犬のサインを読む
犬のきもちを読み解くために、多くの研究がなされています。
人間側の想像ではなく、犬の出すサイン(ボディーランゲージ)を観察して
犬のきもちを理解しようというものです。
ちょっと前は、「カーミングシグナル」という言葉が
犬の表すボディーランゲージについて理解を深めるのによく使われていました。
「カーミング」とは、「落ち着かせる」と言う意味です。
それは、人に対してであったり、他の犬に対してであったり、
あるいは自分自身を落ち着かせるためのサインです。
今日見習いが近所の子供たちのリクエストに応えて
車から降りて来た時の様子。
チビのころは全然平気だった小さい子供。
思春期に、Vinのことを好きだった男の子にハグされたのがきっかけで、
ちょっとおよび腰に。
逃げられない状況は犬にとってはとてもストレスです。
今回は、ご近所の子供たちには、前もって
「茶白は白黒と違って吠えたりするし、触らせてくれないかもしれないから、
無理しちゃダメ」ということを言ってありました。
嫌ならいつでも車に戻れるように車も開けておきました。
子どもたちが動かないでいてくれたので、
見習いは自由に相手を確認し、
リラックスし、最後は自分からそばに寄れるようになりました。
とは言っても、明日も同じとは限りません。
愛犬の様子をよく観察することが大事ですね。
-----------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村
| 固定リンク
「犬の行動学」カテゴリの記事
- ドッグトレーニング:「般化」は難しい(2021.01.10)
- 警戒心と自立心は紙一重?(2021.01.08)
- 尻尾のはなし。犬種の特性も踏まえて。(2020.11.18)
- 犬は予測する(2020.11.12)
- 犬のストレスサイン(2020.07.25)
コメント