ドッグトレーニング:犬が理解しているレベルを把握しよう
環境が変わると、普段できていることができなくなるということは何度も書いています。
犬にとって周りの景色(刺激)はとても重要です。
家の中と外の違いだけでも大きな刺激ですし、ハンドラーの動きが少し変わっただけでも戸惑ってしまうことは沢山あります。
例えば「オスワリ」ひとつとっても、愛犬と向き合って座らせることばかり続けていれば、信号待ちで愛犬と並んでいるときに座らせようとしても座ってくれなかったり、あるいは飼い主の前に回り込んで、顔を見ながら座ったりということはよくある話です。
「オスワリ」を言う場所をいろいろ変えて練習することも大切ですが、飼い主(指示を出す人)の位置もいろいろ変えてみると、犬は何かとの関連で座るのではなく、単独で腰を下ろすという行動が座ることだと理解していくことができます。
試しに、ソファに寝っ転がって、ちょっと離れたところにいる愛犬に「オスワリ」と口だけで言ってみてください。
その場ですぐに座れる子は、「オスワリ」自体の意味を理解していますが、飼い主のそばまで歩いてきて、目の前に来てから座る子は、「腰を下ろすことがオスワリである」という基本がまだわかっていない可能性があります。
「オスワリ」に限らず、「フセ」であろうと、「スピン(お回り)」であろうと、言われたとき、その場ですぐに出来るかどうかがポイントです。
わかっていないようであれば、様々なシチュエーションでの練習がまだまだ必要です。
いつもと違う状況で言ったとき、できないからと犬を叱るのはアンフェアですね。
愛犬のことよく観察してみましょう。
オスワリと言われたら、飼い主が後ろにいても座れるようにします。
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