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2019年6月29日 (土)

犬との遊び

日々ストーカーのように飼い主の後ろをついて歩く子犬を見ていると、時には「トイレに行くくらい待っていてよ。」と思ってしまいます。
「これだけ私のことに集中してくれているのなら、どんなドッグスポーツ(競技)も問題なくできるはず。」と安心していると、子犬はもっと面白いものを沢山みつけて、いつの間にか飼い主はそっちのけになっていたりするものです。

そこで、子犬のころから一緒に遊ぶことを推奨しているのですが、遊び方が今一つうまく犬に伝わっていないことがあります。

おもちゃを咥えて持ってきて欲しいからと、無理やり犬の顔におもちゃを押し付けてみたり、手を動かすと手に絡んできて面白いと、いつの間にか手をおもちゃにして噛まれてしまったりと、なかなかうまく意思の疎通が取れないこともあります。

そんな時は、犬の習性を考えてみましょう。
犬種の違いや個体差はあるものの、ほとんどの犬は動くものに興味を示してくれます。
そこで、その先どう遊びにつなげていくかは飼い主さんの技量にかかっています。

「引っ張りっこ」や「持ってこい」、「探せ」など、犬との遊びは様々です。
追いかけっこもありです。
もちろん犬を追いかけるのではなく、犬に追いかけさせます。
ただし、犬を興奮させすぎてしまうと、歯を当ててきたりするので注意は必要です。

物を介在させたゲーム感覚の遊びは、他の悪戯から目をそらすためにも有効なので、是非愛犬とのコミュニケーションアップに使って欲しいものですが、楽しいからとやり過ぎてしまうと犬は飽きてしまいます。
適当なところで、「おしまい」と、飼い主側のペースで終了することで、次回また遊びたいという余韻を残すことができます。

犬種によっては、疲れて動けなくなるまで遊びをせがむ犬もいますが、中には飽きっぽい犬もいます。
人間側の独りよがりにならないよう、犬の様子を見ながら遊んであげると、犬もまたやりたいと思ってくれるようになります。

犬の自主性を尊重しながら、楽しい遊びを見つけてください。

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※天気が悪いときは、家の中で探し物ゲームも有効ですね。

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