ドッグトレーニングインストラクターの仕事
私は文字数に制限や選択肢がない時は、職業をドッグトレーナーではなく、ドッグトレーニングインストラクターと記載しています。
その違いはなんでしょうか。
ドッグトレーナーは犬に何かを教える仕事です。
アニマルトレーナーと同じですね。
しかし、インストラクターの場合は人への指導というプラスアルファが入ります。
犬のトレーニングの仕事に就いているということは、ある意味犬に行動を教えたり、修正することはプロでなくてはいけませんが、中には人に伝えるのが不得手な人もいます。
私は元々人前で話すのが苦手だったので、トレーナーの仕事を始める前に、某ローカルラジオ局のアナウンサー養成クラスに一年通いました。
それでもあがり症は治りませんが、少しは話せるようになりました。
家庭犬のトレーニングに携わる以上、飼い主さんとのコミュニケーションは不可欠です。
もちろん実際きちんとお伝えできているかどうかは常に不安が伴いますが、
出来るだけ自分の持っている技量を最大限使って、飼い主さんにお伝えし、
飼い主さんがご自分の愛犬のプロになって頂けるよう努めています。
ところが先日ある人からこんな話を聞きました。
学び手(飼い主さん)が成長して自分のライバルになることを懸念し、全てを伝えないプロがいるということでした。
昔からの訓練士さんと言われる方は、自分の生徒さんが表彰台に上がることを誇りに思う人が多いものです。
逆に、自分の生徒さんが結果を出してくれなければ、自分の教え方に問題があると言われかねません。
どこかで何かが間違ってしまった感がある昨今。
海外のプロたちは、コロナ渦にあって沢山の情報をリーズナブルなフィーで提供してくれています。
トレーニングのこと、犬のケアのこと、ドッグダンスのこと、分野は様々ですが、みなさん惜しげもなく持っているものを提供してくださいます。
わが家の見習いもただいまお勉強中。
コロナ禍でオビの練習がままならないので、自宅で別メニュー中です。
みんなで日本の犬界のレベルアップを目指して愛犬と楽しく学んでいきましょう。
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