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2020年5月31日 (日)

ドッグトレーニング:集中できる環境ですか?

今朝犬たちといつもの練習をしようとしたところ、
アシスタントのニコルが、いつも通りついては来るのですが、
何か言っても反応が鈍いうえに、違うことをしたりしています。

よく見ると、左耳の位置がいつもより下がっています。
こういう時は耳の中が気持ち悪い時。
掻いてはいないので、痒いわけではなさそうですが、
ちょっと触ってみると、嫌そうな顔をしています。

気になることがあるときは人間も集中力が落ちます。
今のニコルがまさにその状態。
こんな時に何かをやっても、聞いていなかったり、
適当なことをやったりして、トレーニングがいい加減になってしまいます。
そんなときは無理にやらないことも大事。

気になるものは体の状態だけではありません。
先日見習いを休止させていたところ、なぜか彼の周りを虫がブンブン。
立ち上がりませんでしたが、停座しながら虫を追っ払おうと
あっちこっち首を振っていたので、おそらくキューを出しても
聞こえなかったかもしれません。

余談ですが、競技であれば、そんなものも気にしないでいる方がいいのですが
やはりそこは、万が一蜂のように危険なものが来てしまったときは
自発的な危険回避行動も身につけておいて欲しいですね。

いずれにしても、集中力を欠く原因はなるべく無くしてあげないと、学習の効率はあがりません。
だからと言って、いつも家の中の、何の刺激もないところでばかり練習していては、
様々な刺激のある外の世界では何もできない犬になってしまうので、
少しずつ、様々な環境に馴らしていくことが大事。
急にさらすのではなく、出来ることを少しずつ増やしていきましょう。

202005311
※家の中で出来ることを、外でも出来るように。


要は犬の今の状態に合わせて対応しながら、
犬のステップアップをサポートしてあげることですね。

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