« 犬の耳 | トップページ | WanByWan来春イベントのご案内 »

2019年10月11日 (金)

吠えを侮らない。

今から15年ほど前、先住犬のボーダー・コリーとドッグダンスをやっていたとき、一番気になったのは「吠え」でした。

「吠え」の理由は、興奮だったㇼ、ストレスだったりするのですが、
当時イギリスからワークショップやセミナーの講師として来日したフリースタイラーたちにとっても「吠え」は悩みの種だったようです。

イギリスでは当時からボーダー・コリーがドッグダンスのパートナーとして多くみられていますが、同時によく吠えるとも言われています。

最初は小さい吠えかもしれませんが、そのまま放置しておくと、だんだんエスカレートしていく可能性もあります。

ドッグダンスの競技会では、「吠え(Barking)」はペナルティです。

吠えている犬は、自分の吠え声でハンドラーのキューを聞き漏らす可能性もありますし、もしストレスから吠えているとすれば、おそらくストレスを感じている間は犬の吠えは収まらないでしょう。

さて、我が家の見習いくんは元々吠えやすい犬です。
周りの状況が変わった時によく吠えます。
車でドライブスルーに入って、スピーカーから人の声が聞こえるだけでびっくりして吠えたり、レッスンが終わって、帰るとわかったときだったり、刺激に対しての反応が過敏です。

同時に頭がいっぱいになってくると、ピーとかヒーとか鼻泣きがでることもあります。
これを放置しておくと、次は吠えに変わることもあります。

201910111

見習いとはオビを楽しんでいて、オビではほとんど出ない吠えが、ドッグダンスやラリオビになると出やすくなります。

おそらく、オビは課題と課題の間合いがあるので落ち着いて作業に向き合っていますが、ドッグダンスやラリオビは次から次へとキューが出されるので、未熟な彼の頭では処理が追い付かないからではないかと思っています。

焦らせず、落ち着いて作業に向かい合えるようにサポートしていかなくてはいけません。

吠えなくてもいいと学習できるように、少しずつ伝えていかれるといいのですが。

---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
88_31_24
にほんブログ村

|

« 犬の耳 | トップページ | WanByWan来春イベントのご案内 »

犬の行動学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 犬の耳 | トップページ | WanByWan来春イベントのご案内 »