ドッグトレーニング:エラーは大事ですが、エラーを繰り返させないことも大事
犬に何かを教えるとき、必ず正解を出してくるわけではありません。
ハードルがあがってくると、正解ではなくエラーを出す可能性も出てきます。
例えば、「オスワリ」を教えるとしましょう。
トリーツ(おやつ)やおもちゃを使った誘導で腰を下ろす動作を教えていく段階では、誘導しているのでエラーはほとんど出ません。
しかし、オスワリという行動がある程度理解でき、「オスワリ」という言葉のキューとのリンク付けもできてきている犬にことばだけで「オスワリ」と言ってもできるときと出来ないときがあります。
それは周囲の環境だったり、ハンドラーの姿勢やハンドラーとの位置関係が影響しているからです。
そのとき出るエラーは、犬がまだ理解できていないというサインです。
そのサインを見落としていると、犬が理解できないうちに次の段階にレベルを上げてしまわないとも限りません。
エラーは犬のサインですが、エラーばかり出させていると、犬は混乱してしまいます。
エラーを見逃さないで、エラーが出たときはひとつレベルを落とすといった作業も必要です。
犬にマテを教えるときはハンドラーが後ろに立つというシチュエーションも忘れてはいけませんね。
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