ドッグトレーニング:呼び戻し
パピーレッスンからドッグトレーニングを始めると、必ず「呼び戻し」の練習をします。
「呼び戻し」とはその名の通り、愛犬に「名前を呼ばれたら戻って来るように」というルールを教えることです。
普段のお散歩では大概リードが付いているので、名前を呼んでも振り向かなかったり、
あるいは「オイデ」と呼んだとき来ようとしなくても、リードを引っ張れば手元に引き寄せることは可能です。
しかし、それは犬が選択したわけではなく、人間が力で戻しただけです。
万が一リードが離れてしまった場合や、ドッグランなどで自由にしている場ときは効果はありません。
家の中で名前を呼んだとき、愛犬はすぐに来てくれるでしょうか。
この時点で、知らん顔をするようであれば、まず家の中でも呼ばれたらすぐ来る練習をしてみましょう。
家の中で出来るようになったら、家の玄関の外だったり、ディストラクションが少ない散歩コースで名前を呼んでみましょう。
顔をすぐ上げてくれたり、リードが張っていなくても、後ろに下がったときにすぐ付いてきてくれればOK。
その後、犬たちが集まる公園に出向いたり、あるいはドッグランなど刺激の強い場所の傍で同じことをやってみます。
どんな時でも戻ってきてくれるようになって初めてドッグランなどリードが無い状況でフリーにしてみましょう。
「呼び戻し」のルールをきちんと教えてあげていない状況でリードが付いていなければ、犬は戻って来るよりもっと楽しい誘惑に負けてしまうことでしょう。
一度や二度呼んで戻ってきたとしても、愛犬が「呼び戻し」を理解したと早とちりしないこと。
どんな場面であっても、すぐに戻ってきて欲しいと伝え、理解してもらうことが大事ですね。
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