ドッグトレーニング:一貫性は大事
犬に何かを教えるとき、「昨日はいいと言ったけど、今日はダメだよ。」と言ったことは通用しません。
一度でも許されれば、チャレンジャーな犬たちは、またいいと言ってもらえるかもしれないと何度も人間を試してくるからです。
別にずる賢いとか、悪意があるわけではありません。
単に、この前は怒られなかったから、今度も怒られないかもしれないと思っているだけです。
ですから、人間が常に一貫性を持った態度で接することが犬にとってはわかりやすいと言えるでしょう。
特に若い犬で、新しい家のルールなどを教えていく過程でこの一貫性はとても重要です。
散歩でいつも犬に引きずられていれば、なかなか引っ張り癖は治りませんし、「おいで」と呼んでも来ないことを放置しておけば、呼び戻しが100パーセントになることは絶対ないと言っても過言ではありません。
「一貫性を持って」と言うのはなかなか難しいものですが、時間が無くて愛犬と向き合えない場合は、何も要求を出さない方がいいかもしれません。
愛犬と向き合う時間は特に長くなくても、一貫性を持って伝えていけば、意外と早くこちらの気持ちが伝わるものです。
ダメなものはダメだとはっきり伝えることも大事ですね。
この方、パピーのころから飛びつかないことを褒め続けたので、「アップ」と言われない限り、自分から私に飛びつくことはありません。
ただ、優しい方に美味しいものを見せられると、そっと立ち上がるかもしれません。
そんな時は「オフ」と言えばあきらめます。
私以外の人の場合は、許してくれるかもしれないと彼なりにチャレンジします。
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