突然子犬を迎えてしまった方へ。
この時期(どの時期?)、犬を飼い始める人が増えたというような話を聞きます。
確かに、家にいる時間が増えているので、たとえ子犬を迎えたとしても
十分ケア出来るというのが理由でしょう。
元々犬との生活を考えていた人にとっては良い時期なのかもしれません。
恐らく、いろいろ勉強して犬を迎えようと計画を立てていた方は別として、
急に子犬を迎えてしまった方に、今日はとてもシンプルなアドバイスを。
子犬を迎える時期によって、お散歩に出られる時期は異なります。
子犬が来たら、すぐ外に連れ出していいとは思わないでくださいね。
犬には様々な病気があって、生まれてからある一定の時期までは
母犬の抗体を受け継いでいるため罹患する確率は少ないですが、
その抗体が切れるころに発症している犬や、発症していなくても罹患している犬や
その排泄物と接してしまうことで病気にかかってしまうことがあるのです。
そのため、ワクチンを接種して、病気にかからなくする必要があります。
ワクチンを接種しても、抗体があがってくるまでには多少日数がかかるので、
お散歩に出られる時期については獣医さんからきちんとお話を聞きましょう。
同時に、この時期は子犬にとって「社会化」という大事なお仕事があります。
「社会化」とは、これから子犬が成長と共に出会うであろう多くの環境刺激に
好奇心旺盛な限られた時期に馴らしてあげるというものです。
ワクチン接種がまだの場合は、抱っこで散歩に連れ出したり、
バギーに乗せて街中を散歩して、車の音や、バイクの音、
道行く人や子供たちなどなど、多くの生活音に馴らしてあげることが大事です。
ただし無理強いは禁物です。
怖がっているものに無理やり近づけるのではなく、
自分から近づこうとしたらサポートしてあげましょう。
特に抱っこされていると逃げられないので、
怖いことばかりが起こると、抱っこ自体が嫌いになってしまわないとも限りません。
そして、一番大事なのは、子犬は人間の赤ん坊と一緒で、
まだ何も学んでいないということです。
こちらの話が通じるまでには、まだまだ時間がかかりますし、
失敗も沢山します。
それらを叱るのではなく、失敗しないようにサポートしてあげるのが
人間の役割です。
子育て初心者でわからないときは、是非プロに聞いてみてください。
将来良きパートナーになってもらうためには、
正しく指導してあげることが大事です。
もし、子犬が急に来てしまったときは、こんなことを思い出していただければと思います。
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