犬の特性をわかったうえでのトレーニング
今日のプライベートレッスン。
午前中は若いボーダー・コリーの女の子。
動態視力がいい上に、動くものを追いかけようとする反応も早い犬種。
ボーッとしていると、犬の動きについて行けず、
いつも犬の後を追いかける羽目になってしまいます。
難しいことが必要なわけではありません。
呼んだら戻る。
声をかければ指示のキューが聞ける習慣をつけてあげるだけ。
これが実は非常に難しいというのが事実です。
気になるもの(ディストラクション)が無ければ、
飼主の声が届くのに、外に出ると聞こえなくなる。
そのためには、外での練習も欠かせませんね。
午後のレッスンは典型的なセント・ハウンド犬ビーグル。
セント・ハウンドは嗅覚を使いながら、地面を這うように匂いを追いかけていきます。
当然のことながら、鼻は地面に近い状態が彼らにとっては自然の姿です。
匂いを嗅ぎながら歩いていることが悪いわけではありませんが、
もし、何かいいものを見つけたら、瞬時に口に入れて呑み込んでしまうタイプだとすると
自由に匂い嗅ぎを許してしまうのも心配です。
出来れば、歩いているとき、隣に飼い主さんが隣にいることを
気にしてくれる子に育ってくれるといいですね。
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