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2018年11月15日 (木)

ドッグトレーニング:トリック(一芸)ではありません。

我が家の犬たちはとりあえず「服従訓練(JKCのCDやFCIのオビディエンス)」をやっているので、一通りの作業課目はできるようになっています。

競技の課目は日常生活で必須の作業(オスワリやマテなど)もありますし、自由選択課目の中には単なる一芸のようなものもありますが、覚えておくと便利な作業の中に「持来」があります。

「持来」には、投げたダンベル形状のものを持ってくる場合と、置いてあるものを持ってくる場合があります。

いずれにしても、犬は対象物を咥えてハンドラー(飼い主)の元に戻ってくるのですが、これは教えておくと大変便利です。

「持来」の教え方などは以前も書いていますので今回は割愛しますが、「持来」を教えてあると何か落とした時もすぐに拾ってくれます。

もちろん自分で拾えばいいのですが、手がふさがっているときは助かりますし、何も言わずに拾ってくれる犬に「ありがとう」と声をかけ、ご褒美をあげるだけでもコミュニケーションが取れていることを感じることができます。


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ボトルケースを落としたところ、すかさず拾いに来るアシスタント。
当然報酬がでることがわかっているので、頼まなくても自主的に走り寄ってきてくれます。


物品はおもちゃではないので、咥えたものをガジガジ噛まないことを教えておくことも大事です。

トレーニングは単なる競技課目を教えることではなく、愛犬とコミュニケーションを取りやすくするための人間側のお勉強かもしれませんね。

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