ドッグトレーニング:訓練方法を考える
ボーダー・コリーは作業犬です。
かと言って、どのボーダー・コリーも作業意欲があって、
動くことが大好きなタイプもいますが、非運動系と言われる犬もいます。
ディスク遊びも3回取りに行ったらもうやめてしまうとか。
どの犬種もそうですが、個体差は否めません。
しかし、小型犬と比べれば、手に負えなくなりそうになると、
「訓練所に出そう。」とか「訓練所に預けよう。」と考える飼い主さんがいらっしゃいます。
「訓練」を考えることはとてもいいことです。
仕事が無い犬たちは退屈してしまい、その結果飼い主にとって好ましくない行動が出ることが多いからです。
しかし、その「訓練」をどうやるかは飼主さん次第。
どうしても時間が無いからと「預託訓練」を考える人もいるでしょう。
通いで来てもらおうと考える人もいるでしょう。
どちらの場合であっても、最後は飼い主さんが犬とのコミュニケーション方法をプロから学ばなければ、その後の十数年が味気の無いものになってしまうでしょう。
特に遊び好きなボーダー・コリーたち、飼い主さんと一緒に作業することを心待ちにしているはずです。
プロのトレーナーたちは犬に伝えること仕事なので、犬もトレーナーの言うことはよく聞くという話を耳にします。
そこで、トレーナー任せにしないで、飼い主さんも一緒にトレーニング方法を学ぶことが、結果「急がば回れ」となります。
ボーダー・コリーは賢い犬種です。だから飼うのも難しいと一般的によく知られています。
それゆえ問題行動が出始めてしまうと、遺棄されるケースも少なくないのが現状です。
「行動修正」に時間をかけるより、早いうちに愛犬と一緒に勉強していただければと思います。
力で押さえつけるのではなく、学び手に伝わりやすく教えられる教え手になりましょう。
今日のオンラインプライベートレッスン。
飼主さんが、うまくいかなかった時、ご自身で工夫されて犬に伝わりやすい環境をつくられました。
飼主さんもちゃんと学んでいらっしゃるのを見るのは嬉しいですね。
-----------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村
| 固定リンク
「ドッグトレーニング」カテゴリの記事
- 考える犬を育てる。(2024.12.01)
- トリガーをなくすのは時間がかかる(2024.11.30)
- 犬の吠えを考える(2024.11.28)
- 景色が変わると犬は混乱する(2024.11.26)
- JKCの競技会に参加してきました。(2024.11.24)
コメント