ドッグトレーニングは休憩も大事
意欲的にトレーニングに付き合ってくれる犬たちを見ると、
教え手としてはついつい嬉しくなって、時間が伸びてしまったりすることがありますが、
心身ともに、休む時間も大事です。
特に若い犬は、本当に好きなことであれば、
自分からやめて休むことはあまりありません。
しかし、学んだことが身につくには、休む時間も必要です。
沸騰した頭を冷やし、疲れた体を休ませることで
次のステージにあがりやすくなってきます。
特にやる気が先行しすぎて興奮があがってしまうと、
冷静に考えることが出来なくなることがあります。
例えば我が家のアシスタントも、何かやると報酬が出るとわかっているので
やる気ばかりが空回りしてしまうことがあります。
特に9歳もすぎると、食欲で頭の中がいっぱいになってしまい、
うまくできなくて褒められないと、ますますストレスでジタバタ。
そういうときはクライテリアを下げて、強化頻度を増やしてあげることで
ストレスを下げて、一度頭を冷やしてから作業を再開します。
やる気があればいいというものでもありませんね。
今日のプライベートオンラインレッスンは5か月のパピーさん。
やる気も集中力もあって、楽しそうに作業をこなしていきます。
子犬にも休む時間は大事。
子犬はすぐチャージされますし、自分から休むのは限界になってから。
時にはハウスなどで、強制的に休憩タイムを取ってもらうことも必要ですね。
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