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2019年1月23日 (水)

繋いである犬は放っておいて欲しい

先日朝の散歩の途中でパン屋に寄ろうとしたところ、ちょうど買い物帰りの若いレディたちが、我が家の犬たちを見て、「写真撮ってもいいですか~?」と声をかけてきました。
写真ぐらいなら全然かまいません。

「触ってもいいですか?」との質問には、「白黒の方だけでお願いします。」と伝えました。

こうして飼い主に確認してくれる人は良心的で助かりますが、そういう人ばかりではありません。
基本的には、買い物などの所用で施設内に入るとき、愛犬を外に繋いでおくのは賛成できません。
その理由は大きく分けてふたつ。


ひとつ目は、いくら安全と思っている愛犬であっても、近寄る人間の態度によってはどのように豹変するかはわからないからです。

ふたつ目の理由は、考えたくはありませんが、純血種に見える犬を故意に持ち去る悪質な犯罪も起きているという事実です。


しかし、散歩の途中で買い忘れたものをちょっと買いたいと思うのが主婦で、私も前述のように朝食のパンやバナナを買いに立ち寄ります。
ただし、店のウィンドウから係留中の犬が見えることが条件。
何かあれば、すぐ飛び出します。
停座をさせていたのに、立ってしまっただけでも、再度停座をさせに行くこともあります。


係留中のひとつめのリスクは意外と高いものです。
「かわいい。」と撫でられるだけならまだしも、小さい子供に抱きつかれたり、あるいは通りがかりの犬に吠えかかられたりと、係留されている犬には多くのストレスがかかる可能性があります。
ウチの子は大丈夫と安心せず、愛犬のためには、長時間の係留は避けたいものです。


実際、我が家の初代犬ハスキーは、通りがかりのゴールデン・レトリーバーに吠えかかられて反撃しようとしたので、私が慌てて間に入り、自分が噛まれたという経緯があります。
公園の売店で飲み物を買おうと並んでいただけだったのですが、愛犬に嫌な思いをさせてしまい、連れて並べば良かったと後悔しています。


ふたつ目のリスクがもし起きてしまったらと、想像するだけでも恐ろしくなりますが、皆無ではないことを頭のどこかにおいておく必要があるでしょう。


どちらにしても、街中にいる犬にいちいち干渉しない社会になって欲しいと思います。

飼い主とゆったり散歩している犬。
公園で頑張って社会化している犬。
カフェで飼い主の足元に寝そべっている犬。
店の前で飼い主を待つ犬。

そんな犬たちをそっと見守れる社会になって欲しいと思います。


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