ハズバンダリーケア:Chin Rest(顎乗せ)
先日点眼薬で苦労したというので"Chin Rest"を少し始めたRさん。
今日のレッスンはその続きから入りました。
"Chin Rest"とは人間の手のひらや膝の上などに顎を乗せてじっとしていること。
じっとしているとどういうことが起こるのかと言えば、
例えば獣医さんに行った時の治療がやりやすくなるというメリットがあります。
日本の獣医師でハズバンダリーケアを取り入れているところはまだまだ少ない状況です。
「忙しくてそれどころじゃない。」というのも一理あるでしょうが、
そもそもそういう手法を知らない獣医師も多くいるのではないでしょうか。
いずれにしても、今までの我が家の犬たちは、元来人にフレンドリーで
獣医さんも大好きな犬たちでしたから、触診、検温、採血、注射等、
どれも問題なく受けることが出来ました。
しかしながら、見習いはとあることから診察嫌いになってしまい、
挨拶は普通に出来ても、触診がとても苦手です。
見習だけでなく、獣医師が苦手な犬は少なくないのではないでしょうか。
そんなときも、無理やり保定するのではなく、自分から選択してもらうことを
教えてあげることで、ストレスが軽減できるのではないかというのが
ハズバンダリーケアの目的でもあります。
前回マズルを触られることに慣れてきたRさん、
今回その復習と、触っている時間をちょっと伸ばすことが出来ました。
焦らず、少しずつですね。
動画はWanByWanのFacebookでご覧になれます。
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