多頭飼いのルール
単頭飼いから多頭飼いになるときのきっかけは様々。
それぞれの犬の年齢も様々です。
場合によっては、後から来る犬が年上の可能性もあります。
しかし、今まで飼い主を独り占めしていた先住犬にとって
二頭目の犬の出現は一大事。
初めは、いつ帰るんだろうと思っていたのに、
全く帰る気配が無くて、仕方なく受け入れるようになる先住犬の気持ちを
忘れてはいけません。
新入りが来たことで、白髪が増えた犬もいます。
今まで自分だけとかかわってくれたのに、
いつの間にか自分も待たなければいけない立場になったことで
先住犬たちもいりろ苦労しています。
しかし、出来るだけ先住犬を一番にしてあげることで、
わずかですがストレスを減らしてあげることができます。
先日あるクライアントさんから、先住家の方が性格が幼いので、
後から来た犬を優先しようと思っていると言われました。
いえいえ、犬の性格は関係ありません。
ましてや先住犬が幼く見えるのは、後から来た犬に自分の位置を奪われるのではないかと言う
不安から来ているからかもしれません。
飼主さんが不在の時、部屋中に2頭の犬がマーキングしていることでもわかります。
長年暮らしていればいつか世代交代の時期がくるかもしれませんが、
年齢が近いと平和な世代交代にならないこともあります。
飼主さんがきちんと管理(コントロール)することで、
秩序が守られている場合が多いものです。
当然長年仲良く暮らしている犬たちもいるので、
どの家庭でも起こることではありませんが、
元々1頭飼いに適した犬がいるのも事実です。
犬任せにしないで、飼い主が秩序付けてあげることが
必要な群れもあります。
管理出来ないときは、クレートなどを利用したり、
部屋を分けるなどで摩擦が起きないようにすることも大事ですね。
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