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2020年3月 9日 (月)

環境刺激は犬にとって様々

今日のプライベートレッスンは、いつも室内で行っているのですが、
ちょっと事情があって外で行うことになりました。

屋外には様々な環境刺激があります。
道行く人、
走る子供、
吠える犬、
通り過ぎる自転車などなど。

どれをとっても犬には大きな刺激となります。
しかも、L君は日常的に、散歩の途中でお勉強することはないとのこと。
つまり、屋外での作業経験がほとんどないということ。

最初はどうなるかとちょっと心配したのですが、
表情を見ると、屋内レッスンよりリラックスしているようです。
もちろん、周りの刺激を気にはしていますが、
挙動不審にはなっていません。

なぜなら、L君あまり他犬や他人が得意でないので、
狭い空間に人や犬がいると集中しづらいのです。
屋外には多くの刺激がありますが、屋内と違って距離が取りやすいので
L君は周りの状況をゆっくり観察し、落ち着くことが出来るからです。


しかし、外での練習経験がないということで、
飼主さんの声掛けに対する反応があまりよくありませんでした。

そこで、L君が飼い主さんを見たら褒めておやつをあげてもらいました。

すると、何回かやっているうちに、外でもトリーツがもらえることがわかったのか、
飼主さんを見る頻度があがってきました。

集中が良くなってきたところで、初めて「ヒール」のキューを出していただき、
上手についてきたらさらに褒めてあげました。

外的刺激があっても十分な距離があると、落ち着いて作業が出来るL君。

202003091

休憩タイムは「マットトレーニング」の効果で、自分からマットへ。

202003092

リラックスできるまでには至りませんでしたが、
屋内で出来ることが、外でも少し出来るようになりました。

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