ドッグトレーニング:教えることはひとつずつ
今日のプライベートレッスンは保護犬のHさん。
先日カウンセリングでお会いした時は、椅子の下からなかなか出てこなかったのですが、
待っていたら自分から寄ってきてくれ、帰るころには私の手からフードを食べてくれるまでになりました。
そして今日お伺いすると、また隠れてしまうかと思っていましたが、
出迎えてくれました。
覚えていてくれたようです。
そして、跳びつかないで座るといいことがあるということも
かなり刷り込まれています。
しかし、まだ「オスワリ」という言葉と、座る行動がリンク付けされていません。
これから少しずつです。
一番最初に覚えて欲しいのは自分の名前。
名前を呼ばれたらいいことがあると学習してくれることが大事。
ハウスも少しスムースに入れるようになってきました。
っが、「ハウス」という言葉もまだ理解していません。
名前を呼んで振り返ったら褒める。
跳びつかないで座てくれたら褒める。
トリーツを使っても、ハウスに入ってくれたら褒める。
呼ばれて傍に来てくれたら褒める。
そんなことを集中的に練習していきます。
一度にたくさんのことではなく、ひとつずつ教えていきます。
呼んで来たら、それだけで褒めます。
オスワリをさせる必要は全くありません。
ハウスに入ったら、それだけを褒めます。
座るのを待つ必要はありません。
今のHさんにやれることは一度にひとつ。
トレーニングに慣れてきたら、少しずつハードルをあげればいいのです。
沢山褒められたHさん。
一生懸命、何をやったら褒められるのか考えている姿が健気です。
焦らず、少しずつ、新しい家族との信頼関係を築いていきます。
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