ドッグトレーニング:出来る場所を増やしていく
先日のトレーニングデモでは、人通りが多い上に、いぬねこ里親会という状況の麻布十番で、見習いがわずかに出来ることを沢山褒めて、その場にいる抵抗力を少しずつ付ける練習をしました。
つまり、そんな環境でも、吠えることなく、私とアイコンタクトが取れたり、隣に座ったり伏せたりしていられることを褒めました。
これぐらいのことはいつもの運動場では出来て当たり前のことですが、麻布十番ではできなくて当然と私は判断しました。
一方動画は乗せていませんが、前半のデモではアシスタントが遠隔で姿勢変更を行ったり、ドッグダンスのトリックを披露したりと、周囲のことなど全く目に入らない様子で作業をこなしてくれました。
オビディエンスの競技会ではアシスタントより見習いの方が非常に精度の高い作業をこなしてくれるのに、全く正反対です。
しかしそれは変でもなんでもありません。
見習いは経験値が低く、環境刺激に弱いので、集中できなかっただけなのです。
日常の生活においても、家で出来ること、近所の公園で出来ることを、いろいろな場所で出来るようにしていくためには、慣れた場所では多少の誘惑を前にしても、飼い主さんの声に聴く耳を持てるような練習も必要です。
大好きなボールを目の前にしても、飼い主さんに集中するJくん。
少々ハードルは高めでしたが、少しずつ自制心も身に着けていきましょう。
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