興奮している犬は学習できない
今日はドッグランでのディストラクションレッスンを予定していましたが、あいにくの雨のため、ご自宅内でのレッスンとなりました。
今日のディストラクションは見習いVincentです。
元来フレンドリーなJさんは、見習いとも面識があり、今日もスタート時から大歓迎。
見習いもまんざらではないので、見習いにとってもまじめにやらないと意味がありません。
そこで見習いとの距離をとってから、飼い主さんに集中する練習。
と言っても、気になるものが視野に入っていれば、気が散ってしまうのは当然です。
そんな中では難しいことをさせる必要はありません。
じっとしているだけで褒めます。
しかし、興奮しているときはクリッカーやトリーツさえ効果が無いこともあります。
刺激のレベルとご褒美のレベルも考えなければいけません。
なんとかさせようとするというより、飼い主さんも「待つ」ことから始めます。
そして飼い主さんと目が合ったら褒めていきます。
刺激が強すぎるときは見習いを視野外に連れていきます。
最初はバタバタしていたJさんも、だんだんこの環境に慣れて、飼い主さんのことばが耳に入るようになってきました。
この間、一切ネガティブな言葉はかけません。
見習いを見たり、気にすることが悪いのではないからです。
ディストラクションがあっても飼主さんに集中できるようになるまで練習は地道に続けていきましょう。
頑張ったJさん、最後は大好きな探し物ゲームでクールダウン。
Jさんの嗅覚はかなり性能が良いようです。
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