ドッグトレーニング:甘噛みは是か非か
先日外出から戻ると、犬たちはワサワサと大歓迎の動き。
とりあえず、カバンを置いてコートを脱いでから、
「いいわよ~。」の一言で、二頭の犬が飛びついて愛情表現。
こちらも撫でて歓迎に応えたあと、すぐ机に向かって仕事。
しばらくすると、見習い(ボーダー・コリー♂三歳)がそっと私の膝に頭を乗せてきました。
空いている手で頭を撫でたら、その手を舐めたり、口に入れたり、ハミハミしたり。
つまり、甘噛み。
ドッグトレーニングのご相談には「甘噛み」というのも時々あります。
「甘噛み」とはどの程度のことを言うのでしょうか。
子犬の場合、歯がとがっているので、おしゃぶりのように手に絡んでくる場合、流血することもあります。
力加減がわからず、強く噛んでしまうこともあるからです。
子犬時代、親兄弟と一緒の時間を過ごした犬たちは、その中できつく噛めば遊んでくれなくなることを学習しているので、人間に対しても同じなのかというちょっとしたチャレンジが含まれていることもあります。
そんなときは、「痛い!」という気持ちをきちんと伝えて、人間との遊びが終わってしまうことを子犬に教えていく必要があります。
早くに親兄弟と分かれてしまった場合、噛んだら相手がどう思うか全然わかっていない可能性もあるので、その場合もきちんと教えてあげなければいけません。
何も教わっていない子犬をそのままにしておけば、自分で加減することを学習することはできないからです。
強く噛んではいけないことを少しずつ教えながら、人間の手はおもちゃではないことも教えていきます。
個人的には、人の手は美味しいものをくれたり、優しく撫でてくれるいいものと教えてあげれば、犬は本気で噛もうとは思わないし、優しい手に甘えてくることはなんの問題もないと考えています。
もちろん、おやつをあげようとしたとき、勢いで手に歯が当たることもあります。
そんな時も、「痛い」ということと、「そっとね。」ということを繰り返し教えてあげれば犬たちは必ず理解できます。
一方、そもそも人の手に歯を当てるなどもってのほかだから、絶対に甘噛みを許してはいけないというトレーナーもいます。
考え方はそれぞれでしょう。
要は愛犬との信頼関係の築き方とも言えるでしょう。
怖い手からは逃げようとするし、限界を超えれば、窮鼠ネコを噛むという行動にも出る可能性は十分にあります。
ということで、加減を知っている犬の甘噛みは私は大いに歓迎しています。
「寂しかったよ~」や「かまって~」という気持ちの現われだと思うからです。
愛犬との信頼関係築けてますか?
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