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2018年11月12日 (月)

トレーニング:精度をあげるためには

オビディエンスを含め、多くのドッグスポーツでは速さや俊敏さが求められます。
当然と言えば当然ですが、犬の動く速さは犬種や個体によっても違います。

我が家のアシスタントニコルは、ボーダーコリーではありますが、俊敏と言うにはほど遠く、どちらかと言うと、テケテケテケテケという擬態語が似合うタイプです。
(トコトコよりは速い)

一方見習いはビューンという感じで、訓練士会の50メートル走で一席を取るほど。
おそらくディスクやアジリティをさせたら彼の要求を満たすことができるのではないかと思っていますが、私は彼に敢えてオビディエンスを教えてきました。

オビディエンスでも俊敏性が重視されるので、彼の能力を最大限生かしてやれると思ったからでしたが、それは楽観的だったのかもしれません。

クラスIは「招呼」「持来」「障害飛越」などどちらかというとシンプルな課題なので、スピード命の見習いは一発で合格できましたが、クラスIの課題をさらに深堀するクラスIIはスピードだけでなく、頭を使うことが要求されます。

練習ではハンドラーの言うことが聴けるのに、本番になると、考えることより目の前のオブジェクトに気がいってしまい、「方向変換の持来」も「臭気選別」も「障害を伴う持来」も、「持来」しか頭になくなってしまう見習い。
精度を求めるには冷静であることが欠かせません。

最近の我々ペアの状況を見かねたいつもお世話になっているオビの先生から競技の後アドバイスをいただきました。

ドッグトレーニングには様々なアプローチの方法があります。
頭が固いとどんどんドツボにはまってしまうので、こういったアドバイスは大変参考になります。

頭を柔軟にしながら、見習いと相談しつつ作業を進めることが必要です。

今回の結果は当然不合格でしたが、参加頭数が少なかったので入賞。
実力が伴うと良かったのですが・・。

201811111


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