環境刺激は犬にとって様々
今日のプライベートレッスンは、いつも室内で行っているのですが、
ちょっと事情があって外で行うことになりました。
屋外には様々な環境刺激があります。
道行く人、
走る子供、
吠える犬、
通り過ぎる自転車などなど。
どれをとっても犬には大きな刺激となります。
しかも、L君は日常的に、散歩の途中でお勉強することはないとのこと。
つまり、屋外での作業経験がほとんどないということ。
最初はどうなるかとちょっと心配したのですが、
表情を見ると、屋内レッスンよりリラックスしているようです。
もちろん、周りの刺激を気にはしていますが、
挙動不審にはなっていません。
なぜなら、L君あまり他犬や他人が得意でないので、
狭い空間に人や犬がいると集中しづらいのです。
屋外には多くの刺激がありますが、屋内と違って距離が取りやすいので
L君は周りの状況をゆっくり観察し、落ち着くことが出来るからです。
しかし、外での練習経験がないということで、
飼主さんの声掛けに対する反応があまりよくありませんでした。
そこで、L君が飼い主さんを見たら褒めておやつをあげてもらいました。
すると、何回かやっているうちに、外でもトリーツがもらえることがわかったのか、
飼主さんを見る頻度があがってきました。
集中が良くなってきたところで、初めて「ヒール」のキューを出していただき、
上手についてきたらさらに褒めてあげました。
外的刺激があっても十分な距離があると、落ち着いて作業が出来るL君。
休憩タイムは「マットトレーニング」の効果で、自分からマットへ。
リラックスできるまでには至りませんでしたが、
屋内で出来ることが、外でも少し出来るようになりました。
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