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2020年3月 1日 (日)

ドッグトレーニング:オンとオフを教える。

様々なドッグスポーツでは、競技会という発表の場があります。
日ごろ練習してきたことを発揮する場であり、
そのためにハンドラー(飼い主)は愛犬に多くのサポートを行っています。

しかしながら、なかなか練習の成果が出せないことも多くあります。
原因は練習不足だったり、当日の集中力だったりと様々です。

人間もあがり症の人がいるのと同じで、
犬も周囲の環境に馴れていなければ、緊張してしまい、
うまく集中できないこともあるでしょう。
ハンドラーの緊張感が伝わってしまったり、
当然ハンドラー自身のミスもあります。

特に走ることに関しては犬たちは興奮しやすくなるので、
他の犬たちの競技を見ているだけで、興奮しすぎて疲弊してしまうこともあるでしょう。


大事なのは、やるべきときと、そうでないときの使い分けです。
常に「オン」の状態でいれば、犬も疲れてしまい、
自分の番が来た時に本領発揮できないこともあります。
そのためには、自発的に休憩を取る、「オフ」の状態でいられることも必要です。

少しでもトレーニングの経験がある犬は、ハンドラーにアテンションを向けてきます。
「アタシちゃんとママを見てるわよ。褒めてね。」と言う感じです。
それはとても嬉しいことですが、常に「オン」の状態では犬も休まりません。

愛犬がこちらを見てくれると、ついつい見返してしまったりしますが、
トレーニングタイムでは問題ありませんが、
そうでないときにあまり見過ぎると、犬は常に指示待ちの状態になって休まりません。

たまには視線をそらすことも必要ですね。

Hさん、怖いものや嫌いなものを我慢したときはちゃんと褒めてもらえ、トリーツが出ます。
ママを見ることが習慣になってきて、喜ばしい限り。

202003011

トリーツのタイミングをランダムにしながら、少しずつリラックスしたお散歩に移行中です。

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