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2019年9月17日 (火)

ドッグトレーニング:弁別の大切さ

パピーレッスンでは、跳びつかないで座っただけでも褒めます。

跳びつきをやめただけで、「おりこう!オスワリできたね~。」と言いながらご褒美を上げ続けていると、犬は自分から、何も言われなくても座るようになります。

その後「フセ」を教えていくのですが、オスワリが強化された犬は、オスワリを頻繁にするようになります。
頑張った子犬を見て、飼い主は「オスワリ」でも「フセ」でも、どっちでもいいと思ってしまいます。
すると、犬は「オスワリ」でも「フセ」でも、どっちでもいいと学習してしまいます。

「オスワリ」でも「フセ」でも、じっとしていられるのであれば、日常生活上大差ないのですが、例えば、獣医師の診察を受けるとき、心拍数を調べたいときに座らせようとしても伏せてしまったり、体温を計ろうとしても立ってが出来ずオスワリをしてしまっては診察ができません。

最初からきちんと教えてあげる方が、あとあと犬を混乱させずに済むでしょう。

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