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2020年4月24日 (金)

ドッグトレーニング:遠隔作業を教える。

オビディエンスやドッグダンスでは、課題やルーティンのムーヴに
遠隔作業が入ってきます。

同じ行動(スピンなど)であっても、ハンドラーの横(すぐ傍)でやるのと、
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メートル離れた場所でやるのでは犬にとっては全く景色が違います。

ハンドラーの傍で確実に出来るようにならなければ、
当然遠隔ではできません。

そこで、ハンドラーのすぐ傍で出来るようになったら、
少しずつ犬から距離を取って同じ作業が行えるように練習していきます。

そういう時にポイントになるのは、トリーツ(報酬)のデリバリー方法です。

犬はすぐにでもハンドラーの元に戻ろうとします。
そこで、戻ってきた犬に対してトリーツを渡していると、
犬は離れた場所で作業を行ったら、ハンドラーの元に戻ってトリーツをもらうことばかりを考えてしまいます。
そこで必要になるのが、離れた場所にいる犬を褒めること。
場合によってはトリーツを犬のいる場所に投げたり、
犬のいる場所に走っていって、そこでおもちゃで犬と遊ぶなど、
犬が離れていた方がいいことがあると教えていく必要があります。

初めから距離を取ることばかりを考えず、
犬が少しずつ自信が持てるように、少しずつ距離を伸ばしていくといいでしょう。

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ターゲットマットまで前進する練習をしている見習い。
目の前の「ターゲットマット」に前足を乗せるところから始まり、

少しずつターゲットからの距離を伸ばしていき、
「前進」のキューで、一人でターゲットまで走っていけるようにします。
トリーツやおやつのご褒美は、ターゲットマットの上でもらうことができます。

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もちろん、確実にこの作業がマスター出来れば、
褒めた後、どこで遊んでも構いませんが、
自信がつくまでは、必ずターゲットマットで報酬が得られるように
プランニングしていきます。

焦らず、ゆっくり組み立てていきましょう。

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