ハズバンダリートレーニング
最近耳にするようになった「ハズバンダリートレーニング」ということば。
動物園や水族館など、野生動物だったり、大型の家畜、あるいは海獣などの健康管理において、出来るだけ生き物にストレスを与えずに診察や治療を行うためのトレーニングのことを言います。
犬は力で抑えようとすれば出来てしまうものですが、海洋動物だったり、牛や馬といった大型の家畜の場合、力づくで出来るものではありません。
そこで、檻の外からでも出来るように、動物が自分から檻に近寄ってこさせたり、イルカなどが、自分からプールサイドに上がってきて、診察の間じっとしていられるようなトレーニングが必要となります。
これは犬の場合でも同じです。
特に足を触れることが好きでない犬たちは意外と多いので、爪切りなどはなかなかやらせてくれなかったりします。
そこで、小さいころから爪切り(嫌なこと)と楽しいこと(おやつなど)を関連付けたㇼしながら、じっとしていてもらえるように、我が家ではトリーツを使って練習してきました。
今日も私が爪切りやハサミをもって床に座ると、呼ばなくてもとんでくる見習い。
当然、最後までスムースに足裏カットと爪切りをやらせてくれました。
もちろん、ご褒美も出ます。
昨日お話ししたMさんのレインコートも、最初はトリーツを使いながら着せてみました。
「嫌なこと」と感じさせる前に「いいこと」が目の前にあると犬のストレスも軽減することができるのではないでしょうか。
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