ドッグトレーニング:持続は別に教えます。
カウンセリングでお伺いする時、どの程度言葉のキューが理解できているかを確認する指標として、「オスワリ」や「フセ」などの基本の行動が出来るかどうかお伺いすることにしています。
大部分の方は「オスワリできます」という回答をくださいます。
そこでやっていただくと、一瞬芸のように、「オスワリ」したあとすぐ立つという行動が見られます。
確かに「オスワリ」という行動は理解しているので、腰を下ろしてくれるのですが、
「オスワリ」を持続することは教えてあげてないのだと思います。
これは「オスワリ」に限ったことではありません。
「もういいよ。」とか「OK」といった「解放(リリース)」のキューを聞いたら
動いていいよというように教えてあげることが重要です。
つまり、解放のキューが出るまでは、じっとしていることを教えてあげるのです。
今日はアシスタントたちとトリックの練習。
両前足を何かの上にそろえて乗せるというもの。
アシスタントは得意なのですが、持続が苦手なので今回はそのあたりを強化練習。
ついでに見習いも一緒に始めてみました。
両手を同時にあげるのはまだまだですが、
それぞれ少しずつ学んでくれているようです。
-----------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村
| 固定リンク
「ドッグトレーニング」カテゴリの記事
- 「持来」は役に立つ。(2025.02.18)
- 勉強は楽しくないと続かない(2025.02.17)
- 犬育ては時間がかかる(2025.02.14)
- 犬の行動変容をサポートする(2025.02.13)
- 犬のきもちづくり(2025.02.12)
コメント