トイレ話つながりで。
昨日はトイレシーツの話でしたが、今日はトイレトレーニングに絡んだお話し。
トイレトレーニングについてはあちこちで書いていますが、基本は犬にトイレスペースを教えてあげればいいことです。
トイレの失敗(人間にとって)は、犬がトイレの場所を認識していないか、トイレが遠くて間に合わないか、あるいはトイレのスペースが落ち着かなくてそこで済ませたくないかといった理由があげられます。
そこで、トイレトレーニングが済むまでは、ハウスとトイレの行き来以外はさせないようにとアドバイスをされた飼い主さんがいらっしゃいました。
確かに、ハウスとトイレ以外しか自由に動けるスペースが無ければ、ほぼトイレの失敗は起こらないでしょう。
しかし、生後4か月から5か月の元気いっぱいの子犬の移動スペースを限定してしまえば、当然余分なパワーが余ってしまい、ハウスから出てトイレを済ませても、すぐハウスに戻ろうとはしません。
飼い主さんの手をすり抜けてしまえば、部屋中を走り回りまわったり、人間に飛びついたりと、有り余るパワーがさく裂してしまいます。
さらに、トイレトレーニングが完璧になるまでは、散歩にも行かないようにとアドバイスされてしまったので、生後7か月を過ぎて外に出たときは、周囲の刺激に気を取られ、まったく飼い主さんの声が聞こえない状態に。
トイレトレーニングは大事です。
失敗させない環境設定も必要です。
しかし、それだけに特化してしまえば、子犬にとってその先十数年生きていく人間社会に馴染む機会を逸してしまうことにもなりかねません。
子犬の成長に合わせて、臨機応変に対応しながら、学習する機会を与えてあげることが大事ですね。
生後2か月半の見習い。
自力で外は歩かせられないので、カート散歩。
身を乗り出しながら、周囲を見る見習いは真剣。
自転車に乗る人、ジョギングをする人、スケートボードに乗る人、よその犬などなど、多くのものを目にしていました。
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