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2019年10月 7日 (月)

自分の犬を守れるのは飼い主だけ

愛犬の経験値を上げるために、社会化のサポートをしてきても、
よその犬を大好きにならなければいけないことはありません。
犬がいる風景をあたりまえと感じて、平常心でいることが大事なのです。

しかし、中には愛犬に犬友達を作らせようと、
見知らぬ犬に許可も得ずに近寄っていったり、
犬が嫌がっているのに、無理やり引きずっていく人がいます。

人間だって、見知らぬ人が急に近づいてくれば緊張しますよね。
犬だって同じです。

もし自分の愛犬が、ちょっと犬が苦手で、慣れるまで時間がかかるタイプであれば、
強要することなく待ってあげることが必要です。

一方、自分の犬がどんな犬に対してもフレンドリーだからと
やたらに他の犬に近づけたがる人もいます。

しかし、これも相手があること。
相手の犬がどんな気持ちでいるか考えることなく、
遠慮なしに近寄って来られるのはとても困ります。

そういう人に限って、
「ウチは大丈夫ですから。」
とおっしゃいます。

何が大丈夫なのでしょう。

犬嫌いの犬に近づいて反撃されて怪我をしても気にしないということでしょうか。
そんなはずはありませんよね。

その犬が例えフレンドリーだったとしても、
相手の犬がウェルカムとは限らないのですから、
飼主への断りなしに、むやみに犬に近づけるのは
双方の犬にとって理不尽極まりない話です。

先日とある施設で犬を遊ばせていた時のこと、
和犬の飼い主さんが、自分の犬を我が家の見習いの方に近づけようとしました。

見習いは楽しく私と遊んでいるときに、
横から見知らぬ犬が入ってくるのをあまり好みません。
特に口には大好きなダミーを咥えています。

私は、「危ないですので、寄せないでください。」とお願いしたところ、
今度はリードが係留されているアシスタントの方に自分の犬を寄せようとしました。

リードが繋がっている犬は自由がききません。
もし逃げたくても、逃げることを選択できないのです。

幸い、もう一度お願いしたところ、ようやく立ち去ってくれましたが、
ことが起きてからではお互いが嫌な思いをする上に、
犬は大きなトラウマを持ってしまうかもしれません。

どうか、犬同士の友達を作ろうと思うのであれば、
相手の飼い主さんの了解を取ってから犬を近づけてください。

誰だって、自分の犬を守りたいと思う気持ちは同じでしょうから、
「ウチの犬は大丈夫」という根拠のない自信で、
他の犬に嫌な思いをさせるのはやめましょう。

もちろん、かわいい愛犬のためにも、犬のことをもっと知りましょう。

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