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2019年10月 9日 (水)

トイレ:犬にもこだわりがあります。

新しく子犬を迎えると、一番気になるのはトイレトレーニングではないでしょうか。

もちろん、初めからトイレのキューでトイレができるわけではないので、
まずはトイレの場所を教えていくことから始めます。
と言っても、相手はまだまだ赤ちゃん、
トイレに行きたくなれば、すぐその場でしゃがんでしまうもの。
失敗しても、決して叱ってはいけません。
少しずつ、トイレシーツなどのトイレスペースを教えていきます。

最初のころは、トイレスペースを寝床の横に設置しているおうちは結構多いものです。
それこそ、寝起きに失敗させない工夫としては大事なことです。
寝床とトイレの区別をさせるためにも、わかりやすく設置します。

しかし、だんだん大きくなってくると、それまで寝床とトイレスペースをまとめていたサークルを撤去することも考えるようになります。

もちろん、常時部屋の中にトイレスペースを置いておく家庭もあると思いますが、ある程度成長すると、一日のトイレの回数も減ってきて、散歩に行く前だったり、あるいは散歩中、ご飯の後だったりと、人間が予測できるようになるので、その都度トイレへの声掛けをすれば、一日中部屋の中にトイレを置いておく必要がなくなることもあります。

我が家の場合は狭いこともあり、基本的に成犬になってからは部屋にトイレを置いていません。
行きたくなるとサインを出してくれるので、その時トイレシーツを敷くようにしています。

さて、本題ですが、S君は今まで大きなサークルの中にクレート(寝床)とトイレスペースがありました。
しかし、だいぶ大きくなってきたので、そろそろクレートとトイレを分離したいと飼い主さんからのお話。

そこで、サークルはトイレスペースのみとして、クレートを別に置くようにしました。
そのとき、トイレのスペースを少し狭くしたら、S君なかなか入りません。

場所の認識は出来ているので、広さの問題だろうと、また元の大きさのトイレトレーを置いてみたとこと、見事にトイレを済ませてくれました。

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場所の認識というのは意外と重要で、犬にしてみれば、安全で落ち着く場所でトイレをしたいと思うのは当然のこと。

我が家では、見習いがチビのころ、部屋の二か所にトイレスペースを置いて、ゆくゆくは片方を撤去する予定にしていたのですが、私が撤去予定にしていたトイレスペースの方が気に入ったようで、どうしてもこちらの希望するトイレスペースは利用しようとしませんでした。

結局今でも、トイレを設置するときはそちらの場所ですが、基本的に屋上に行く扉の前なので常設はできず、必要な時だけ設置されるというわけです。

トイレの場所、使う人が気に入らないと使ってもらえないようですね。

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