まっすぐ走るのは難しい
オビディエンスの競技課目やドッグダンスの遠隔作業には「前進させてオブジェクトを周る」というものがあります。
犬がハンドラーから離れて、目的の場所に走っていき、ターゲットとなる物を周って戻ってくるというものです。
オビディエンスにおいてはスピードも審査のポイントとなりますが、ドッグダンスのムーヴとしては、ハンドラーがルーティンの中にどう取り込むかによって変わってきます。
しかし、実際犬を走らせてみると、ターゲットに対してまっすぐ走って行かない犬が意外といます。
つまりターゲットに対して弧を描くようにカーブして向かい、ターゲットを大回りして戻ってくるというものです。
確かにターゲットにまっすぐ突っ込んでいけば、急回転が必要とされ、身体の使い方もかなり厳しくなるため、犬の立場から言えば、楽に周って来られるルートですが、それほどスピードが無い犬の場合は、そこまで大回りしなくても、と思ってしまいます。
実は我が家の見習いも、オビディエンスの「コーン周り」という作業で、何も制限しなければ左に膨らむようにしてコーンに向かって走り、大回りして戻ってきていましたが、少しずつタイトに周る練習を重ね、だいぶコーンにまっすぐ向かえるようになってきました。
ドッグダンスでオブジェクトを周ってくる練習をしているMさんは、帰りはまっすぐ帰ってくるのですが、往きがどうしても膨らんでしまいます。
オビディエンスと違い、厳密にまっすぐ走る必要はありませんが、あまり膨らんでしまうと、周囲が気になって、オブジェクトまで辿りつけないこともあるため、できるだけまっすぐオブジェクトに向かってもらう練習をしました。
左側を壁にすれば、問題なくまっすぐ走ってくれますが、オープンスペースだと膨らんでしまいます。
最初は短い距離から。
短ければ問題ないのですが、少しずつ距離を取ると、なぜか前方ではなく、斜め左方向に走り出してしまいます。
そこで、左にコーンを並べ、少しずつコーンを減らしていきます。
身体が覚えるまでには、もう少し時間がかかるかもしれませんね。
--------------------------------
◇ 9月開催予定の3Daysイベントのお申込み始まっています。
詳細・お申し込みはこちら↓から。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2019/05/post-16c194.html?fbclid=IwAR2twkdfbmqocH9VAKg47--L3YsVUTP0fvG0Sl7mC23BxNY29q0hxAaDfEo
---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村
| 固定リンク
「ドッグトレーニング」カテゴリの記事
- 愛犬とのコミュニケーションははわかりやすく(2024.10.08)
- 愛犬はなぜ「マテ」ないのか。(2024.10.07)
- しつけ相談会@港区立有栖川宮記念公園(2024.10.06)
- 「お手」「お変わり」はいらない?(2024.10.05)
- 呼び戻しは子犬のころに教えるのが簡単(2024.10.04)
コメント