トレーニングはいつ始めたらいいのか。
子犬を迎えて、いろいろ予想もつかなかったことに悩まされるようになると、おそらく飼い主さんはドッグトレーナーやしつけ教室をさがすでしょう。
プロに聞くのが手っ取り早いというのは当然です。
トイレトレーニングだったり、ハウストレーニングだったりと、子犬の勉強は新しい家族と住み始めたときから始まるものです。
散歩に出られるようになれば、散歩の仕方も学ばなければいけません。
人間の子供と同じで、子犬も日々学習しながら成長していくものですから、誰も何も教えてあげなければ、ただの獣(けもの)になってしまうでしょう。
つまり、トレーニングは早ければ早いほどいいに決まっています。
ただ、トレーニングを早く始めたからと言って、学んだことがすぐ身に付くわけではありません。
なにしろまだ赤ちゃんなのですから。
日々繰り返し教えていくことで、少しずつ身についていくからです。
教える側には常に忍耐と根気が必要です。
しかし、体を鍛えるようなトレーニングは小さいころからやり過ぎると、成長を妨げないとも限りません。
筋肉がつきすぎると、骨の成長を妨げる可能性もあるでしょう。
特に成長がゆっくりな中・大型犬の場合、負荷をかけすぎると関節に負担をかけてしまうこともあるでしょう。
基本的なドッグスポーツでは出場犬の最低年齢を決めています。
例えばFCIオビディエンスのクラス1であれば生後10か月以上、クラス3は生後15か月以上。
障害飛越が含まれないWCRL規定のラリーオビディエンスのレベル1で生後6か月、レベル2以上は12か月と決まっています。
またFCIのドッグダンス競技の規定でも参加犬は生後18か月以上です。
頭の成長と体の発育を考えた年齢設定と言ってもいいでしょう。
小さいころは自由運動をベースに、かつ人とのつながりを深めながら、柔軟性をあげ、犬の可能性を延ばし、考える犬を育てていく時期ですね。
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