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2020年6月 8日 (月)

ドッグトレーニング:教えることはひとつずつ

今日のプライベートレッスンは保護犬のHさん。

先日カウンセリングでお会いした時は、椅子の下からなかなか出てこなかったのですが、
待っていたら自分から寄ってきてくれ、帰るころには私の手からフードを食べてくれるまでになりました。

そして今日お伺いすると、また隠れてしまうかと思っていましたが、
出迎えてくれました。
覚えていてくれたようです。

そして、跳びつかないで座るといいことがあるということも
かなり刷り込まれています。

しかし、まだ「オスワリ」という言葉と、座る行動がリンク付けされていません。
これから少しずつです。

一番最初に覚えて欲しいのは自分の名前。
名前を呼ばれたらいいことがあると学習してくれることが大事。


ハウスも少しスムースに入れるようになってきました。
っが、「ハウス」という言葉もまだ理解していません。

名前を呼んで振り返ったら褒める。
跳びつかないで座てくれたら褒める。
トリーツを使っても、ハウスに入ってくれたら褒める。
呼ばれて傍に来てくれたら褒める。

そんなことを集中的に練習していきます。

一度にたくさんのことではなく、ひとつずつ教えていきます。

呼んで来たら、それだけで褒めます。
オスワリをさせる必要は全くありません。

ハウスに入ったら、それだけを褒めます。
座るのを待つ必要はありません。

今のHさんにやれることは一度にひとつ。

トレーニングに慣れてきたら、少しずつハードルをあげればいいのです。

沢山褒められたHさん。
一生懸命、何をやったら褒められるのか考えている姿が健気です。

202006081

焦らず、少しずつ、新しい家族との信頼関係を築いていきます。


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