


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2020年7月 2日 (木)

マスクは犬にもストレス

「マスクをすることで、表情が伝わりにくい」という話を今朝テレビでやっていました。
確かに相手の表情はわかりづらいし、声はこもって聞き取りづらい。
人間同士でもそうなのですから、相手が犬の場合はさらに厳しくなります。

202007021

家の中ではマスクをしないで話をすることで慣れていても、
外の散歩やレッスンなどでは当然飼い主はマスクを着用しています。

犬は人の話に耳を傾けようとしますが、同時に人間の口元もよく見ています。
マスクをしてしまうことで、飼い主が笑っているのか(喜んでいるのか)
機嫌が悪いのか(怒っているのか)、判別しづらくなります。
しかもマスクで声がこもってトーンも低くなります。

以前FCIオビディエンスクラスIの競技を見学していた時のことです。
あるハンドラーがパートナーに「持来」のキューを出していました。
犬はダンベルのところまで走って行きましたが、咥えませんでした。
そこでハンドラーはもう一度「持ってこい」と指示をだしました。
遠隔作業のため、多少声は大きめに出していました。

しかし犬は咥えずその場で立っていました。
ハンドラーはその後2回ぐらい、更に低い声で怒鳴るように指示を出していました。
ちなみに、このハンドラーは男性でした。
審査員の指示で、その課目はそこで終わりとなり、犬は呼び戻されました。

オビディエンスの競技においては指示のキュー(基本的には言葉)1回で犬が作業を行えず、追加でキューを出す場合は減点されます。
追加のキューが3回以上になると基本的にその課目は不合格(0点)になります。

クラスI11課目目は「総合評価」です。
そこではハンドラーと犬のチームワークや相互的な作業への喜びとスポーツマンシップが評価されます。
審査員からハンドラーに言い渡された一言は、「2回のキューで犬が作業に入らなかった時点ですでに得点はないのだから、さらに犬に圧をかけるように怒鳴ってはいけない。」というものでした。

競技会で犬が出来なかったのには理由があったからでしょうし、
そのような精神状態の時、ハンドラーからさらなる威圧を受けたら、
犬はますます動けなくなります。

同じ言葉を発していても、声のトーンが違えば当然犬はストレスを感じる可能性があります。
その言葉の中には、「なんでやらないんだ!?」「やれるはずだろう。」というハンドラー側のいら立ちが入っていることを犬は敏感に感じ取っています。

マスクをすることで、犬たちは飼い主の表情を読み取ることも難しく、
声まで聴こえづらくなっています。
マスクをしながら犬と話すときは、いつもよりちょっとトーンをあげて、
楽しそうにはっきり伝えてあげるとわかりやすいでしょう。


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2020年7月 1日 (水)

ラリオビ定期レッスン

今日は月に一度のラリオビの定期レッスン日でした。

covid19
の影響もあり、参加者全員がなかなか集まれない現状ですが、
今日はひさしぶりにコース練習を行うことが出来ました。

202007011

コース練習の前は、ラリオビでよく出てくる動き「Call Front」や
レベル3で出てくる後退歩行の基礎練習を行いました。
これらの動きには後肢の意識がポイントになります。

さまざまな角度から後肢を動かす練習を行いましたが、
みんな上手に動けるようになりました。

シニアになっても出来るラリオビ。
後肢の可動域を増やすのはアンチエイジングにも効果的です。

長く楽しんでいただきたいですね。

9月6日はWanByWan主催WCRL規定ラリーオビディエンストライアルを
山梨県のドッグリゾートワフ、インドアドッグランで行います。
詳細は下記をご確認ください。

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