ドッグトレーニング:犬の行動を決めつけない
パピーは成長と共に多くのことを吸収していきます。
いいことばかりでなく、困った行動を学習してしまう可能性もあるので、
飼い主としては、日々観察しながら、予防策を取ることが不可欠ですが、
成犬になってから家族に向かえた犬の場合も同様に
老婆心でも、犬の動きを予測して予防策を考えておく必要があります。
例えば、子供、自転車、ボールなどのおもちゃ、車やバイクなど音をだすものなどなど、
それらの動きに対して愛犬がどう反応するかは未知数と言ってもいいでしょう。
「小型犬だから危なくない」
「この犬は普段から大人しい」
そういった思い込みは多くの危険をはらんでいます。
昨日は成犬になって引き取られたNさんの外での状況を、
人や犬が多く集まる公園で確認してきました。
引き取られたあとの様子では、人間にも犬にもあまり興味を示さないので、
自分から飛びつくこともなく、特に問題はないというお話でした。
昨日はたまたま小学生中学年ぐらいの女の子たちが
イベントの帰りで通りかかったところNさんを見つけ、
「かわいい~、ボーダーコリーだ!」と言いながら団体で駆け寄ってきました。
この状況でNさんがどういう行動に出るかは未知数ですが、
万全を期してハンドラーの手元に寄せて、座らせました。
「触っていいですか?」のことばにオーナーさんは、
「ごめんね。いま訓練中だから。」と。
少しずつ新しい家族のもとで自分の居場所を作り始めているNさんにとっては頼もしい一言。
それを聞いて、残念そうに走り出した子供たちを一瞬追いかけそうになったNさん。
すぐに呼び戻して、戻ったことを褒めました。
犬の前で走ってはいけませんよ(笑)。
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