ドッグダンス:犬から見える景色
ドッグダンスで重要なのはヒールポジションです。
ヒールポジションとは、服従訓練などで言うところの脚側位置ですが、犬の大きさによってある程度見た目の位置は変わります。
どこを基準にするかと言えば、わかりやすいのは、犬の前肢(肩)をハンドラーの左足にそろえるというもの。
これは立止の状態の話で、脚側停座時ではありません。
なぜなら、停座に関して言えば、基軸前肢にするか後肢にするかで、立っているときと座っているときではハンドラーとの位置関係が変わってしまうからです。
中型犬以上であれば、ハンドラーからの足と犬の肩が当たるか当たらないかぐらいの距離感でヒールポジションが位置できれば美しいのですが、小型犬の場合、ハンドラーの靴が上下するときに当たることもあり、あまり近くに寄ってくれない場合があります。
しかし前後の位置関係は先ほどの中・大型犬同様、犬の肩と左足が並ぶくらいで維持したいもの。
ところが、小型犬は中・大型犬と異なり、頭の位置が非常に低いので、ハンドラーの顔を見上げようとすれば、どうしても思い切り首を回しながら上を見なくてはいけなくなってしまいます。
ハンドラーの真横にいれば、その動きは身体的に非常に難しいと言ってもいいでしょう。
今日久しぶりにレッスンに参加してくれたSさん、ハンドラーの誘導の手の位置が見やすい場所にいようとするために、ヒールポジションがまだ安定しません。
ハンドラーもSさんがいい位置に来られるように、手の位置を調整することが大事です。
ターゲットとして見るハンドラーの誘導の手やハンドラーの顔の位置が見やすいように誘導することはヒールポジションの大事なポイントです。
身体的に負荷をかけすぎず、少しずつ体を慣らしてあげることがポイントです。
美しいヒールポジションを目指して、少しずつ練習を繰り返していきましょう。
Mさんは美しいヒールポジションの見本ですね。
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