ドッグトレーニング:日常生活を見直す
犬のトレーニングは、犬に何かを無理やりさせることではありません。
新しい行動をわかりやすく教えて、習慣にしていくことです。
つまり、新しい行動に名前をつけていくことで、犬に名前を言えば
犬が学習したその行動をやってくれるということです。
新しい行動は、犬にとってのモチベーター(やる気の元)を使うことで、
学習が速く進みます。
モチベーターはときに美味しいものであったり、楽しいおもちゃであったり、
あるいは飼い主さんの優しいタッチであったりと犬によって違います。
しかし、ちゃんと教えてあったとしても、実際犬がやってくれるかどうかは犬次第。
犬がやりたい気持にさせてあげることが大事です。
最後はそれを習慣にすることで、犬は大きなストレスを感じることなく、
飼主に言われた行動をとりやすくなります。
しかし、時としてまだ習慣になっていない場合や、もっと他にやりたいことが
ある場合などは、なかなか飼い主の言葉通りに動いてくれないこともあります。
そんな時は繰り返しの練習あるのみ。
やってくれないからとそのままにしておくと、
犬は「やらなくても別にいいんだ。」と学習していきます。
大勢に影響のないような些細な行動であっても、
やってもやらなくてもいいということを学習してしまうと、
他の行動も、本当に大事な場面でやってくれないことにもなりかねません。
このお嬢さん、ハウスにも進んで入ってくれるし、
ハウスの中で吠える習慣もなくなったのですが、
今日は「もう少し遊びたい。」とちょっと入るのを躊躇して見せました。
でも、「まっ、いっか。」にしないところが大事。
愛犬の安全性を確保するためにも、きちんと伝えてあげましょう。
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