犬育ても簡単ではありませんね。
人間の子供同様、犬も苦労させられるほど、人は学ぶことが沢山あります。
同じ育て方をしても、どの子も同じように育つとは限りません。
特に犬の場合には犬種による特性も関係してきます。
サイズも違えば、気質も違う犬たち。
同じ方法が当てはまるはずがありません。
今まで一緒に暮らして特に問題がなかったということは
その犬の気質が良かったからとも言えるかもしれません。
逆に問題が出てきてしまった犬たちに関して言えば、
当然犬たちが悪いのではありませんが、
ふつーと言われる犬たち以上に、感情の機微に心を配らなければならなかったと言えるでしょう。
幸か不幸か、今まで一緒に暮らした7頭の犬たちはさほど神経質でもなく、
当然嫌がることを無理やりやらせたことはありませんが、
「絶対イヤ~!」とは言わない犬たちでした。
ところが現見習いオス4歳は、いろいろ気難しいところがあります。
ひとつのトラウマを引きずるタイプです。
恐らく今までの犬たちであれば、「えっ?今なんかあったの?」ぐらいのことでも、
いちいち気になる性格です。
しかも、何をしても怒らない先輩犬(アシスタント)のおかげで、自由気ままです。
将来的なことも考えて、以前からマズルガードを着けるトレーニングをやり、
現状はすんなり着けさせてくれますが、それを着けたら自由を奪われることはよくわかっているので、
当然楽しそうではありません。
食べることは好きですが、食べることが一番好きなわけではないので、
美味しいものとのリンク付けも彼の場合は絶対ではありません。
まぁ、少しの間なら仕方ないと我慢してくれているレベルです。
一方アシスタントは我が家に来た頃から歳の離れた先住犬が2頭いて、
あまり自分を出さないタイプです。
先住犬が旅立って、ようやく自分の天下となったのもつかの間
後輩の見習いがやってきてしまいました。
そんな環境もあり、多少の嫌なことは我慢しますし、
本当に嫌な時は逃げることで意思表示しています。
例えば散歩中犬同士の抗争を見ると、さっさといなくなるといった具合です。
同じ犬種であっても、性格は全く違う2頭。
さて、見習いには以前からハズバンダリーケアのトレーニングで
チンレストやマズルガードの装着をやっています。
今日は別のマズルガードの装着練習をしていたら、
「オヤツくれるなら、やってもいいわよ。」と隣にやってくるアシスタント。
一方オヤツがあっても、早く終わらせて欲しいそぶりの見習いがとても対照的でした。
ということで、アシスタントは嫌がりもせず、マズル装着に応じてくれました。
犬の気持ちを知るためには観察は大事ですね。
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