愛犬のためなら、愛想の悪い人になることを躊躇しないでください。
よその犬に対して過剰反応する犬は少なくありません。
愛想が良すぎても、悪すぎても同様です。
個人的には、人に対しては愛想がよくても、犬に対しては知らん顔してくれる犬であってほしいと思いますが、なかなかそううまくはいきません。
先代のボーダーコリーたちは、全く気にしない犬と、そこそこ愛想がいい犬と、ビビりで他の犬に寄られると緊張する犬がいました。
三犬三様なので、他犬との挨拶はかなり緊張しました。
現アシスタントは、至って愛想がいい方なので、吠えられなければ挨拶に行きますが、見習いの方は未去勢の雄なので、相手が雄の場合豹変する可能性があります。
見知った犬であれば、雄であろうと問題なく同じ時間を共有できますが、道端で初対面の犬はかなり難しいので、基本的には散歩中他の犬のそばには寄りません。
すれ違いなどのときは、「ヒールよ」とか「Leave it」と声をかけて、勝手に相手の方に行かないようにと伝えます。
声をかけるタイミングは見習いがちゃんとこちらの話が聴ける状況でないと意味がありません。
※このときは耳がこちらに向いているので、人の話は聴ける状況です。
しかし、相手の犬が伏せて待っていたり、相手の飼い主さんがわざわざこちらの方向に向かってくる場合は、見習いも早くからロックオンする可能性があるので、さっさと迂回せざるを得ません。
相手の犬が雌かどうか尋ねるわけにもいかないからです。
※見習いは雌犬に対しては寛大です。
そこで、挨拶したそうにしている犬や飼い主さんを無視して方向を変えたりするわけですが、はっきり言って愛想の悪いおばさん以外の何者でもありません。
例えば、見習いが遠くにいる犬に対してすでに吠えかかっている状況であれば、おそらく相手の飼い主さんも危ないから近づくのはやめようと思うでしょうが、普通に歩いていて、ある程度距離が縮まったところで、私より早く相手の犬が雄かどうかを確認して次の行動に出るので、なかなか先が読めません。
「君子危うきに近寄らず」ではないですが、50パーセントの確立にかけるより、平和に散歩を続けたいと思うので、周囲は気にせずやり過ごします。
時には待っていてくれる犬に挨拶をさせてあげたいとは思うのですが、見習い同伴のときはあきらめます。
もし愛犬が誰にでも愛想がいいわけでは無かったら、相手を気遣って無理に挨拶をさせる必要はありません。
怖くて吠えたり、唸ったりする場合もあるでしょう。
愛犬の出すサインを見逃さないで、その場を立ち去ることで、愛犬の平和が保たれるのであれば、愛想の悪い人でいることも必要だと思います。
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