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2020年3月 5日 (木)

犬のキャパを理解する

犬はそれぞれ個体差があって、みな同じではないことは誰でもわかっていることなので、
改めて言うことではありませんが、
時々、忘れてしまうことがあります。

「みんな出来るから(うちの子だって大丈夫)。」
「先住犬は出来たから(当然この子も出来るに違いない)。」
「この子は大丈夫(いつも私といると平気だから)。」

こんなことを考えてしまったことはありませんか?

わが家の犬たちは、今の犬たちが7頭目と8頭目になりますが、
7頭目までの犬たちは至って温厚で、人に対してもフレンドリー。
近づいてくれば、フツウに愛想よく挨拶できる犬たちでした。
怖い思いはしていないからでもあるのでしょうが、
特に6頭目のオス犬は、子供に耳を急に引っ張られることがあっても、
じっと我慢が出来る犬でした。
※散歩中に障害を持つ子供が急に近寄ってきて耳を掴んだので、防げませんでした。

付き添いの人と私でなんとか耳から手を離させようとしたのですが、
なかなか取れなかったので、その間私はずっと犬を励ましていました。
それでも彼は吠えもせず、唸りもせずで、多少のことでは動じない犬でした。

しかし、今の見習いはどちらかと言うと繊細で、
すぐ頭がいっぱいになってしまうタイプです。

1歳に満たないころ、イベントで集合写真に入る機会がありました。
多くの人たちが犬連れで撮影場所に集まってきます。
犬の頭数は多いですが、きちんと管理されている犬たちばかりで、
喧嘩を売る犬もいません。
アシスタントならば全然問題ない状況でしたが、
見習いは待っている間にだんだんといっぱいいっぱいになって挙動不審に。

そこで、一度その場から離れて多くの犬たちと距離を置くことにしました。
すると大分落ち着いて来たので、撮影直前にまた戻って無事撮影終了。

4歳になった今でも、人は大好きで、自分から挨拶もしに行く犬ですが
抱きつかれてしまうとどうしていいかわからなくなる見習いです。

今日も散歩の途中で、座っている学生さんたちのところに勝手に挨拶に行き、
間に並んで座っていつまででも撫でられていたいアシスタントと、
挨拶に行きたくて尻尾をぶんぶん振ってはいても、
抱きしめられそうになると、ちょっと腰が引けてしまう見習い。

202003051

「帰る?」と聞くと、一目散に戻って来るところに警戒心を感じます。
彼なりに頑張っているところは評価できるので、無理せず、選択肢を与えることにしています。

また、見習いは急な環境の変化に適応するのも時間がかかります。

外から車のドアを開けるとき、
「びっくりするじゃないか!」と吠えるのもそのひとつ。

最近はノックしてから開けるようにしたところ、
大分びっくりしなくなりました。
自分の車にノックするのって、ちょっと変ですよね。

少しずつ成長してもらいましょう。
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