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2019年6月18日 (火)

ドッグランに入る前にすること。

昨日のプライベートレッスンはドッグランの利用についての実践編でした。

愛犬を自由に走らせてやりたいと思うのはどの飼い主も同じでしょう。
しかしながら、都会にあってはなかなかそのような場所を見つけることはできません。

そこで、「ドッグラン」の利用ということになるわけですが、
なんでもかんでも中にいれればいいというものでもありません。

第一に愛犬の状態を確認することが大事。
日常的に他の犬に対する反応がどうなのか。
ドッグランのある場所での愛犬の精神状態(興奮度)はどうなのか。

まずは、そんなところからチェックしていきました。

都内の比較的大きなドッグランのある公園自体がその子にとっては大興奮の要因でした。
日常的に利用していればそんなことにはなりませんが、初めての場所、初めての広い場所、初めて出会う多くの犬たちや人、自転車、などなど、彼女にとっては刺激満載でした。

そこで、まずは公園内をお散歩していただくことから始めました。

最初は周囲ばかりが気になって、同伴していた我が家の犬たちなどほとんど目に入らないくらいの状態でしたが、ドッグランの周辺を何周か回っていただくうちに、少しずつ落ち着いてハンドラー(飼い主さん)の声が耳に入るようになってきました。

それまでおよそ1時間。

その間、ドッグラン内の様子も確認しました。
どんな犬が入っているのか、犬たちの様子はどうなのか。

落ち着けたところでようやくドッグランの中に入ることに。

初めはリードを緩めた状態で入っていただきましたが、とてつもなくけたたましく吠えたてる小型犬がしつこくやってくるので、リードは外していただきました。
なぜなら、嫌だと感じてもリードが付いていれば逃げられず、応戦する可能性がゼロではないからです。

元来フレンドリーな性格の犬なので、多少びっくりしていましたが、応戦することもなく、周囲の様子を観察していました。

201906181

そこで、時折飼い主さんに呼び戻しをしていただき、戻ったことを褒めて、またリリースするということを何度か繰り返していただきました。
2
3度連呼することはありましたが、戻りは100%。上出来です。

201906182
※写真の犬は大型犬の子犬で、これまたフレンドリーに人の後ろをついてきました。

初めてのドッグランは完全にアウェイですから、常連の犬たちにとっては興味津々。
そんな中でも、上手に立ち回りつつ、飼い主さんの声にも耳を傾けられていたので、何か起こる前の短い時間で引き上げることにしました。

201906193

老婆心のようですが、実際ドッグランに入る前に、何度か喧騒が勃発していたので、無理なストレスをかける前に、ニュートラルな思い出を持ち帰っていただくことにしました。

ドッグランの利用目的は人によってさまざまでしょう。
しかし、自分と愛犬だけが楽しく過ごせる場所ではなく、周囲の状況も把握し、配慮した利用が求められますね。

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