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2019年7月30日 (火)

ロングリードの活用法

犬とのお出かけにリードは欠かせませんが、ちょっと走らせたくても、通常の散歩用リードでは短すぎて、人が常に引っ張られる状態になってしまいます。

そこでロングリードが有効になるのですが、ロングリードはその使い方によって長さも変わってきます。

例えば、ちょっとしたディスクの練習であれば、20メートルぐらいないと難しいですが、ボールを投げて持ってこさせるのであれば、10メートルリードで、ハンドラーも一緒に少し走るだけで15メートルぐらい動けるようになります。
ひも付きボールの引っ張りっこであれば、5メートルリードが取り回しやすいでしょう。

いずれにしても、リードが張ってから犬を呼び戻すのではなく、張る前に犬が戻ってくる状況を作ってあげないと、健康上危険が伴います。
ということは、当然呼び戻しが出来ることを前提とした犬との遊びでなければ、ハンドラーはずっとリードが張らないように犬を追いかけていなくてはならなくなってしまうでしょう。

つまり、戻って来ない犬はリードが張ればそれ以上行かれないので、そこから犬を手繰り寄せればいいと言った手抜きはNGということです。

「歩いて散歩をしているとき、犬がリードを引っ張りながら進もうとしたら止まって犬がそれ以上行かれないことを学習させ、引っ張りを少なくさせていきましょう。」というのが犬に優しい引っ張り防止トレーニングですが、走っている犬では話が違います。
急にテンションがかかれば、カラー(首輪)でなくても、犬への負担は大きくなるでしょう。

ましてや、テンションがかかるまで走っている犬が止まらないのであれば、そもそもその時点で走らせることに無理があります。
まずは呼び戻しのトレーニングをやりましょう。

さて、昨日のプライベートレッスンでは、飼い主さんと外で遊ぶ練習。
遊びに練習などいらないと思われるでしょうが、家の中では遊んでも、外の刺激の中では、飼い主さんとの遊びよりもっと興味を惹かれるものがあって遊んでくれないということがよくあります。

刺激の少ない場所で、5メートルリードを使ったボール投げと引っ張りっこ。

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201907301

Eさんが自分から飼い主さんの元に戻ってくるように仕向けるには、
飼主さんにも沢山動いていただきます。

楽しい引っ張りっこが出来たようです。

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