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2020年2月14日 (金)

オビディエンス:臭気選別

見習いとやっているFCIオビディエンス競技には「臭気選別」という課目がクラス2から出てきます。
「臭気選別」には「自臭」と「他臭」があり、オビ競技では「自臭」になるため、
ハンドラーの匂いが付いた木片を探し出して持ってこなければなりません。

犬は元々嗅覚を使う動物なので、我が家の犬たちには、
目視出来ないものを探させるゲームから教え始めました。
いわゆる探し物ゲームです。

その後、いくつかの同じ木片の中から、私の匂いが付いたものを
探し出すというように工程は移行していきますが、
その過程にはいろいろな方法があります。

目視出来ないものを探すという段階で、犬たちのサーチモードが
目から鼻に変わるところはなかなか興味深い瞬間で、
最近はノーズワークをやっている人も増えたので、
その醍醐味を知っている方は多いでしょう。

匂いは空中に浮遊するので、場合によっては匂いの元(物)から離れた方向から
犬が匂いを追ってくることもあります。
広い場所での探索などではよく見られる光景です。

オビ競技の木片は25センチ間隔で並べられているのですが、
風が吹いていれば匂いが隣の木片に向かって流れることもありますが、
10メートル離れた場所から犬を木片に向かって送り出し
正解を持って帰ってきてもらうという行動は、
ある意味、「犬は鼻が利く動物だから当然出来るであろう」と考えます。
確かに。

しかし、その一連の流れを犬にきちんと伝えなければ、
能力は持っていたとしても、何をすればいいかわからない犬が
正解を持ち帰る確率はとても低いと考えられます。

1.木片に向かって走っていく。
2.いくつかの木片の中から、飼い主の匂いが付いた木片だけを選択する。
3.選択した木片を咥える。
4.咥えたままハンドラーの元に戻ってきて脚側停座する。

そして何より、この工程の2番だけは人間が正解を教えることが出来ないという特別な作業になります。

見習いは去年はずっと自信が無く、
正解を咥えたものの、また他の木片のチェックに戻るという
やっかいな病気にかかっていました。

チェックに戻っても正解を持って帰ってくれば点数は付きますが、
戻る途中で咥えていた正解を落とすので、
その後正解をもう一度咥えようとしたときに
くっついていた別の木片を咥えてみたり、
あるいはチェックするとき、他の木片を咥えてしまったりと
得点につながらない行動が続いていました。

今年になって、至近距離での練習を重ね、
正解に対しての褒めを早めることで、
少しずつ自信は回復してきましたが、
距離が出ると今度はせっかち病が。

202002141

一つ一つの作業を丁寧に教えるには、
きちんとしたプランニングが欠かせませんね。


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