追いかけたい気持ちはどうすればいい。
犬の動体視力が良いことは周知のことです。
動くものを追いかけようとすることも知られています。
そんな習性を利用して、遊びに誘ったりすることもあるわけですから
逆に動くものに興味が全くない犬というのも、犬と何か一緒に楽しみたい人にとっては
どう誘ってよいか迷ってしまいますね。
さて、そんな犬たちの中でも、特に牧羊犬種や猟犬は追いかける本能が強く出ます。
追いかけて何をしたいのか。
それは、犬種による違いだけでなく、個体によっても変わりますが、
当然のことながら、追いかけたいからといって、なんでも追いかけていいわけではありません。
例えば、牧羊犬種のボーダー・コリーの中には車、バイク、自転車、走る人等々、
目の前を動くそれら対象物に反射的に跳びついたり、向かって行くDNAを強く持っている犬もいます。
子犬のころからその片鱗は見られますが、追いかけてもいいものを最初に教えることで、ある意味、ストレスを解消させると同時に、追いかけてはいけないものに反応させないトレーニングを施すことも大事なことです。
放置しておくと、大きな事件や事故になってしまうこともあるからです。
小さな芽を早めに摘むことで、気にならなくさせることが、その犬のストレス軽減にも役立ちます。
特に小さい子供などは、気づかないうちにターゲットになっていることもあります。
今日のレッスンでは、小さい子供とスケートボードという最強のディストラクションを前に、少し距離を取ったところで、そちらに向かって行かない方がいいことあると伝えました。
もちろん、一回で納得してくれるわけではありません。
ある意味反射的に動くので、何度も練習を繰り返すことで、行かないことを習慣にしていくことが大事ですね。
あきらめないで、コツコツ頑張りましょう。
もちろん、うまくいかないときはプロの手を借りることも必要ですね。
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